そろそろ大人の楽しみ方を!バーボン・ウイスキーの楽しみ方

バーボン

キリン I.W.ハーパー 12年 43度 箱入り 750ml

甘~いカクテルに、シュワシュワのシャンパン。

お風呂上りのビール。

お酒の楽しみ方や好みは人それぞれです。

しかし、ある一定の年齢になったら、大人ならではのお酒の楽しみ方をちょっぴり気取って覚えてみたいものです。

大人といえば、クラシックやモダンジャズが流れる薄暗いシックなバーでロックのウイスキーやバーボンを楽しみたいですね。



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ウイスキーとバーボン、違いはあるの?

なんとなく「大人なお酒」というイメージがある、ウイスキーとバーボンですが、そもそも違いはあるのでしょうか、ないのでしょうか。

実はバーボンと呼ばれるお酒はウイスキーの一種なのです。

ウイスキーは多くの人が知っている通り、麦を発酵させて作った蒸留酒です。

対して、バーボンとは、ウイスキーの原料の穀物の中に、トウモロコシを51%以上含んでいるお酒のことを示すようです。

アメリカ原産のウイスキーとする定義もあるようです。

いずれにせよ、穀物を発酵させた蒸留酒という点で、両者の違いはさほどなく、厳密な区別をしているわけではないようです。



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気になるアルコール度数は

大人のお酒、イコール強めというのもやはりイメージ通り。

もちろん、種類・銘柄によってそれぞれでしょうが、一般的には約40度といわれています。

かなり高めといえるでしょう。

バーボンに至っては、「男性的」というイメージで知られていることもあり、50度を超えるものも普通にあるようです。

若い頃のようにストレスや勢いに任せてガブ飲みするように飲めるお酒ではないからこそ、少しずつ、味わいながらアルコールと、香りの余韻を楽しむ大人の楽しみ方ができるともいえるでしょう。

しかし、お酒の弱い人にとっては楽しもうと思っても、なかなかハードルが高そうです。

ウイスキー・バーボンの飲み方

ウイスキーやバーボンは非常にアルコール度数の高いお酒ですので、ワインやビールのように原液ベースで楽しむものではありません。

まず、純粋にウイスキーやバーボンの味を楽しむという意味では、王道のオンザロック。

原液と氷だけのシンプルな組み合わせです。

氷が神秘的な音をたてながら少しずつ溶けていく。

なんとも魅力的ですね。

水割りで、スッキリと楽しむのもよいでしょう。

お酒に自信がある人はダブルで、そうでなければシングルで。

また、ハイボールという手もあります。

これならお酒が弱い人でも軽い食前酒としてもいけますし、お食事と一緒にでも楽しめます。

ウイスキーやバーボンを取り入れたカクテル

大人なお酒の楽しみ方という点では、ショートグラスの小粋なカクテルも乙なものです。

同じカクテルでも、カルーアミルクやジントニックのような「甘くて口当たりがよい」カクテルとは違う。

独特の世界を作り出します。

そのカクテルの出来・不出来によってそのバーテンダーの実力が分かるとも言われているほどです。

例えば「ニューヨーク」などは、ウイスキーまたはバーボンをベースにしていますが、ライムジュースやクレナデンシロップと一緒にシェイクされており、甘さの中にも少しだけ苦味・渋みが感じられる、大人の女性にピッタリの一品に仕上がっています。

これならばオシャレ感も大人感も、そして、アルコール度数も抑えることができそうです。

ウイスキーの種類

一口にウイスキーといっても、日本だけではなく世界中に無数の銘柄や種類があります。

ワインも同じですが、その銘柄ごとの特徴や味など、知れば知るほど迷宮に迷いこむような、奥が深く味わい深い世界です。

ウイスキーの銘柄で有名どころといえば、一度は名前を聞いたことがある「バランタイン」。

最初は少々苦味を感じるものの、後味はハチミツやバニラのような甘さを残すウイスキーです。

飲みやすさという点では、「グレンフィデック」がおすすめです。

スコッチウイスキーの中でも定番中の定番と呼ばれているもので、果物のようなフルーティーな香りとスムーズな口当たりが、ウイスキー初心者にもハードルが低く、ウイスキーというお酒を知るきっかけにもってこいの銘柄でしょう。

