【2022年】私が絶対おすすめするウイスキーランキングベスト10(ウィスキー)

ウイスキー

フロム・ザ・バレル(箱無し) [ ウイスキー 日本 500ml ]

ウイスキーにはとてもたくさんの魅力があります。

しかし、バーボン、スコッチなど種類も多く、また銘柄もたくさんあります。

どれが自分に合うのか迷う場合もあるかと思います。

そこで、今回は私が絶対おすすめするウイスキーをランキング形式でご紹介します。

ぜひ参考にしていただければと思います。



第1位 「シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年」

シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年 700ml

「シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年」
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85件のカスタマーレビュー

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シングルモルトウイスキーの最高峰と言われているウイスキーの王道を堂々とすすむ逸品になります。

原木の選定や樽を作るところまで厳選したシェリー樽で12年熟成しています。

ミネラル豊富なスペイ川近くの泉の湧き水と大麦、イースト菌を原料に作っています。

芳醇なフルーティーの香りが特徴で、甘みと少しのスパイスが聞いた味わいです。

甘みは、例えるならばドライフルーツの甘みみたいです。

とても美味しくおすすめです。

特にハイボールでいただくとこのウイスキーのうまさを存分に味わえます。

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第2位 「ザ・グレンリベット 12年」

ザ・グレンリベット 12年 700ml シングルモルトスコッチウイスキー ギフト箱入り スコットランド

「ザ・グレンリベット 12年」
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79件のカスタマーレビュー

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スコッチ・シングルモルトの中でもど真ん中の銘柄と言っても過言ではないでしょう。

どこでも手に入り、どんな飲み方でも美味しく楽しめますので万人におすすめできます。

ストレートで味わいの深さを楽しむも良し、気軽にハイボールで飲むのもまた良しの素直なウイスキーです。

ウイスキーの中では比較的刺激の少ない穏やかな味と刺激です。

水が加わるとふんわりと甘いフレーバーが存在感を出してきます。

その癖のない味ゆえに、ウイスキーの味の基準とする人も多く、あっさりした口当たりなのでウイスキー初心者にもおすすめです。

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第3位 「サントリー ウイスキー 知多」

サントリー ウイスキー 知多 700ml

サントリー ウイスキー 知多
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レビュー69件のカスタマーレビュー

「サントリー ウイスキー 知多」の詳細まとめ記事はこちら

いつの間にか生産地の地名がその商品名になることが当たり前になってきました。

これも生産地偽装とか、食品偽装などの「食の安全性」を心配する風潮かもしれません。

逆を探れば生産地を堂々と名に冠することで絶対の自信を発することにつながります。

このウイスキーは愛知県知多半島にある「知多蒸留所」で生産されています。

その特徴は軽やかな飲み口で、和食にも合うようなお酒です。

おすすめはソーダ割り。

少し濃いめのハイボールを知多で作ってお飲みください。

「知多ハイ」。そういう愛称もできたら良いなと思います。

第4位 「バーボンウイスキー ワイルドターキー8年」

バーボンウイスキー ワイルドターキー8年 1000ml

バーボンウイスキー ワイルドターキー8年
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レビュー26件のカスタマーレビュー

「バーボンウイスキー ワイルドターキー8年」の詳細まとめ記事はこちら

このウイスキーには思い出をお持ちの方の思い出話をよく伺います。

まだ、輸入が自由化されていなかった頃、このウイスキーは1万円以上しました。

いわゆる高嶺の花です。

木箱に収められ、1本ずつにターキー(七面鳥)の羽が1本ボトルに寄り添うように入れられておりました。

それだけで「このお酒は高級なんだ、1万円しても飲む価値はある」なんて思ってしまって、お祝い事でも凝った趣向の時に出てくるお酒でした。

バーボンは水割りよりもオンザロックでお飲みいただきたい。

バーボンならではの香りが鼻をくすぐります。

その香りとともにガツンとくる喉を熱くする飲みごたえ。

飲んだ後にくる清涼感。

ワイルドです。

バーボンに馴染みたい方におすすめです。

第5位 「シングルモルト ウイスキー グレンフィディック12年」

シングルモルト ウイスキー グレンフィディック12年 700ml

「シングルモルト ウイスキー グレンフィディック12年」
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64件のカスタマーレビュー

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世界で一番飲まれているウイスキー、と言われる銘柄で多くの人々に愛される一品です。

シングルモルトは一般に癖が強いという印象を持たれがちですが、このウイスキーは独特の煙たさ、ピート香が控えめの爽やかな飲み口です。

味のバランスが非常に良いのが特徴で、ウイスキー特有の口に含んだ時のほんのりとした苦味、その後から現れる甘み、最後に残る酸味や残り香が高い水準でまとまっています。

本格的なウイスキーであり、こちらの味わい方に答えてくれるウイスキーでありながら比較的安価に入手できるのも魅力的です。

家でウイスキーを嗜みたいという方におすすめしたい銘柄です。

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第6位 「シングルモルト ウイスキー ラフロイグ クオーターカスク」

シングルモルト ウイスキー ラフロイグ クオーターカスク 700ml

シングルモルト ウイスキー ラフロイグ クオーターカスク
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レビュー53件のカスタマーレビュー

「シングルモルト ウイスキー ラフロイグ クオーターカスク」の詳細まとめ記事はこちら

クオーターカスクとは、文字通り1/4の大きさの樽という意味です。

お酒の熟成をこの1/4サイズの樽で行ったのがこのウイスキーということになります。

ポピュラーなラフロイグ(10年)はアルコール度数が45度なのに対し、こちらは48度。

少し高いですね。

実際に飲んでみるとラフロイグ独特の煙たさは10年に比べると控えめで、飲みやすい印象があります。

アルコール度数が高い割にはガツンと来るわけでもなく、ラフロイグのキャラクターはそのままに軽快な飲み口を感じることが出来ます。

香りの強いお酒をライトに楽しみたい方におすすめの銘柄です。

第7位 「フロム・ザ・バレル」

フロム・ザ・バレル 500ml

フロム・ザ・バレル
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レビュー203件のカスタマーレビュー

「フロム・ザ・バレル」の詳細まとめ記事はこちら

ニッカウイスキーがお好きな方には語らずにいられないお酒でしょう。

普通のブレンデッドウイスキーではなく、ブレンドした後でさらに樽で熟成させている「マリッジウイスキー」と称されるお酒です。

お酒は寝かせて美味くなるという神話どおりのウイスキーです。

ゆえにアルコール度数は高めですが、飲み口が優しいお酒です。

まずはストレートで口に少し含んでみてください。

お酒なのに甘みのある香りが広がります。

サクサク飲めてしまいますが、すぐに酔います。

秋の夜長に読書しながら静かに味わいたい、一時は売り切れになるほど人気があった、これこそおすすめしたいニッカウイスキーです。

第8位 「竹鶴ピュアモルト」

竹鶴ピュアモルト 700ml

「竹鶴ピュアモルト」
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91件のカスタマーレビュー

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日本を代表するウイスキーと言っても過言ではありません。

ISC (インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2016 の金賞など世界での評判も素晴らしいです。

ウイスキーの父と言われている竹鶴政孝を商品名に使っており、その名に恥じぬとても美味しいウイスキーになります。

香りが素晴らしいです。

また、モルトウイスキーなので飲みやすく、これからウイスキーに愛飲したいかたにおすすめです。

特に、ロックで飲むと深いコクと味わいを楽しむことができます。

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第9位 「サントリー シングルモルト ウイスキー 白州」

