バーボンウイスキー メーカーズマーク 2016年お中元ギフト
ひとつひとつを手づくりしている証の、赤い封蝋が印象的なメーカーズマーク。
他ブランドのバーボンと比べて口当たりが柔らかく、スムーズな喉越しが特徴。
素材の甘みを引き出そうとして、メーカーズマークはライ麦を使用せずに小麦を使っています。
独自に選んだ材料や仕込み水、そして細心の注意を払いながら熟練の技で作り上げる。
これが、柔らかい口当たりと上品な味の秘密になっています。
今回は、そんなメーカーズマークのラインナップを見ていきたいと思います。
メーカーズマークの定番・レッドトップ
初めて目にして飲んだメーカーズマークが、このレッドトップだという人も多いと思います。
今は安価で購入できるようになり、手軽に飲めるバーボンのひとつですね。
そんなレッドトップの「お中元ギフト・セット」が、先日発売されました。
特別ボックスに、レッドトップ750mlとメーカーズマーク・オリジナル扇子がセットになった物です。
販売促進のためのオマケとして付いていても良さそうな扇子ですが、プレゼントされたらちょっと嬉しいかも知れませんね。
お酒のプレゼントをお考えの方に、おすすめしたい商品です。
さらにひと手間加えた・メーカーズマーク46(フォーティーシックス)
熟成した原酒樽の中に、インナーステイブと呼ばれる焦がしたフレンチオークの側板を10本沈め、さらに数ケ月熟成させて作られます。
このインナーステイブを落とし込むことによって、キャラメルやバニラの香りや味が増し、樽が持つ熟成香とミックスされ豊かで厚みのある味わいになっています。
インナーステイブの焦がし加減を、樽のメーカーに伝えるときのオーダー番号が「46」との事で、その番号が商品名に採用されているんですね。
後熟といった特殊な熟成法ですが、これによってリッチな味を生み出しています。
ストレートで飲むと、口の中を滑るように流れていき喉越しの良さを楽しめますし、ロックや炭酸割りにおいても甘い香りや味、更に飲んだ後に残る余韻も充分。
メーカーズマーク・ファンだけでなく、幅広い層におすすめの一本です。
毎年数量限定メーカーズマークミントジュレップ
以前は、ブラックトップやゴールドトップといった物がラインナップされていましたが、今は販売終了しています。
このメーカーズマーク ミントジュレップも、この春からの数量限定商品なので、気になる方は早めに入手することをおすすめします。
メーカーズマークのスムーズでコクのある味わいは、ちゃんと生かされた作りになっていて、とてもスッキリと美味しく飲めますね。
クラッシュドアイスいっぱいのグラスに注ぐだけで美味しく飲めますが、できればフレッシュミントの葉を手のひらでパチンッと叩くか、指で素早く押さえるかしてプラスしてみてください。
これでさらに美味しく飲めることを保証します。
この数年、ラムベースにミントを使った「モヒート」が人気ですが、このミントジュレップが盛り上がることを願っています。
メーカーズマーク VIP
こちらはビル・サミュエルズ・ジュニアが、親しい友人や来客のために用意していた物を製品化した一本です。
始めはゴールドの封蝋を使用して販売されていました。
瓶にラベルは貼られておらず、同封されているハガキを送ると、オリジナルのラベルが届くという面白いオプションがありました。
一度販売終了されましたが、今は赤い封蝋を使用したものが発売されています。
なぜかかなり高い値段設定がされていますが。
メーカーから詳しいアナウンスがないので、個人的な感想ですが、ゴールドの封蝋の物はまろやかで飲みやすく深い甘味が長く続くといった感じでした。
しかし、復刻版の赤い封蝋のものはボトルが違うだけで、味のほうは通常のレッドトップとさほど変わらないような感じです。
といっても「メーカーズマーク VIP」専用の樽がちゃんとあるとの事。
それなりの違いはあるのでしょうね。
まとめ
メーカーズマーク社は慈善事業にも力を入れていて、基金集めの為に毎年限定量でリリースする「メーカーズマークキーンランド」や、現社長がひとつひとつ直筆サインを入れる「メーカーズマーク ヘリテージ」
加水せずにボトリングする「メーカーズマークカスクストレングス」など、コレクター心を刺激してくる商品を次々と発表しています。
記念ボトルなども多く、まだまだ紹介しきれませんが、それはまたの機会に。
この記事を読んだことで、何か興味を持ってもらえたなら幸いです。
今夜のバーボンはメーカーズマークで決まりですね。