ウイスキー選びはまずはウイスキーについての知識を得ていくことから始める
ウイスキー選びには、とても苦労するはずです。
とくに初めてウイスキーを選ぶ場合には、どのような基準で選ぶべきか悩むでしょう。
まずは、ウイスキーについての魅力を理解していき、そしてウイスキーにはどのような香りがありさらに作られる国などによってどのような違いがあるのかを知っていきましょう。
そうすることで、間違いなくウイスキーの選び方が楽しくなってくるはずです。
ウイスキーは場を盛り上げてくれる存在
ハイボールの魅力
ウイスキーにはどのようなイメージを持っているでしょうか。
あまりウイスキーを飲む機会がないので、イメージがわかないと言う若い人が多いかもしれませんが、ではハイボールにはどのようなイメージを持っているでしょうか。
ハイボールはウイスキーから作られています。
ハイボールと聞くと、場を盛り上げてくれるお酒と言ったイメージに変わるでしょう。
ウイスキーの今までのイメージを変えてくれたのがハイボールであり、昔とは違う注目を集めているのがハイボールなのです。
ハイボールからウイスキーを知ることも良いですが、これをきっかけにウイスキーについて知っていきましょう。
隠されたウイスキーの魅力
豊かな香り
ウイスキーと言えば、一番に想像するのが香りではないでしょうか。
ウイスキーを飲んだことがない人でも、香りからウイスキーだと言うことがすぐに分かるはずです。
このウイスキーの独特な香りはさまざまな表現で表されることが多く、例えば果物の香りや花の香り、さらにチョコの香りだという人もいます。
これほどまでにさまざまな表現がされてきたのは、醸造方法や保管される樽によって違いがあるからだとされています。
まさに豊かな香りだと言うにふさわしいウイスキーは、さまざまな表情を見せてくれるのです。
ウイスキーは一口では語れないと言われるのは、こうした多くの香りの魅力があるからだとも言えるでしょう。
その場の雰囲気を変えてくれる
ウイスキーはさまざまな表情を見せてくれます。
ウイスキーと言うお酒だけでも、わくわくさせてくれる存在に感じるでしょう。
ハイボールは場を一気に盛り上げてくれる存在になりますが、ストレートは一気に大人の雰囲気に導いてくれます。
これはお酒を飲む場所でも変化を感じますが、ウイスキーと言うお酒だからこそ味わうことができる雰囲気でもあるのです。
ウイスキーの選び方
まずはウイスキーのジャンルを決める
ウイスキー選びは、決して簡単ではありません。
一口にウイスキーと言っても、とても多くの種類があるため、とくに初めてウイスキーを購入する場合は、どのような物を購入すれば良いのか間違いなく迷ってしまうでしょう。
実はウイスキーはその種類の多さが魅力的だと感じる部分でもあるのです。
ウイスキーを選ぶさいに感じることができる、わくわくとした気持ちを持って選んでいくことをおすすめします。
そのためには、まずはウイスキーのジャンルから絞ってみましょう。
大分類として、まずウイスキーはスコッチとアイリッシュ、そしてジャパニーズとバーボン、カナディアンの5つに分類されることが基本です。
この分け方は生産国としての分け方になりますが、作られている国によって現在料だけではなく製法事態も変わってきますので、こうした分け方で選んでいくことが基本となるのです。
まず、ウイスキー造りの基本となる原材料として大麦麦芽があります。
バーボンやカナディアンは、この大麦麦芽で製造されていませんので、初めてウイスキーを選ぶ場合は省いて選んでみましょう。
また、アイリッシュは特別な製法で作られているため、同じように始めてウイスキーを選ぶ場合は除外するようにしましょう。
この時点でスコッチとジャパニーズが残りますが、やはり日本人の口に合いやすいジャパニーズを選んでみることをおすすめします。
日本のウイスキーと聞くとイメージがわきにくいかもしれません。
ウイスキーは外国で作られているお酒と言ったイメージが強いかもしれませんが、日本のウイスキーは世界でも高く評価されているのです。
つまり、まずはジャパニーズのジャンルからウイスキーを覚えていくことをおすすめします。
ウイスキーに慣れてきたら生産地から選んでみる
ウイスキーは生産地によって大きく味や香りが違ってきます。
これがウイスキーの魅力でもありますが、この味の違いを知るためには、やはりさまざまな生産地のウイスキーを知っていく必要があるでしょう。
おすすめとしてはキャンベルタウンでしょう。
キャンベルタウンは、初心者の人でも飲みやすいと感じるウイスキーとされており、中でもスプリングバンク蒸留所はとても有名です。
またアイランズは、少しくせのある香りが特徴的であり、上級者の人におすすめです。
ピートを効かせたスモーキーな香りは、一度知ってしまえばこの香りのウイスキーでなければ受け付けないと感じる人もいるほどです。
生産地でウイスキーを選んでいくと、まさに一流感を味わうことができ、楽しみを深く感じることができるでしょう。
おすすめのジャパニーズウイスキー
サントリートリスクラシック
サントリートリスクラシックと言えば、やはりハイボールをイメージする人が多いでしょう。
口当たりがとても良く、ハイボールでなくてもさっぱりとした飲み口を感じることができます。
お酒臭さが少ないため、ウイスキーとしてのほのかな香りを味わうことができるので、女性でもストレートでも飲みやすいと感じるでしょう。
サントリートリスクラシックは、戦後日本における国産ウイスキーの代表的なウイスキーでした。
サントリーホワイト
サントリーホワイトは、ラベルが白いのですぐに見つけることができるでしょう。
ライトな香りを前面に出しているウイスキーであり、またすっきりした飲み口は飲み過ぎてしまうほどです。
ストレートにするよりも、水割りで飲んだ方が香りが増すと感じる人も多いようです。
サントリーホワイトは、昔から国民的ウイスキーと呼べる存在であり、今でもそのイメージはまったく変わっていません。
比較的安価に購入することができますので、初めてウイスキーを選ぶ人にはおすすめです。
サントリーレッド
サントリーレッドは、あまり聞きなれない銘柄かもしれませんが、1930年から販売されているロングセラーのウイスキーなのです。
もともとこのサントリーレッドは、食中酒として飲まれることをイメージして作られてきましたが、年々少しずつ改良が加えられており、今ではウイスキー好きのマニアに愛されているウイスキーになってきました。
サントリーレッドは、料理と合わせて飲む方法がとてもおすすめであり、料理の濃さなどによって水割りの濃度を変えることでさまざまな表情を見せてくれます。
また、ストレートで飲んだ場合は、ウイスキーらしい香りが口の中に広がっていき、まさに癖になってくる味わいです。
これからウイスキーを選んでみたいと考えている人には、少しハードルが高いかもしれませんが、ウイスキーを深く知っていけば選んでみるべきウイスキーです。
まとめ
ウイスキーと言っても、とても多くのメーカーや銘柄があります。
どれを選ぶべきか、迷ってしまうでしょうが、この迷うことこそウイスキーを選ぶ楽しみでもあるのです。
ウイスキーの魅力をしっかり実感し、さらにこの銘柄が好きだと言えるウイスキーを一つでも知っておくことで、お酒の楽しみはさらに広がっていくでしょう。
さまざまなウイスキーの魅力を堪能してみましょう。