サントリー シングルモルト ウイスキー 白州 700ml

「サントリー シングルモルト ウイスキー 白州」
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46件のカスタマーレビュー

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このウイスキーは、シングルモルトで、良い意味で個性が強いです。

スモーキーフレーバーやフルーティーの爽やかな香りがします。

フルーティーな香りで有名なシングルモルト山崎とは一味違った香りを楽しめます。

ロックや水割りなどどんな飲み方をしても美味しいですが、ハイボールで飲むのがおすすめです。

このウイスキーの切れのある爽やかな味わいをフルに感じられます。

メーカーのホームページにも森香るハイボールの作り方が紹介されております。

1回頂くと病みつきになります。

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第10位 「シングルモルト 山崎12年」

シングルモルト 山崎12年 700ml

シングルモルト 山崎12年
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レビュー35件のカスタマーレビュー

「シングルモルト 山崎12年」の詳細まとめ記事はこちら

数あるウイスキーの中でも、一番クセがなく、そしてコクを感じるウイスキーだと思います。

上質な味わいとはこのことをいうのかというのを実感できるウイスキーです。

山崎蒸留所で作られたモルト原酒だけを使用しており、清らかな水で仕込まれ、樽の中で長期間熟成したとてもおいしいウイスキーで、ウイスキー初心者から長年愛飲している方まで幅広くおすすめです。

数多くの賞を受賞しており、海外でも絶賛されています。

香りも豊かで、ロックでナッツ類や乾燥フルーツを食しながら、飲むと美味であります。

飲み方はロックで飲むのがおすすめです。

度数は高いので、水割りでも美味しく飲めると思います。

香りも思いっきり楽しみたい方はぜひロックで。

ウイスキーなので甘いチョコレートなどは合いますが、生ハムやサラミなどと合わせてもおいしいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したウイスキーはいずれも自信をもっておすすめできる一品です。

ぜひお試しいただいて、ご自身に合ったウイスキーを見つけていただければと思います。

「シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年」の詳細

シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年 700ml

シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年
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レビュー51件のカスタマーレビュー

ウイスキーと言えばスコットランド。

淀みのない新鮮な空気の中、澄み切った水で作られるウイスキーの故郷。

その緑豊かな大自然は、まさにウイスキー作りの環境にぴったりです。

数ある名ブランドがここ、スコットランドからウイスキーを市場に送り出し続けていますが、その中で常にトップを走る、それがザ・マッカランです。

シングルモルトの醍醐味

ザ・マッカランは、大麦とスペイ川のそばにある清涼な湧き水を原料としています。

麦芽は専用に作られたものだけしか使用しないというこだわりです。

厳選されたシェリー樽を使い、12年間、丁寧に熟成させて出来上がるシングルモルトです。

シングルモルトとは、他の蒸留所のものとブレンドせずに仕上げるモルトウイスキーのことです。

作り手の長年の思いがストレートに口内に拡がる、貯蔵光景が脳裏に浮かぶ、といっても過言ではないでしょう。

環境、こだわり、思い、それが一つになり、最高のウイスキーはこうして生まれます。

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シングルモルトのロールスロイス

名門蒸留所が生み出すザ・マッカランは、「ウイスキーのロールスロイス」と呼ばれ、おそらく、ウイスキーをある程度たしなむ方なら誰もがご存知かと思います。

「高級感」「他を寄せ付けない風格や品格」といった意味でこの言葉が生まれたと推測できますが、飲んで頂ければ、「ロールスロイスじゃないな」ときっと思われることでしょう。

もちろん高級感も風格も品格もあります。

ですが、ロールスロイスのように乗り手(飲み手)を選ぶような、そんな個性的で奇抜な味、香りではありません。

色合いはしっかりと濃いですが(もちろん着色料は使用していません)、香りは控えめで気持ちを落ち着かせるようなフルーティーさがあり、味わいは優しく包むように滑らかです。

他の言い方をするのならば、ブランデーやワインといった味覚に近い、少しアルコールが苦手な方も楽しめる、女性でもたしなめる、そんな味です。

お手頃な価格で本物を飲みたい――そうお考えになるのなら、ザ・マッカランがおすすめです。

だから王道

もしウイスキーを始めよう、と思っている方がいるのなら、きっと多くのウイスキー通は、「マッカランから始めればいい」と答えるのではないでしょうか。

一番始めに主張の強いものを選べば、ウイスキーそのものを嫌悪してしまう恐れがあります。

確かな味、間違いのない味、ストレートでもロックでも水割りでも美味い、そんな万能さを持っているのはザ・マッカランだけです。

飲みやすい、でも決して軽くはないし安っぽくもない、これがザ・マッカランが王道と呼ばれるゆえんです。

ウイスキーグラスにザ・マッカランを注ぎます。

まずは色を見てください。

次に香りを楽しんでください。

そしてゆっくりと口に含んでみてください。

おそらく、この動作を何度も繰り返してしまうことと思います。

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家に常備しておきたい

ウイスキーはたくさんの種類があり、言い換えればたくさんの個性があります。

人それぞれ好みはあることでしょう。

ですが、メイン(好きなウイスキー銘柄)の他に、家に常備しておきたいと思うウイスキーは、という質問がもしあれば、マッカランは上位に来ると思います。

さらっと飲める、でもパンチがある、ぐっと酔える、でも翌日引きずらない、矛盾しているものを全て可能にしている、それがザ・マッカランです。

「シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年」の詳細まとめ

優雅な金色の色。

バニラ臭の中にほのかなジンジャー、そしてシェリーの確かな香り。

濃厚なドライフルーツとシェリーの奥の深い味わい。

まろやかな口当たりの後に来る、優しい甘さの中にもスパイスを感じられる後味。

まずはザ・マッカラン、そして一周回ってザ・マッカラン。

美味なものは、昔も今もそしてこれからも変わりません。

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「サントリー シングルモルト ウイスキー 白州」の詳細

ウイスキー、というと「ダンディーなおじさまがロックグラスを手に薄暗いバーで飲んでいる」というイメージがありませんか?

そんなイメージを覆すようなウイスキー。

それが、「サントリーシングルモルトウイスキー白州」です。

爽やかなグリーンの瓶からイメージできるように、森の香りのする瑞々しいウイスキーで、女性の方にもおすすめのウイスキーです。

サントリー シングルモルト ウイスキー 白州 700ml

サントリー シングルモルト ウイスキー 白州
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白州の故郷、山梨県北杜市

