寒い冬に楽しみたいバーボンのおすすめの飲み方とレシピ
一昔前はウイスキーといえば、通のお酒という扱いでしたが、バーボンやウイスキーを使ったハイボールはテレビやCMの影響で一般に浸透しましたね。
しかし日本においてはウイスキーといえばスコッチが多く、お店のハイボールなどにも使われるのはほとんどがスコッチウイスキーです。
バーボンウイスキーの本場アメリカでは特に、バーボン原料の51パーセント以上トウモロコシを使用する、着色料を使用しないなどの厳格な規格があります。
飲みやすいとされるスコッチと比較して、癖があり、より複雑で味わい深い風味や雑味があるバーボンは上級者向けのお酒と言われます。
度数も高く味わい深いバーボンは多彩な楽しみ方も出来ますし、寒い冬こそさらに美味しく飲むことが出来ます。
目次
バーボンは強いけれど寒い季節にもとても美味しい
バーボンウイスキーは上級者向けとされるお酒ですが、味覚の鋭い日本人が楽しまないのは勿体ないというものです。
とはいえバーボンのアルコール度数は40パーセント以上あり、アルコール代謝能力が低い日本人にはちょっと強すぎるお酒かもしれません。
色々な飲み方で冬のバーボンを楽しもう
バーボンはストレートも美味しいですが、ストレートで楽しむ方はあまり多くはありませんよね。
ゆっくりと楽しんだり、色々と飲み方を工夫することでお酒が得意でない方も美味しくバーボンを楽しむことが出来ます。
今回はバーボンを初めて飲むビギナーや、強すぎるお酒が得意でない方も楽しめるバーボンのおすすめの飲み方とレシピもご紹介します。
寒い季節やクリスマスにもぴったりの飲み方ですから、バーボンを普段から楽しんでいる方も、いつもと違う飲み方にぜひチャレンジしてみてくださいね。
冬はストレートがぴったり
バーボンはアルコール度数が高くストレートで飲むと体も温まりますから、シンプルですが冬にはとてもおすすめの飲み方です。
バーボン好きな方には既に楽しんでおられるでしょうが、ビギナーの方には是非一度はストレートで味わってもらいたいです。
しかし、お酒が得意でない人にはストレートのバーボンは少々強すぎますよね。
その場合は、お酒と一緒にチェイサーとしてお水を用意して楽しんでくださいね。
お水ではなくバニラアイスクリームとともに
バーボンは実は非常にバニラとの相性が良いのです。
バニラの甘く芳醇な香りがバーボンの深い渋味や風味と素晴らしい調和を見せてくれます。
寒い季節にアイスクリームと思われるかもしれませんが、濃厚なバニラアイスクリームをバーボンと一緒にいただくと体も冷えず寒い季節にとてもマッチします。
バーボンをより楽しむためには、豊かな香りを持つ本物のバニラビーンズを使用した、細かい黒い粒が見えるバニラアイスクリームがとてもおすすめですよ。
また、アイスクリームは脂肪分があるので胃に膜を作ってくれます。
アルコールの吸収を穏やかにする効果もありますから、二日酔いや胃を痛めたくない方にぴったりです。
甘いバニラアイスクリームとバーボンの組み合わせは、お酒に強くない方や女性にもおすすめの飲み方です。
体が温まるお湯割り
お酒はホットでいただくと非常に温まります。
アルコール度数の高いバーボンも、お湯割りにすることでより体がぽかぽかと温まり、寒い冬にぴったりの飲み方です。
また、お湯割りにすることで香りもよく立つのでバーボンの香りをより楽しむことが出来ます。
アルコール度数を調節出来ますから、ストレートが強すぎるという方にもお湯割りはおすすめの飲み方です。
お湯割りにするお湯はちょっと冷まして
少し注意が必要なのは、熱湯を注いでしまうことです。
熱湯を使ってしまうと、バーボンの芳醇な香りが飛んでしまいます。
バーボンの香りを楽しむためには少し冷ましたお湯を使いましょう。
バーボンの香りを飛ばさないで美味しいお湯割りにするには80℃ほどのお湯を使いましょう。
料理用の温度計や温度設定のあるポットを使ったり、もしも無ければ熱湯をカップに注いで2、3分ほど待ってからグラスに注ぐと丁度良い温度になります。
バーボンとお湯のおすすめの割合は1対3です。