バーボンの種類

同じように、バーボンも非常に多くの銘柄があり、それぞれ愛好家の意見も分かれているようです。

一般的なところでは、「IWハーパー」です。

価格帯が他のバーボンに比べてリーゾナブルであることと、その飲みやすさから、どんな飲み方をしても楽しめる、理想的なバーボンとして知られています。

そして、ザ・バーボンの何ふさわしい、「ワイルドターキー」。

バーボンにさほど詳しくない人にも名前が知られているこの銘柄は、ほろ苦さ、後味の甘さ、強いしっかりとしたコク、という点で、ノスタルジーを感じるこれぞ、バーボン!

という要素を忠実に守った一品です。

おすすめの銘柄

ウイスキーもバーボンも、もともとは海外からやってきた洋酒です。

しかし、最近の朝の連ドラでも取り上げられていたことも記憶に新しい人も多いと思いますが、日本においても、近代に入ってから、舶来品に負けない、というより、日本人の味覚に合ったウイスキーやバーボンが研究・開発され、名品が数多く生まれています。

その中でも個人的なおすすめは、やはりニッカウイスキーの「スーパーニッカ」でしょう。

多くのウイスキーのように、最初の一口は、アルコール!という感じの刺激が舌を襲うのですが、次第に少しずつ、まろやかな風味が下の上に広がっていき、もう一口・・・と次がすぐに飲みたくなってしまう。

日本人は、日本酒でもやはりまろやかさやスッキリさを好む民族ですので、そういった日本人の味覚に合わせた作りになっているのでしょう。

そんなお酒です。

今では復刻版が発売されているようですので、ぜひ一度お試し下さい。

バーボンにおいては、「ブラントン」が日本では愛好家が多いようです。

特に特筆すべきは、このブラントン、女性からの支持も高いという点です。

アメリカンウイスキーとも呼ばれているバーボンは、野性味や男臭さをこれまで売りにしていたところも多かったようですが、このブラントンは、スモーキーさやコクに加え、ボトルもとってもおしゃれです。

女性からの支持が高いのも納得ですね。

悪酔いに注意

知れば知るほど楽しくなる、大人のお酒ですが、やはり注意したいのは悪酔いです。

ウイスキーやバーボンも、スッキリしたものや甘味があるものなど、飲みやすく、ついついもう1杯・・・といきたくなってしまう銘柄もありますし、お店の雰囲気やその時の体調によって、「まだまだ!」とついつい気が大きくなってしまうことがあります。

それが、気を付けたいところです。

「ちょっとふらっとほろ酔い」ぐらいが大人のお酒のリミットであることを心がけましょう。

飲みやすくても、口当たりがよくても、そして、いかにお酒が強かったとしても、ウイスキーやバーボンの度数は先述の通り非常に高いのです。

調子に乗って飲み過ぎたら、「大人」な雰囲気をぶち壊し、翌日二日酔いで苦しむことになります。

酔うのはお酒に、ではなく、雰囲気にしましょう。

飲む時には、軽いおつまみやチェイサーをお酒のお供にする、というのも忘れないようにしましょう。

まとめ

30歳を過ぎたら、少しずつ、飲むお酒の量ではなく質で勝負をする、そんな楽しみ方ができるようになりたいですね。

たった1杯のウイスキーの水割りを、薄暗く幻想的なバーで、たった一人で一口一口、大事に味わう。

鼻腔をくすぐるバニラの香り。

考えるだけでドキドキしますね。

そんな時に、ちょっと素敵な出会いがあったりなんかして・・・。

お酒をより楽しむには、適量、適度、そして、お酒の歴史や製法にも少し敬意を払ってみるとよいでしょう。

この1杯のウイスキーやバーボンを作るまでに、何人の人の情熱と、試行錯誤と、技術開発が過去にあったのか。

1杯に込められた歴史。

そんなことに思いを馳せられるのが本当の大人かもしれません。

バーボン