白州は山梨県北杜市の森の中にある工場で作られています。

標高700m、これはウイスキー工場としては世界でも稀な高さだそうです。

同じ敷地内にはかの有名な「南アルプスの天然水」の工場も併設されており、このことからも、「白州」は水と環境にこだわって作られていることがおわかりでしょう。

澄んだ空気、冷涼な気候とアルプスの森の力で磨かれた、おいしい水が「白州」の爽やかな味わいを出しているのです。

ウイスキー初心者にもおすすめの「白州」の魅力

「白州」はウイスキー初心者の方にもおすすめです。

少し前に、綾野剛さんがCMに出演したことで、「白州」は有名になりました。

他のウイスキーに比べて爽やかでまろやかな味わいが特徴です。

初めてウイスキーを飲む方にも受け入れやすい味です。

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「白州」のおすすめの飲み方

「白州」といえば、やはりハイボールで飲んでいただきたいです。

ここで、おいしい「白州」ハイボールの作り方を。

ポイントは2つ。

①グラスに氷をぎっしり詰めて、冷えたソーダで割ること。

②混ぜすぎると炭酸が抜けるのでほどほどに。

作り方①グラスにたっぷりの氷を入れます。

この時、あらかじめグラスを冷凍庫に入れて冷やしておくと一層おいしくなります。

②「白州」原液をグラスに注ぎマドラーでかき混ぜます。

ソーダで割った時に「白州」:ソーダ=1:3~4になるようにします。

③冷えたソーダ水を氷にあてないように注意しながら、静かにグラスに注ぎます。

④マドラーで混ぜます。

この時、炭酸が抜けないように、マドラーで縦に一回だけ混ぜます。

これで基本の「白州」ハイボールは出来上がり、なのですが、ここでもう一工夫。

ミントの葉を用意します。

葉を手のひらの上にのせて「パァン!」と一度叩きます。

香りを引き立たせることが目的なので葉を叩きすぎないよう少し手のひらをくの字型にするといいかもしれません。

その葉を「白州」ハイボールの上に静かに乗せて。

見た目にも爽やかな「白州」ハイボールの出来上がりです。

「白州」を飲むシチュエーションにこだわってみる

爽やかな緑が美しい「白州」。

せっかくこだわってハイボールを作ってみたのだから、飲むシチュエーションにもこだわってみませんか?

例えば一番お手軽なのは、自宅の窓辺で飲んでみる。

「白州」はいわゆるウイスキーが似合う薄暗いバーで飲むのは少しもったいない気がします。

おうちでハイボールを作って、日曜日の昼下がり、窓辺にテーブルと椅子を用意して、外の景色を愉しみながら、飲んでみませんか?

おつまみは、少しつまめるチーズがよく合うでしょう。

高いものでなくても、コンビニで調達できるもので十分に楽しめます。

シチュエーションが5月のよく晴れた日ならなおのこと。

新緑が目に優しく、「白州」のグリーンなイメージによく合います。

とても開放的で、優しい気持ちになれるのではないでしょうか。

お酒を楽しむときには場所も大切なおつまみなのです。

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「サントリー シングルモルト ウイスキー 白州」の詳細まとめ

いかがでしょうか。

ウイスキーはダンディーなおじさまだけのものといったイメージを覆せましたでしょうか?

もしできていたのであれば幸いです。

お酒全般に言えることですが、お酒そのものにこだわって知識があるのはそれはそれでいいと思うのです。

ですが、もし、敷居が高いとか、近寄りがたい、と思っているのであれば、お酒を楽しめるシチュエーションを自分で作り出すところから始めてみてはいかがでしょうか。

私も最初はそうでした。

今ではすっかり家にウイスキーの瓶を常備しています。

「白州」は飲みやすいので、ウイスキー初心者の方にもぜひおすすめです。

ウイスキーに挑戦したい方はぜひ手に取ってみてください。

「竹鶴ピュアモルト」の詳細

朝の連続ドラマで一躍注目されることになった、日本のウイスキー。

日本ウイスキーの父と呼ばれ、ドラマの主人公だった竹鶴”マッサン”政孝氏の名前を冠した「竹鶴ピュアモルト」は飲みやすく豊かな味わいが特徴のジャパニーズウイスキーです。

数々の賞にも輝き、いまなお愛され続けている「竹鶴ピュアモルトウイスキー」について紹介します。

竹鶴ピュアモルト 700ml

竹鶴ピュアモルト
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レビュー87件のカスタマーレビュー

ニッカの上質なモルトをブレンドした「竹鶴ピュアモルト」

「竹鶴ピュアモルト」はモルトウイスキーでありながらブレンドウイスキーのような柔らかさを持ったものにしたいという思いから作られました。

インターナショナル・スピリッツ・チャレンジやワールドウイスキーアワードなどの世界的品評会でも軒並み賞を獲得し、竹鶴政孝氏の「多くの人にウイスキーの素晴らしさを知って欲しい」という思いが広がり続けています。

上質なモルトウイスキーだけをブレンドし、香り高くソフトでなめらかな口当たりのウイスキーに仕上がっています。

シェリー樽モルトとリメード樽モルトのブレンドが織り成す、やわらかくて甘い香りと果実のような甘酸っぱさが後を引きます。

まろやかで上質な味わいはシルクを思わせ、きらきらしたフレッシュさや軽やかさのあるフルーティーなおいしさが広がります。

確かなブレンド技術によって個性が活かされる

ピュアモルトウイスキーはそれぞれに強い個性があるので、モルトウイスキーだけをブレンドするというのは難しく、非常に高い技術と洗練されたセンスを必要とします。

初代マスターブレンダーの竹鶴政孝より代々受け継がれてきたウイスキーへの情熱と確かな技術によって「竹鶴」の香り・味わいは作られています。

そんなピュアモルトウイスキーの個性を活かすべく製品ラインナップは年数別になっており、飲みやすいノンエイジ、味わい深い17年、濃厚な21年、繊細で複雑な25年などがあります。

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蒸留所によって違うウイスキーの個性

ニッカウヰスキーの創業者で初代マスターブレンダーの竹鶴政孝氏は24歳で日本を飛び出し、スコットランドでウイスキー作りを学んだのち帰国して、北海道余市に蒸留所を設立しました。

それから50年後、「余市とは違うモルトウイスキーを作りたい」という思いのもと宮城峡蒸留所が設立され、この二つの蒸留所では異なるシステムの蒸留がおこなわれています。

余市でおこなわれている蒸留は、コクのある重厚な力強いモルトを生み出すために蒸留機の冷却器へつながるアーム部分が下向きに設計され、スコットランドで学んだ技術「石炭直火蒸留」でゆっくりと蒸留します。

現代において作業効率が良いとはいえないのですが、余市モルトを生み出すためには欠かせない技術です。

宮城峡蒸留所ではアーム部分が上向きに設計された蒸留機を使い、ソフトでなめらかなモルトを生み出しています。

さらに華やかさを持たせるために、余市の「石炭直火蒸留」よりも低温でおこなう「蒸気間接蒸留」で、釜の内部を走るパイプにスチームを通しています。

異なる方法で生み出されたモルト同士は常に新しい味わいを発見するべく、これもまた「樽職人」によって個性の違う樽を使い、それぞれ適した樽のなかで熟成されてブレンド工程へ移ります。

「竹鶴ピュアモルト」の楽しみ方

一般的にモルトウイスキーは「香りの芸術」と呼ばれ、その芳醇で豊かな香りを楽しむためには冷やしすぎない方が良いといわれています。

チューリップ型で足のあるグラスを使うと香りを感じやすくなります。

水割りにしても違った味わいが楽しめますし、もちろん飲みやすくなります。

あまり水を多くするとバランスが良くないので1:1くらいがおすすめです。

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「竹鶴ピュアモルト」のまとめ

ニッカブランドの顔である「竹鶴ピュアモルト」は2016年伊勢志摩サミットで各国首脳陣に「21年」と「25年」が振舞われ、まさに日本を代表するウイスキーになりました。