濃すぎる場合は1対4くらいで様子をみましょう。
紅茶を使ったおすすめのバーボンの飲み方
紅茶を使ったバーボンウイスキーのレシピをご紹介します。
温かく香りのよい紅茶も、バーボンの美味しさを引き出すことが出来ますよ。
体も温まり、アルコール度数も下がるのでストレートではバーボンが飲みにくいという方にもおすすめの飲み方ですよ。
ストレート紅茶と合わせるなら飲みやすい茶葉をチョイス
バーボンの香りを楽しむには、まずは癖の少ない紅茶の茶葉と合わせるのがおすすめです。
セイロンやニルギリは癖も少なく飲みやすい茶葉とされています。
味わい深く濃厚な仕上がりにしたければ、オータムナルのダージリンもおすすめですよ。
美しい赤の水色はクリスマスにもぴったりです。
バーボンのストレート紅茶割りの作り方は一人分130mlの熱湯にティースプーン1杯の紅茶を1、2分煮出してティーカップに注ぎます。
そこに20から30mlのバーボンを加えます。
お好みでガムシロップやハチミツを加えてくださいね。
ミルクティーとバーボンも抜群の相性
ほのかな甘味のあるバーボンは、ミルクティーとの相性も非常に良いです。
ミルクを使用するため、ストレートよりもさらにアルコールの吸収を穏やかにしてくれるので、強いお酒が苦手な方にとてもおすすめです。
茶葉はやはり飲みやすいセイロンやニルギリ、セイロンの中でもミルクティと相性の良いルフナなどが向いています。
濃いめの紅茶を煮出してカップに移し、常温のミルクを足してミルクティーを作ります。
そこにバーボンを20から30ml入れて完成です。
お好みで砂糖やハチミツを入れてください。
チャイのように鍋で一人分の熱湯に紅茶とさやから取り出したバニラビーンズを小さじ1/2入れて煮だし、ミルクを入れてバニラミルクティーにするのもおすすめですよ。
ミルクを入れることによって、バーボンの香りが飛ばない丁度良い温度にもなりますし、ミルクの甘い香りがバーボンとよく合いますのでミルクティーとバーボンの組み合わせはとてもおすすめです。
バーボンのコーヒー割りも豊かな香りを楽しめる
バーボンはコーヒー割りにしても美味しく飲めます。
気に入ったインスタントコーヒーがあればそれでも構いませんが、ドリップしたものがよりおすすめです。
バーボンとの相性でコーヒーの種類を変えてみよう
バーボンの味わいを最大限引き出すには、コーヒーとバーボンのバランスを考えて選ぶ必要があります。
強い味わいのバーボンには飲みやすいコーヒーを、濃厚な味わいにしたい場合は個性的なコーヒーを選ぶなどして好きな味と香りを探していくのもコーヒー割りの醍醐味です。
バーボンの味わいを引き出すならブラックがおすすめ
お好みでミルクや砂糖を入れても構いませんが、ブラックのコーヒーはミルクを入れるよりもバーボンの味を引き出してくれますし、より大人の味わいになります。
より体も温まりますから、出来ればストレートがおすすめです。
バーボンのコーラ割りでカジュアルな楽しみ方を
バーボンは炭酸との相性も良いですが、コーラとの相性も抜群です。
油分の多い料理とも相性が良く、スナック類の多いホームパーティーにも良く合います。
当然、そういったご馳走が並ぶクリスマスにもぴったりな飲み方です。
お酒が強くない人も調節しやすい
強いお酒が飲めない人もパーティーで楽しみたいという場合も、コーラ割りはおすすめです。
コーラの味が強い分、ハイボールよりもお酒が苦手な人でも飲みやすいです。
ほとんどお酒が飲めない人でもバーボンの量を調節できますし、色の濃いコーラは濃さが分かりません。
ですから、飲めない人でも飲まされる場面でもおすすめのレシピですよ。
まとめ
今回は寒い冬に飲みたくなるおすすめの飲み方とレシピをご紹介しました。
アルコール度数も高く味わい深いために上級者向けというイメージが強いバーボンですが、飲み方を少し工夫することで苦手な方やビギナーの方にも楽しむことが出来ます。
飲み方次第で様々な味わいを引き出すことも出来ますから、より多彩でカジュアルに楽しむことも出来ますね。
寒い季節にぴったりのバーボンを、ぜひ楽しんでくださいね。