ウイスキーに合う一番のおつまみ

ウイスキー

%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc-3

皆さんはウイスキーのお供にどんなおつまみを用意していますか?

お酒のおつまみといえば様々なものがあると思います。

お肉、海鮮、野菜など普段の食卓に並ぶものからスナック、チョコレートのようなお菓子、お酒のために考えられたおつまみもたくさん存在します。

さて、今回はそんな様々なおつまみの中でもウイスキーに一番合うおつまみを探していきたいと思います。

今回はウイスキーに一番合うおつまみは何かというお話ですがそこを探っていく前にまずはウイスキーとは何なのか、そしてウイスキーにはどんなものがあるのかを解説していきたいと思います。



私が絶対おすすめするウイスキーランキングベスト10はこちら

ウイスキーとは

ウイスキーは古くから存在し、国によってその製法は異なっています。

しかし一般的なウイスキーの定義として

・穀類を原料とする。
・糖化、発酵の後に蒸溜をおこなう。
・木製の樽で貯蔵熟成させる。

上記三つが一般的なウイスキーの定義とされています。



私が絶対おすすめするウイスキーランキングベスト10はこちら

ウイスキーの種類

ウイスキーの種類は基本的に3種類に分かれます。

一つは大麦麦芽を原料としたモルトウイスキー。

トウモロコシなどの穀類を原料としたグレーンウイスキー、最後にその二つを合わせたブレンデッドウイスキーです。

ウイスキーの種類は3種類と言いましたが前述したとおり国によって製法が違うためここからまた細く枝分かれしていきます。

この沢山のウイスキーのに一番合うおつまみをどのように見つけらばいいのか、筆者は考えましたがそれはおそらく無理であるという考えに至りました。

しかし、ウイスキーの種類、飲み方別に一番のおつまみ案を上げることは可能だと考えました。

というわけで今回は「ウイスキーに一番合うおつまみ」から「種類飲み方別のウイスキーに一番合うおつまみ案」にシフトしたいと思います。

ウイスキーの飲み方

ウイスキーとつまみについての基本は、「ウイスキーを楽しむためにつまみがある」といったもので、つまみのためにウイスキーがあるわけではないということです。

また、良いウイスキーを素直に楽しむにはストレートもしくはトゥワイスアップ(氷なしで一対一の水割り)の飲み方がベストだと思っています。

樽出しのウイスキーの度数は50~70度ほどあります。

それを40度ほどに調整します。

それはなぜ調整をするのか、それは製作者のストレートで飲んで一番美味しいようにウイスキーを作っているということを示すからです。

本場ではストレートで飲むのが一般的で、割ると言ってもせいぜいトゥワイスアップ(氷なしの一対一の水割り)までだと聞きます。

しかし例えば日本で有名な角等であればそれはハイボールにも適したものを意識して作られています。

その際にはハイボールはもちろんそのお酒の楽しみ方ですしおつまみもハイボールに合ったものを選ぶべきです。

前置きが長くなってしまいましたが、言いたいことは、ウイスキーに合うつまみという漠然としたくくりでは、適したつまみは選べない産地や作られ方、飲み方によって適したつまみを選ぶべきということです。