飲みやすく味わい深い「竹鶴ピュアモルト」は価格的にも手を伸ばしやすく、ウイスキーが始めての人にもおすすめです。

ドラマやニュースを見て気になっているという人はぜひ一度味わってみてください。

「シングルモルト ウイスキー グレンフィディック12年」の詳細

スコッチの歴史はブレンデッドの歴史、とも言われ、ブレンド用にシングルモルトを作るのが当たり前だった中、世界で始めてシングルモルトウイスキーとして「発売」されたのがこの「グレンフィディック12年」です。

グレンフィディックとは「鹿の谷」という意味ですが、その谷で今も創業当事と同じ製法で作られ、世界で一番飲まれているシングルモルトウイスキーです。

シングルモルト ウイスキー グレンフィディック12年 700ml

シングルモルト ウイスキー グレンフィディック12年
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伝統製法と大自然の恵みがもたらすフレッシュな味わい

グレンフィディック蒸留所は1886年にスコットランドのハイランド地方にあるフィディック渓谷で設立されました。

創業者はウィリアム・グラント氏で、自分たち家族で作り上げた建物と中古で購入した設備を使って独自のモルトウイスキーを作ることにしました。

翌年のクリスマスに最初の一滴が生産されてから今日に至るまで、同型の設備が今も使われています。

その伝統的製法と、自然の恵みであるロビー・デューの軟らかな湧き水、厳選された麦芽を使って作られた原酒は、アメリカンオーク樽とスパニッシュオーク樽で12年かけて熟成されます。

洋ナシのようにフレッシュでフルーティな香りと時折感じるオークの香りが混ざり合い、クセのない後味と余韻をもたらします。

飲みやすくて初心者にぴったり

シングルモルトに限らず、ウイスキーというと「強いから飲めない」と飲まず嫌いになってしまっている人が少なくないと思います。

この「グレンフィディック12年」は世界中で愛され、最も飲まれているシングルモルト。

ということは、万人受けしやすい、入りやすくて続けやすい要素があるのです。

口当たりがなめらかで、のど越しもよくスムーズな飲み心地はクセが少なく上質です。

価格帯も手に取りやすい設定なので、シングルモルト初心者でも気軽に試せておすすめです。

ストレートやロックだけでなく水割りやハイボールなども十分楽しめるということで、オフィシャルページでもアレンジが掲載されています。

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伝統とこだわりの製法

100年以上も伝統の製法を守り、安定した生産を続けるためにグレンフィディック蒸留所は数々の工夫をこらしています。

麦芽の選定には「モルトスター」と呼ばれる専門家が携わり、基準を満たした大麦だけを使用しています。

また、製造過程で使われる水は地元のロビー・デューの湧き水のみで、なめらかでやさしい口当たりを生み出します。

発酵樽も昔ながらの松でできた樽を使用。

これにより風味が変わることなく保たれ、今も愛され続ける味わいを作り出しています。

有名な蒸留釜はウィリアム・グラント氏の時代と同じ、銅製で形も大きさも変えないままです。

釜は直火で加熱され、出来た蒸留液はさらにもう一度蒸留過程を経て、樽で熟成されます。

熟成の際グレンフィディック蒸留所では、「グレンフィディック」を作るための修行を終え、資格を取得した樽職人によって全ての樽を入念にチェックしています。

スペインのシェリー樽、アメリカのバーボン樽のなかでも基準を満たした樽だけを使い、すばらしいシェリー由来やバーボン由来の風味を原酒に移します。

さらに、オーク材によって黄金色に色づき、風味だけでなく視覚から豊かさを味わうことができます。

熟成が終わったあとも「後熟」といって風味を馴染ませるための工程があります。

ここでもオーク材を使いますが、グレンフィディックはオーク材で後熟工程をおこなうことで唯一無二の味わいを醸すシングルモルトとなっています。

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受賞歴

「グレンフィディック12年」をはじめとするグレンフィディック蒸留所のシングルモルトはIWSCやスコッチウイスキーマスターズなどのコンクールで金賞、最高金賞を受賞しており、蒸留所としても2009年にISCのディスティラリーオブザイヤーに輝いています。

それだけにとどまらず、グレンフィディックはイギリス国内において「グレンフィディック・フード・アンド・ドリンク・アワーズ」を主催し、イギリスの食文化発展に貢献しています。

「シングルモルト ウイスキー グレンフィディック12年」のまとめ

世界で初めて発売され、世界で一番飲まれているシングルモルト「グレンフィディック」。

伝統製法で今も作り続けられていますが、味わいに格式ばったところはなく、誰でも受け入れやすい飲みやすさと上質でクセのない後味に仕上がっています。

フレッシュでフルーティな香りは女性にも好まれやすく、入門編にぴったりのシングルモルトです。

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「ザ・グレンリベット 12年」の詳細

ザ・グレンリベット 12年 700ml シングルモルトスコッチウイスキー ギフト箱入り スコットランド

ザ・グレンリベット 12年
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レビュー68件のカスタマーレビュー

「グレンフィディック」と並んで愛されるシングルモルト・スコッチウイスキーであり「すべてのシングルモルトの原点」と評されるのが「ザ・グレンリベット」です。

ウイスキーなどの蒸留酒がブームになっている中、グレンリベット蒸留所の創業時から変わらぬ伝統製法で作られる味わいが人気を博し、Amazonのウイスキーカテゴリーで上位にランクインしています。

そんなグレンリベットのスタンダード「ザ・グレンリベット12年」について紹介していきます。

その名のとおりのなめらかな味わい

「グレンリベット」とはゲール語で「なめらかな谷」という意味で、スコットランドのスペイサイドにあるリベット川を指してつけられています。

スコットランド高地の厳しくも豊かな自然が作り出したウイスキーはその名のとおり、なめらかでクセのない味わいが特徴です。

口当たりはソフトでなめらか、フルーツやグリーンの香りとバニラ様の甘さが感じられ、後味もフワッとやわらかいです。

アルコールの強い刺激もなく、麦芽の乾燥にピート(泥炭)を使用していないためスモーキーさもありません。

そこの好みは分かれるかもしれませんが、クセのない飲みやすいウイスキーが好きな人、これからウイスキーを楽しみたいと思っている人の入門編として、おすすめです。

クセがなく飲みやすいことや、ハイボールでもおいしいことから、食中酒としても人気です。

ロックでも少し加水して飲んでもまろやかになります。

世界が認めるシングルモルト

「ザ・グレンリベット」は今でも世界中で飲み続けられており、クラシックでありながら定番にもなり得る上質さがあります。

国際的なコンクール、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションにおいて「ザ・グレンリベット」のそれぞれの年代が賞を受賞し、「ザ・グレンリベット12年」はゴールドメダル、シルバーメダルを獲得。

