初心者におすすめ!甘いバーボン5種と飲み方を紹介!
みなさんはバーボンにどのようなイメージを持っていますか?
名前は知っていても飲んだことがない人、飲んでみたいけど何を飲んだらいいのかわからない人もいると思います。
今回はそんな人たちのために、甘いバーボンについてご紹介していこうと思います。
これまでバーボンを飲んだことがない方、バーボンについてあまりよく知らない方は是非最後まで読んでくださいね。
それでは最初に、バーボンの基本についてご紹介していきましょう。
そもそもバーボンって何?
バーボンを飲んだことがない人は、そもそもバーボンがどんな種類のお酒かわからないと思います。
バーボンという名前についても触れていきます。
バーボンの由来は?
「バーボン」とは「バーボン・ウイスキー」の略ですが、元をたどるとフランスの「ブルボン朝」に由来しています。
アメリカ独立戦争のとき、ケンタッキー州がアメリカ側に味方をしてくれたことに感謝し、のちのアメリカ合衆国大統領となるトーマス・ジェファーソンがケンタッキー州の郡の一つを「バーボン郡」と名付けました。
その後、バーボン郡で生産されるウイスキーが地名をとって「バーボン・ウイスキー」という商品名をつけられ、定着しました。
しかしその後製造法によって「バーボン・ウイスキー」は再定義されました。
バーボンの材料は?
バーボンの主な原料は、トウモロコシ・ライ麦・大麦・小麦です。
これらを麦芽(麦を発芽させたもので、ビールやウイスキーの原料)で糖化させた後、アルコール発酵して作られます。
バーボンの主な銘柄、JIM BEAM
日本で最近親しまれているのは「ジム・ビーム」(JIM BEAM)ではないでしょうか?
人気モデルのローラさんのCMでおなじみです。
この銘柄は1795年から製造されています。
その歴史の長さに驚かされますね。
当初はケンタッキー州のビーム社が所有していましたが、2014年にビーム社からサントリーホルディングスが総額160億ドルで買収し、2014年に社名がビーム・サントリーに変更しました。
ジム・ビームにも様々な種類があり、白ラベル、黒ラベル、緑ラベル、黄色ラベルなど、ラベルの色で分けられています。
それではここで、バーボン初心者の方におすすめしたい銘柄をご紹介していきます。
今回は甘みのあるものを取り上げてみました。
初心者におすすめのバーボン
1.エズラ・ブルックス・ブラック
黒いラベルを貼られたこちらの種類は、見た目の男らしさとは裏腹に、とてもまろやかで甘い風味を持っています。
こちらはトウモロコシを原料としていて、優しく温かみのある味わいがあります。
口の中でとろけ、まろやかであると同時に、ずっしりとしたコクも楽しむことができます。
2.ノブ クリーク バーボン ウイスキー
こちらは長期熟成されたクラフトバーボンです。
クラフトバーボンとは、原料・蒸留・貯蔵・熟成などにおいて、バーボンの製造の工程で、作り手の熱い思いが込められたバーボンのことを指します。
風味は濃厚なバニラやナッツなどの香りが強く広がり、甘美な仕上がりです。
3.エヴァン ウィリアムス 12年
エヴァン・ウィリアムスのスタンダードはブラックラベルですが、12年の成熟をへたレッドラベルの方がブラックラベルよりも風味が際立っています。
バニラやキャラメルの香りが際立っており、バーボンの甘さを楽しみたい人にはおすすめです。
4.サントリー OLD CROW
こちらの名前にある「CROW」は「カラス」を意味しており、ラベルにもカラスのイラストが描かれています。
この名前は、James Crow博士に由来しており、彼はバーボン特有の「サワーマッシュ製法」を考案したことで知られています。
お味はフルーティで、クセがあまりなくとても飲みやすいです。
5.ワイルドターキー8年
バーボンといえばワイルドターキーといっても過言ではないでしょう。
それくらい多くの人に親しまれている銘柄です。
アルコール度数は50.5%と高めですが、バニラやフルーツ、ナッツのような風味を持っていることから、あまりアルコールの臭さを感じさせません。
人気であり定番なる理由はきっとここにあるのではないでしょうか。
それではバーボン初心者さんにおすすめの種類をご紹介したところで、お次はバーボンの飲み方をご紹介していきましょう。
今回は簡単に作れて美味しいカクテルの作り方をご用意しました。
バーボンで簡単なカクテルを作ってみよう
1.ミッドナイト・カウボーイ (Midnight Cowboy)
バーボン・ウイスキーとダーク・ライムと生クリームを3:2:1の割合でシェークします。
生クリームによる口当たりの良さと、バーボンとダーク・ライムを掛け合わせた豊かな風味を楽しむことができます。
2.ケンタッキー (Kentucky)
バーボン・ウイスキーとパイナップルジュースを3:2の割合でシェークします。
パイナップルの甘みと酸味がさっぱりとした味わいにしてくれます。
3.ワード・エイト (Ward Eight)
バーボン・ウイスキーとオレンジジュース、レモンジュースを4:1:1の割合で配合し、グレナデンシロップを小さじ一杯加え、シェークします。
ワード・エイトとは8区を意味し、ボストン市を8区に分けたことを記念して名付けられました。
オレンジジュースとレモンジュースのバランスが良く、おしゃれなカクテルです。
4.ロサンゼルス (Los Angeles)
バーボン・ウイスキー、レモンジュースそれぞれ45ml、20mlの中にスイートベルモット小さじ1、砂糖小さじ2、卵1個を加え、よくシェークします。
レモンジュースの酸っぱさに卵がまろやかさを加えてくれます。
5.ニューヨーク (New York)
バーボン・ウイスキー 45mlにライム・ジュース15ml、グレナデン・シロップ小さじ1/2とパウダー・シュガー小さじ1を加え、シェークします。
シェーカーの中へ、スライスしたオレンジを1枚入れて振るといっそう香りが出てきます。
バーボンに合うおつまみ
おつまみはお酒をもっと美味しく感じさせてくれますよね。
とはいえ、バーボンを初めて飲む人には何が合うのかわからないと思います。
バーボンにはクセが強いものもありますが、今回は風味の甘いバーボンにあうおつまみをご紹介します。
クラッカー
甘いものもしょっぱいものも食べたい人には、クラッカーがおすすめです。
クラッカーにチーズをのせたりジャムをのせたりと、そのときに食べたい味を楽しむことができます。
手軽に準備ができるところ、素手で簡単に食べられるところもいいですね。
スモークチーズ
甘いカクテルに、しょっぱさを足したいときにスモークチーズはいかがでしょうか?
チーズのコクと塩気に、スモークの深みがアクセントになってバーボンを二倍楽しめること間違いなし!
カルパッチョ
またカルパッチョもバーボンベースのカクテルと相性がいいです。
カルパッチョのさっぱりとした塩気とオリーブオイルのフルーティな香りが食欲をそそります。
バーニャカウダ
栄養面を気にしている方でしたら、ぜひ野菜は摂取したいですよね。
生野菜をおつまみにするのは難しいですが、バーニャカウダとして食べれば、ガーリックの効いたアンチョビソースがいいアクセントになります。
まとめ
いかがでしたか?
今回はバーボンの基本、種類、そしておすすめのカクテルとおつまみについてご紹介しました。
バーボンと一口に言っても様々な種類がありましたね。
風味の甘いバーボンはカクテルとして楽しむことができます。
皆さんも是非ご自身のお気に入りのバーボンとカクテルを見つけてみてくださいね!
お酒をより一層楽しめること間違い無いです!