これから、ウイスキーの種類別、さらに飲み方別におすすめのウイスキーを紹介してまいります。

スコッチウイスキー

スコッチ・ウイスキーとはスコットランド作られるウイスキーのことです。

世界5大ウイスキー産地に数えられます。

日本ではウイスキーといえばスコッチと言われるほど非常に評価が高いです。

スコッチウイスキーは基本的には食事には合わないと考えます。

それは先ほども言ったように本来の味を楽しみ飲み方であるストレートで口に含んでいただければお分かりになると思います。

ウイスキー特有のあふれんばかりの香りと舌に残る味、そしてアルコール度数。

そのすべてはウイスキーのいい部分ではありますがしかしそれは食事の味わいを曖昧なものにしてしまいます。

お酒のうまみが強すぎて食事の味を消してしまうわけです。

なのでスコッチウイスキーを飲む場合、おつまみはウイスキーを引き立てるためのものと考えるのが一番だと考えます。

ブレンデッド・ウイスキー

スモーキーなウイスキーは、味わいももちろんですが、なにより複雑な香りを楽しめるので、ストレートだけでなくトゥワイスアップで香りを開いて飲むのにも適しています。

また香りを楽しむ観点ではスコッチの中でも例外的に、ソーダ割でも楽しめるでしょう。

燻製食品の中でもおすすめなのは、スモークドチーズ、スモークドサーモン、いぶりがっこなどです。

ブレンデッド・ウイスキーで、煙たくないものはストレートで飲み、スイートチョコやナッツ、ドライフルーツを合わせる。

香りが少なく、シンブルな甘味や苦味が楽しめるつまみがおすすめです。

たとえば、スイートチョコ、ナッツ、ドライフルーツなど。

アイラ・モルトには、燻製か海に由来するつまみを合わせるこのウイスキーも煙たさ、潮っぽさの香りをメインに楽しめるので、ストレートやトゥワイスアップだけでなく、ソーダ割りもアリでしょう。

アイラモルトはかなりピーティで煙臭いために、つまみには燻製ものも合いますが、やはり海のものが良いでしょう。

たとえば生牡蠣、オイルサーディン、塩辛などです。

アイリッシュ・ウイスキー

アイルランドでつくられるウイスキーで伝統的には5種類ほどの穀物をシングルポットスチルで三回蒸留することが特徴です。

アイリッシュ・ウイスキーの特徴は、モルトの乾燥の際にスコッチ・ウイスキーで一般に使われるピート(泥炭)を使わないことと、スコッチに比べて一回多い三回蒸留を行うことです。

ゆえに、煙たさが殆ど感じられない、非常にスムースなウイスキーになります。

よって飲み方はストレートがおすすめであわせるつまみは煙たくないブレンデッドで述べたものと同様に、スイートチョコ、ナッツ、ドライフルーツなどがおすすめです。

アメリカン・ウイスキー、カナディアン・ウイスキー

アメリカで作られるウイスキーです。

ケンタッキー州で作られるバーボン・ウイスキーやテネシー・ウイスキー、ライ・ウイスキー、コーン・ウイスキーがあります。

つまみは原材料に併せてコーン系のものや、ストレートの強い味わいに負けない濃厚な香味を持つ乾物がおすすめです。

たとえばコーン系のおつまみ、ビーフジャーキー、レーズン等です。

ジャパニーズ・ウイスキー

満を持して最後にご紹介するのが、ジャパニーズ・ウイスキーです。

スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアンと並んで5大ウイスキーに数えられます。

ジャパニーズ・ウイスキーの特徴は食事中に酒を飲む文化がある日本に根付かせるため、銀座の料理屋にて水割りによる飲み方を提案したり、またスコットランドと比較にならない暑さの夏がある日本でウイスキー売るために、トリスバーを全国展開して街場で気軽に涼める酒としてハイボールを根付かせるなどして市場を広げてきた歴史があります。

そのためジャパニーズ・ウイスキーは食事に合うように、尖った香味がない、水割りやハイボールにしても美味しいようにできているという傾向があります。

つまみについて言うとストレートで飲む場合はスコッチ同様にスイートチョコ、ナッツ系、ドライフルーツなどがおすすめです。

つまみについて具体的に挙げるのが難しいのはハイボールで飲む場合。

ビールが合う食事全般に相性が良いと思いますが日本のハイボールは柑橘の香りをまぶすことがあるのであえていえば、唐揚げなどの揚げ物、サラミやソーセージなどの肉類、餃子などの油でこってりした料理とさっぱりした柑橘の香りの相性が良いのではないでしょうか。

まとめ

以上、ウイスキーについていろいろと書いてきましたが、まとめるとウイスキーにはたくさんの種類があるのでおつまみはそれに合ったものを選択する。

漠然とした答えで申し訳ありません。

今回はいろいろとヒントのようなものを挙げさせていただきましたのでそれをもとにあなたの一番のおつまみが見つかることを願っています。

ウイスキー