また、ビヴァレッジ・テイスティング・インスティテュード・アンド・エンスージアストでは90点台の得点になるなど、軒並み高評価を得ています。

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厳しい自然が生んだ、やさしい風味

スコットランドの高地は火山爆発によってできたもので、石灰岩や花崗岩などの岩盤構造になっています。

この岩盤と高地の厳しすぎる冬に積もった雪の解けた水が合わさり、ミネラルたっぷりの湧き水となって蒸留所近くの泉から採取されます。

雪は毎冬降ります。

とてつもなく降り積もる雪ですから、湧き水も枯れることはありません。

このミネラルを豊富に含んだ美しく美味しい水は、200年以上変わることなくグレンリベット蒸留所のウイスキー作りに使用されています。

創業時のままの単式蒸留

「ザ・グレンリベット」の製造には伝統的な製法が今も採用されていて、春蒔きの大麦を発酵させ、ピートを使わずに乾燥させた後、伝統の松でできた発酵樽で発酵させます。

蒸留にはグレンリベット独自のランタンヘッド型蒸留機が使われ、この形によって液体の比重が選別できます。

蒸留を終えたウイスキーは選び抜かれたヨーロッパとアメリカのオーク樽のなかで12年熟成されます。

まろやかな風味、バニラ様の香りやウイスキーの黄金色はこのオーク樽から移ったものです。

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王様も認めた上質な味わい

そしてこの厳しい気候風土が、実はウイスキーの生産に合っていると気付いたジョージ・スミスという人物がいました。

彼はグレンリベットに蒸留所を設立し、シングルモルトウイスキーを作り始めます。

グレンリベットは険しい山に囲まれ、人里はなれた土地になっているため「ザ・グレンリベット」がまだ密造酒だった時代にも役人達に見つかることなくウイスキーを作ることができました。

しかし、上質な味わいの美味いウイスキーがあると聞いて黙っていられる人はいません。

ついにグレンリベットのウイスキーはキング・ジョージ4世の知るところとなり、なんとスコットランドを「公式訪問」した際に所望されたのです。

ジョージ・スミスは優秀なビジネスマンでもあったので、この機を逃さず速やかに蒸留酒製造ライセンスを取得し、1824年正式に「グレンリベット蒸留所」がウイスキーの製造・販売をおこなえるようになったのです。

「ザ・グレンリベット 12年」のまとめ

伝統的製法によって変わらぬ美味しさを提供することは、飲む人に安心感や安定感を与えます。

その味わいが上質でクセの少ない飲みやすいものであったなら、200年たった今も世界中で飲まれ続けていることに納得できますね。

「ザ・グレンリベット12年」はウイスキー初心者の方も安心して入っていける実績と飲みやすさで、価格も手ごろですから一度試してみてはいかがでしょうか。

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「サントリー ウイスキー 知多」の詳細

サントリー ウイスキー 知多 700ml

サントリー ウイスキー 知多
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レビュー69件のカスタマーレビュー

2015年9月に誕生したばかりのサントリーグレーンウイスキー「知多」。

佐藤健さんのCMをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

「知多」でサントリーが新しくウイスキーブランドを発表したのは約11年ぶりで、風のように軽やかなウイスキーとのことですが、もともとはモルト原酒とブレンドするために作っていたものだそうです。

そんないきさつを交えながら、「知多」について紹介していきます。

控えめで軽やか、ハイボールがおすすめ

ウイスキーには大麦を使用した「モルトウイスキー」と大麦にトウモロコシなどの穀物を配合した「グレーン(穀物)ウイスキー」の2種類があります。

一般的にモルトウイスキーは「香りの芸術」、「ラウド(主張する)スピリッツ」といわれ、グレーンウイスキーは「没個性的」、「サイレント(沈黙する)スピリッツ」といわれています。

このサントリーウイスキー「知多」は後者のグレーンウイスキーで、愛知県知多半島にある知多蒸留所で作られています。

モルトと比べて、没個性的とは言いますが無味無臭のアルコール液などではありません。

控えめな中にもなめらかな甘さがあり、後味のキレは良いです。

ソフトで飲みやすく、人気のハイボールに適しているので若い人や女性にもおすすめです。

サントリーオフィシャルページでも「風香るハイボール」としてレシピが掲載されています。

スッキリとした、ほのかな甘さの軽やかな味わいに炭酸のシュワシュワッとしたのど越しが気持ちいい飲み心地です。

水割りも香りを感じられるのでおすすめです。

主張の少ないウイスキーなので、言い換えれば「料理の邪魔にならない」ウイスキーです。

無形文化財になった日本人の和食とも相性がよく、居酒屋や料亭だけでなく家庭料理と一緒に気軽な楽しみ方ができそうです。

知多蒸留所って?

「知多」を作っている知多蒸留所。

愛知県知多半島にある1972年創業のグレーンウイスキー専門蒸留所で、サントリーの子会社「サングレイン」として「響」や「角瓶」ブレンド用のグレーン原酒を生産していました。

グレーンウイスキーは連続蒸留機を使用して作るため「山崎蒸留所」や「白州蒸留所」のように見学体制もなく、いちウイスキー工場といった感じですが、実はこの知多蒸留所、世界でも珍しい「複数のグレーン原酒」を生産している蒸留所だったのです。

熟成樽もオーク材やワイン樽など使い分けをしています。

あの「響」や「角瓶」の香り高く豊かな味わいは、知多蒸留所で作られる「ライト」「ミディアム」「ヘビー」の3種類のグレーン原酒が支えていたのですね。

そんな実績があってか、2014年に「知多蒸留所グレーンウイスキー」として限定販売をおこなったところたいへん好評だったため、新ブランドとして「知多」が発売されました。

「知多」でブレンドされている原酒はもちろん、知多蒸留所で蒸留されたグレーンウイスキーのみで、10種類のグレーン原酒をブレンドしています。

ブレンドをおこなったのは「響」のブレンダーさんで、ラベルの文字も「響」と同じ書家の方ということで、なんだか「響」とのつながりを強く感じます。

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割って飲むのが大好きな日本人

ハイボールがブームになる前は、ウイスキーの飲み方といえば水割りでした。

割って飲むスタイル自体は海外でも見うけられますが、水のおいしい国だからか、蒸留酒は水で割って楽しむ文化の根付いているのが日本です。

味覚も繊細で細やかな部分まで感じ取ることができ、加水したときの味わいに面白みを見出す人も少なくありません。

また、大切なものは「とっておく」人が多く、ウイスキーも飲みきるまでに少しでも長く楽しむために水で割るという考えもあります。

そんな日本人のことを考えて作られたのか、ストレートよりも何か加えてアレンジして楽しむのが「知多」の魅力といえます。

「サントリー ウイスキー 知多」のまとめ

もともとブレンド用に作られていただけあって、ストレートよりもむしろハイボールなどのアレンジで本領発揮するタイプなのですね。

日本人は元来アレンジや真似っこが得意な人種ですから、自分好みの飲み方を編み出せる「知多」はある意味ジャパニーズウイスキーらしいともいえますね。

ハイボールブームもまだまだ続いていますから、楽しい食事の席で「知多」の出番が増えそうです。

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「シングルモルト 山崎12年」の詳細

シングルモルト 山崎12年 700ml

シングルモルト 山崎12年
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レビュー35件のカスタマーレビュー

ウイスキーをたしなまない人でも、「山崎」というブランドを一度は耳にしたことがあるでしょう。

ジャパニーズウイスキーの代表格、「山崎12年」。

華やかな香りと奥深い味わい、熟成から生まれる甘く華やかな香り。

「ウイスキーといえばサントリー」、そのサントリーが1984年に発表したシングルモルトウイスキーが、「山崎12年」です。

環境+技術=最高のウイスキー

「山崎12年」の豊潤な味を語る前に、「なぜ、こんなにも美味しいのか」について語らなければなりません。

サントリーの知識、技術、そして歴史を全て注ぎ込んだブランド「山崎」

大阪府三島郡の美しい竹林に囲まれた自然豊かな場所に、山崎蒸溜所はあります。

ウイスキー作りに適したまさに理想的な気候・風土と名水、山崎蒸溜所は、日本最古のモルトウイスキー蒸溜所です。

最古――歴史が刻まれれば職人の腕、知識は上がります。

引き継がれた量が、味を向上させるのです。

適した環境と、歴史=技術、によって、「山崎12年」は生まれるのです。

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美味いウイスキーが作りたい、その思いが生んだ数々のこだわり

ウイスキーは蒸留釜のかたちによって味、風味が変わります。

そもそもウイスキーとは蒸留酒です。

樽で熟成させる前に、沸騰させ、水分とそれ以外を分離させるという行程(蒸留)を行なわなければなりません。

つまり、その蒸留釜が、美味いウイスキーを作る「キモ」といっても過言ではないのです。

言葉を換えるのなら、どんなにウイスキー作りに恵まれた環境でも、ここで手を抜けば、決して美味と呼べるそんなウイスキーはできないのです。

だから、サントリーはこだわりました。

蒸留釜の大きさ、高さ、ライン、液の入っていない部分の高さ、それを徹底的に分析し、品質の向上、並びに個性(唯一無二の美味しさ)になるよう、努めたのです。

美味いウイスキーが作りたい――ただその思いだけを胸に、何人もの職人たちが知恵、努力を惜しまず、その最高の味を引き継ぎ、そしてさらなる進歩を目指したのです。

そしてさらに樽にこだわる、最終的なテイストにもこだわる――妥協は一切なし

「山崎12年」は、山崎蒸溜所のみで作られる、いわば他蒸溜所の混じりけのないシングルモルトウイスキーです。

山崎蒸溜所の環境、してきたこと、全てが反映される、ということです。

ただ、一つの樽で熟成させたものが「山崎12年」ではないです。

ホワイトオーク、シェリー、ミズナラの3つの樽から厳選された原酒を用いて造られます。

複雑で厚みのある、でもすっきりとした味わいを生み出していくのです。

そしてそのこだわりの、いや、極めた原酒を、サントリーのブレンダーたちが巧みなバランスで組み合わせ(ヴァッティング)、味わいと香りを引き出します。

僅かな配分だけでウイスキーの印象は変わってしまいます。

だから繊細に、丁寧に――世界のサントリーが、手作業で、「ものづくり」を行なっていくのです。

余談ですが、山崎蒸溜所は見学が可能です。

全て見てもらいたい、見てもらえば山崎がなぜ美味しいのか、それが分かるはず、といった作り手の声が聞こえてきそうです。

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世界の山崎

もうここまで読んでいただいた方は、「山崎12年」をおすすめしている理由、美味しさが想像できていると思います。

山崎12年というジャパニーズブランドは、世界的に権威のある酒類コンペティション ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)にて、「noble(高貴な)」という賛辞とともに日本初の金賞を受賞しています。

その後も、何度も受賞し、その度に、「ジャパニーズブランド」の凄さ、誇りを伝え、そして、「山崎」の幾重にも押し寄せる複雑な香味を世界に知らせて、いや魅了していきました。

繊細で複雑、深みのある上品な味わい

ホワイトオーク樽熟成原酒由来の甘いバニラ香と熟した果実香が特長です。

シェリー樽原酒とジャパニーズオークのミズナラ樽原酒が潜んでいます。

琥珀色のボディ、熟した柿、桃、バニラの香り、奥行きのある甘味、厚みのある存在感のある味わい。

口当たりは、甘く、徐々にドライ(強さを感じさせる)、といったところでしょう。

フィニッシュは甘いバニラ、樽香。

心地よく長い余韻が待っています。

700ml・43度。

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「シングルモルト 山崎12年」のまとめ

サントリーの看板商品、こちらも世界に誇るブランド、「響12年」を終売しました。

理由は「山崎12年」の原酒を確保するためです。

我々が知っている情報はここまでですが、サントリーがなぜこのような決断をしたのか、それを想像することはできます。

「山崎12年」というブランドを絶対に守りたかったこと、そして、その味に、絶対の自信があり、「飲ませたい」「飲み続けてほしい」といった思いがあるからだと思います。

「山崎12年」を一度飲んでみてください。

その後に、「もう一杯飲んでみてください」とは言いません。

きっと、次の一杯、次の一本は、自ら進んで手を伸ばしているはずですから。

「バーボンウイスキー ワイルドターキー8年」の詳細

バーボンウイスキー ワイルドターキー8年 1000ml

バーボンウイスキー ワイルドターキー8年
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レビュー26件のカスタマーレビュー

日本ではウイスキーとまとめて言ってしまいますが、ヨーロッパではスコッチアメリカではバーボンと総称されています。

これは余談ですが、アメリカ系の飛行機でウイスキーをくれと頼んだ日本人に、CAが反応してくれずいささかの押し問答の末、バーボンだったのかと言われて決着を見た。

そんな笑い話のような実話もあるように、アメリカではバーボンと呼ばれるウイスキーですがそのアメリカのバーボンを代表するのが、ワイルドターキーです。

そもそもバーボンウイスキーって?

アメリカのケンタッキー州、バーボン郡を中心に製造されているウイスキーです。

トウモロコシを主原料として、内部を焼きこがしたオーク樽で2年以上熟成させたものです。

出荷される時には加水されることもあるバーボンですが、アルコール度は40%以上でなければならないと言う決まりがあります。

加水せずに出荷される製品の場合、アルコール度数は大体60%程度とみていいでしょう、どちらにせよかなりアルコール度数は高いお酒です。

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ワイルドターキーって?

バーボンウイスキーを代表する銘柄でもあるワイルドターキーは、19世紀に産声を上げたウイスキーです。

主材料は勿論トウモロコシ、副材料はライ麦大麦でアルコール度数はスタンダードで40%、8年12年で50.5%となっています。

このウイスキーとしては変わった名前(七面鳥)の由来は、1940年に当時の社長がアルコール度数50.5%のバーボンを七面鳥ハンティング仲間にふるまったところ、これが好評を博し仲間の一人が七面鳥にちなんでワイルドターキー(野生の七面鳥)と名付けたことに由来しています。

ワイルドターキー8年ってどういういウイスキー?

先に書きましたように、アルコール度数は50.5%結構強いお酒ですが、バーボン特有の匂いの中にも穀物やバニラの香りも感じられると言った、中々にしゃれたウイスキーです。

バーボンと言うと、西部の男が酒場でというイメージが強いですが、ワイルドターキー8年は充分にその男たちの需要にも耐え、またその優しい味わいと香りで女性にもおすすめ出来ると言う、稀有なウイスキーでもあるのです。

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飲み方とかのおすすめは?

香りや味を楽しみたい方には勿論、ストレートで味わっていただくのが最適です。

穀物の味わいや、樽の香りにバニラの甘さなどが複雑に入り混じって、力強い味わいを楽しませてくれます。

後味も、こがした樽のロースト香が心地よく口の中に広がります。

ストレートでは強すぎると言う方は勿論、ロックなどでも楽しめます。

こちらだとアルコール臭がやわらげられますので、女性にはこちらがおすすめかもしれません。

他に飲み方のおすすめは?

アメリカの小説に時に出てくる飲み物で、ミントジュレップト言う飲み物があります。

特に暑い夏などに好まれて作られる飲み物で、まずミントをつぶしてそこに砂糖と水、もしくはソーダに勿論バーボンを加えて作ります。

ミントの爽やかさとバーボンの香りが混ざって、大変に心地よい飲み物になります。

ワイルドターキー8年は、バーボンとしては甘みのあるウイスキーですので、このミントジュレップに使用するのに最適です。

まあお酒好きさんにはこの飲み方は、ちょっと勿体ないと思われるかもしれませんが。

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どう楽しんだらいい?

ワイルドターキー8年は、バーボンの中でもそこそこに高級ランクのウイスキーです。

がしかし、バーボン自体かしこまって飲むアルコールではありません。

気軽になかまが集まったら、普段は飲まないターキーの8年でもてなして、楽しい時間を演出する。

そんなバーボンが、ワイルドターキー8年だと言っていいでしょう。

「バーボンウイスキー ワイルドターキー8年」のまとめ

スタンダードのターキーに比べるとちょっと高級感のある8年ですが、12年ほどにはかしこまらずに飲めて、しかも味わいでは決して引けを取りません。

ちょっと特別の事があった夜など、その優しい味わいでゆったりと時間を過ごし、心と身体を寛がせるのに最適なワイルドターキー8年です。

香と味わいとその歴史を、ゆったりとした時間の中で楽しんでいただけますように。

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「フロム・ザ・バレル」の詳細

フロム・ザ・バレル 500ml

フロム・ザ・バレル
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レビュー203件のカスタマーレビュー
朝のドラマ「マッサン」でおなじみのニッカウヰスキーから1985年に発売され、一部のファンの間で人気となっていたブレンデッドウイスキーの「フロム・ザ・バレル」という銘柄があります。

これまで積極的にウイスキーを楽しむ人以外にはあまり知られていなかった印象なのですが、丹精込めて作られた、ニッカウヰスキー渾身の1本です。

ブレンドしてから再熟成させた、上質な味わい

「フロム・ザ・バレル」の特徴は51%のアルコールと芳醇な味わい、しっかりとしたコクのあるボディです。

それを作り出しているのが、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの原酒をそれぞれ熟成させた後にブレンドし、さらに樽へと移して再度熟成させるという製法です。

「マリッジ(結婚)」と呼ばれるこの方法で、異なる風味や個性を持ったウイスキー同士をバランスよく歩み寄らせ、調和させています。

マリッジによって出来た味わいは、モルトウイスキー原酒のスモーキーさが影を潜め、甘酸っぱさを感じさせる果実やドライフルーツのような香りから始まり、アルコール刺激の無いまろやかな口当たりとともにバニラの甘さが広がります。

甘さは次第にキャラメルのようになり、ゆっくりと鼻を抜けていきます。

派手さはありませんが、上質な華やかさとうまみを楽しむことが出来ます。

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世界に祝福された”結婚”

世界の著名な酒類コンクールにおいて「フロム・ザ・バレル」も他のニッカ製品と同様、非常に高い評価を得ています。

インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)で金賞を連続受賞し、2015年には「トロフィー」の座に輝きました。

ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)では「ベスト・ジャパニーズ・ブレンデッドウイスキー」を受賞しました。

このWWA受賞年の2009年には21年エイジングなどの強力なジャパニーズウイスキー達がエントリーしていたにもかかわらず選出されており、長く歩み続けてきた”結婚”は世界に認められ祝福されています。

夫婦水入らず、あえて高めのアルコール度数

ウイスキーをもっと楽しんでもらいたい、ウイスキーを愛する人々を驚かせたいという思いで作られた「フロム・ザ・バレル」は飲む人の要求にしっかり応えられるよう、あえて割り水を加えずに出荷されています。

通常のブレンデッドウイスキーは再貯蔵した後に割り水をおこなってアルコール度数を下げるのですが、この「フロム・ザ・バレル」はその工程を行わず、ほんの少しアルコール度数を揃える程度にしか水を加えていません。

それが「樽出しそのままの」といったニュアンスで「フロム・ザ・バレル」というネーミングにつながっています。

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おすすめはハイボール!色々な楽しみ方

飲める人はそのままストレートで、少々キツイならオンザロックにしてもまろやかな飲み口とコクを味わうことができます。

水で割るのも、トワイスアップくらいの割合でマイルドな口当たりと甘い香りが楽しめます。

なんといっても、しっかりとしたボディがあるためハイボールにしたときの十分な甘みや引き立った香りが、深く美味しく感じられます。

夏はソーダ水を少し多めに。

爽快感がアップし、それでも風味は変わらず保たれます。

もうひとつ、グラスたっぷりのクラッシュドアイスに「フロム・ザ・バレル」を静かに注ぎ入れて楽しむスタイルもおすすめです。

「ウイスキーミスト」と呼ばれ、華やかな香りの広がりを感じられます。

こうして割って楽しめることから、予算は抑えたいけど良いものを楽しみたいという「コスパ重視派」の人におすすめの1本です。

「フロム・ザ・バレル」のまとめ

「フロム・ザ・バレル」のようにブレンドしたウイスキーを再び樽でマリッジさせることから、この種のウイスキーをブレンデッドではなく「マリッジウイスキー」と呼ぶこともあるのだとか。

ニッカ自慢のブレンド技術でモルトとグレーンの異なる個性を調和させ、上質で味わい深い風味に整えられた「フロム・ザ・バレル」をカップルや夫婦で一緒に楽しむのも素敵ですね。

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「シングルモルト ウイスキー ラフロイグ クオーターカスク」の詳細

シングルモルト ウイスキー ラフロイグ クオーターカスク 700ml

シングルモルト ウイスキー ラフロイグ クオーターカスク
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レビュー53件のカスタマーレビュー
「個性的」と評されるシングルモルトウイスキーのなかでも、ピート香による一際個性の強い味わいで知られるアイラモルトウイスキー。

ひとたび封を開けると独特の香りが漂い、まだ経験したことの無い嗅覚と味覚の大冒険を予感させます。

そんなアイラモルトウイスキーの代表格である「ラフロイグ クオーターカスク」について紹介していきます。

ラフロイグのなかでは軽め、でも個性的

シングルモルト・スコッチウイスキー「ラフロイグ クオーターカスク」は、スコットランドのアイラ島にあるラフロイグ蒸留所で生産されています。

アルコール度数は48%ですが、数字以上に味わいにインパクトがあります。

この蒸留所は沖に浮かぶ島の中にあるため、ウイスキーはスコットランドの磯の香りをふんだんに取り込んで、世界中の人々に届けられます。

この磯の香りこそがラフロイグの個性であり、ひとクセもふたクセもある風味を作り出してファンを魅了しています。

このラフロイグに対して、日本人はモワリとしたスモーキーさと、ツンとくる薬品様の香りから「正露丸」を連想するようです。

初めて飲んだときはかなり衝撃的で、好きか嫌いかがハッキリ分かれることと思いますが、「ラフロイグ クオーターカスク」はラフロイグのラインナップの中では軽めの飲み口となっており、ラフロイグを飲んでみよう、という人におすすめです。

一筋縄ではいかないスモーキーで個性的な風味の中に、軽めではありますがボディも兼ね備えており、あまくなめらかな余韻もあります。

時折すっきりとした甘酸っぱさも感じられ、初めにあった印象とは違う後味になっています。

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英国王室御用達!皇太子の愛するウイスキー

ラフロイグは世界中で飲まれているだけでなく、王室の人間をも虜にする魅力があります。

イギリスのチャールズ皇太子はこのラフロイグの大ファンであり、皇太子自ら蒸留所を訪れたり買い付けをおこなうほどの熱愛ぶりであるとか。

1994年にはシングルモルトウイスキーで初の「英国王室御用達」となり、さらに新製品が出来ると必ずチャールズ皇太子に試飲していただくようになっています。

ラフロイグが好き!

という人はチャールズ皇太子と味の好みが似ているかもしれませんね。

甘酸っぱさのヒミツは樽にあった

「ラフロイグ クオーターカスク」の”クオーターカスク”とは「1/4」、つまり通常の樽の大きさに対して1/4ほどしかない樽を表しています。

樽の大きさを1/4にまで小さくすることで、中の原酒はより豊かに樽の素材と触れあうことができ、熟成も早まります。

ラフロイグでは、バーボンの熟成に一度使用されたオーク樽で熟成をおこないますが、クオーターカスクではそのバーボン樽を一度解体し、1/4の大きさに作り直したものに原酒を入れて熟成させます。

この手法は、かつて馬による運搬をおこなっていたときの小樽から着想を得たとされていて、軽めの飲み口や甘さのある後味を作り出しています。

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ハイボールやソーダ割りでさわやかに

「ラフロイグ クオーターカスク」はラフロイグ製品の中でも比較的”軽め”の飲み口なので、ハイボールやソーダ割りにするのが意外と合うんです。

炭酸のシュワッ、キリリッとした飲み口が加わって、スモーキーフレーバーが弾ける泡と一緒に広がり、鼻を抜けていく感覚と甘みのある後味はとても面白いです。

ラフロイグのスモーキーさやピート香に慣れてくると、落ち着いて香りや風味の移り変わりを感じられるようになり、そこから自分なりの発見があって楽しみ方も増えてきます。

スモーキーさを楽しむために、牡蠣に少しだけ振りかけてみてもいいですね。

オフィシャルページでもおすすめの飲み方やショコラ、マリアージュなど多数紹介されているので、チェックしてみてくださいね。

「シングルモルト ウイスキー ラフロイグ クオーターカスク」のまとめ

「ラフロイグ」で嗅覚と味覚の大冒険に出て、強烈で、スリリングな体験の魅力を知ってしまったら、普段のウイスキーに戻ってもだんだんあの刺激が恋しくなって「ラフロイグ」のボトルに手を伸ばしてしまいます。

個性的ではありますがその分楽しみ方やマリアージュに意外な魅力を発見できる楽しさもありますね。

普通なだけじゃ物足りない、みんなと同じでは面白くないという人にぴったりのウイスキーです。

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「ジョニー・ウォーカー・ブルーラベル」の詳細

ブルーラベル。

ウイスキーのみならずお酒が好きな人なら、ピンとくるのではないでしょうか。

一生に一度は贈ったり贈られたりしたい銘柄の「ジョニー・ウォーカー」ですが、シングルモルトウイスキーの巧みなブレンドによって世界一のスコッチウイスキーと呼ばれ、ラベルを色別にして売り出していることから日本でもブラックラベルが「ジョニ黒」などの愛称で親しまれています。

ここではそんなジョニー・ウォーカー色ラベルの中でも最も希少価値が高く高級な「ジョニー・ウォーカー・ブルーラベル」について紹介していきます。

紅茶のブレンドから着想を得た、ブレンデッドスコッチ

「ジョニーウォーカー」はスコットランドのキルマーノックにある食料雑貨店で誕生しました。

店主のジョン・ウォーカー氏は『一定した高い品質の商品を提供したい』という考えのもとに、店でおこなっていた紅茶のブレンディングからヒントを得てシングルモルトウイスキーのブレンドを始め、「ウォーカーのキルマーノック・ウイスキー」として売り出しました。

のちに息子のアレクサンダー・ウォーカーが事業を引き継ぎ、雑貨店を店じまいして卸売業として再出発すると、さまざまなウイスキーを売り出してウイスキーの売り上げをぐんぐん伸ばしていきました。

1900年代に入るとジョンの孫のジョージとアレクサンダー2世によってさらに事業は拡大し、ブレンドウイスキーをラベル色別にして売り出し、現在のような姿になりました。

ジョニー・ウォーカーの親しまれ方

日本でもジョニー・ウォーカーは「ジョニ黒」と呼ばれて親しまれていますが、「サザエさん」でおなじみの漫画家長谷川町子さんの作品でも高級酒の代名詞として「ジョニ黒」が登場し、「コボちゃん」で知られる植田まさしさんの作品でも「ジョニ黒」が登場しています。

また、世界一のスコッチと世界的に人気のある小説にも関わりがあります。

村上春樹さんの小説「海辺のカフカ」ではジョニー・ウォーカーという人物が登場し、ウイスキーのラベルに描かれている人物そっくりの外見をしています。

また、村上さんの小説の中で、スコットランドの牡蠣にシングルモルトウイスキーをかける描写が出てくることから、ファンはスコットランドに旅行した際に牡蠣とシングルモルトを注文し、同じようにして楽しむのだとか。

甲殻類の味わいにスコッチのスモーキーフレーバーがとても合います。

2/10000樽の最高級品、ブルーラベル

そんな世界的人気を誇るスコッチウイスキー「ジョニー・ウォーカー」ですが、最初に作られたジョニー・ウォーカー・ホワイト、他の飲み物と混ぜて楽しめるように作られたジョニー・ウォーカー・レッド、「ジョニ黒」でおなじみ、40種類ものウイスキーをブレンドして12年以上熟成させた深い味わいが人気のジョニー・ウォーカー・ブラックなど、約”10色”のブレンドが展開されています。

なかでもブルーラベルはジョニー・ウォーカーでも2/10000樽の割合で「究極のブレンド」といわれ、全てのボトルにシリアルナンバーが付き、箱の裏地にはシルクが使われています。

年配の方にはジョニ黒でも十分喜ばれますが、ブルーラベルはそれ以上に喜ばれること間違いなしなので、特別なプレゼントにおすすめです。

2005年の200周年記念ではバカラ社製のクリスタルデカンタにボトリングされ、特別メッセージ付きの超特別限定品が販売されました。

スコッチウイスキーは主に4つの地方で作られていて蒸留所の数は約100箇所に及びます。

ブルーラベルではその全ての産地のモルトウイスキーを使い、原酒を15~20種類に絞って絶妙にブレンドされています。

味わいはまろやかで、フルーティーな香りや甘みがピート(泥炭)のスモーキーさと相まって複雑で絶妙な余韻が楽しめます。

口当たりもなめらかなのでスパイシーな料理やオイリーな料理とも相性抜群です。

水割りで楽しむ場合は1:1の割合にすると風味を損なわず、アルコール度数が低くなって飲みやすくなります。

ソーダ割りにしてもフレッシュさが楽しめておいしいといわれています。

「ジョニー・ウォーカー・ブルーラベル」の詳細まとめ

高級酒の代名詞である「ジョニ黒」のさらに最高級、シングルモルトウイスキーの甘さとスモーキーさが絶妙に入り混じった究極のブレンド、ジョニー・ウォーカー・ブルーラベルはプレゼント用として人気が高く、オトナの記念日の贈り物にぴったりです。

お食事も奮発して、ブルーラベルと一緒においしくいただけるものをセレクトすれば、忘れられない素敵な経験になりますね。

参考URL

https://sakidori.co/article/255488
https://smartlog.jp/134437
https://mg.hideoutclub.jp/2389

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