ウイスキーは男の酒?いえいえ今では誰でも楽しめるアルコールです

ウイスキー

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一昔前までは、ウイスキーと言えば男の酒でした。

昭和の頃なら、ちょっと寂れたバーでウイスキーをちびちびやる男たち、で小説が1つ書けたものです。

でも今では、ウイスキーは誰でも楽しめるお酒になりました。

ここは定番の飲み方もですが、ちょっと爽やかに楽しめるウイスキーの飲み方も、ご紹介してしまいましょう。

よく知られた飲み方も、ちょっと珍しい飲み方もまとめてみますね。



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ちょっと待ってウイスキーってひょっとして

ウイスキーという一言で日本では通ってしまいますが、世界5大ウイスキーというほど種類があるのです。

特に有名なのが、スコッチウイスキーとバーボンウイスキーの2種類ですね。

ちなみに日本のウイスキーも、ちゃんとジャパニーズとして5大ウイスキーに含まれていることを付け加えておきます。

実は5大ウイスキーにもまた、タイプがいろいろとあるのですがもうこうなると、かなりの通でないと見分けも飲み分けも出来ません。

という訳で、ウイスキーという総称の中での飲み方やカクテルなどのご紹介をさせてください。

細かく分けていると本当に、書き手も読み手も混乱してしまう危険があるのです。



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ウイスキーの定番の飲み方って

日本でのウイスキーの定番の飲み方と言えば勿論、水割りですね。

しかしもっと定番が、無いとは言えないのです。

ストレートで男っぽく

バーボンでもスコッチでも、ウイスキーのストレートというのはいかにも、酒に強い男の飲むものというイメージがあります。

バーボンだとカウボーイが酒場で呷っている映画のシーンなど、浮かんできますね。

スコッチだと、英国風のバーでゆったりと酒を楽しむ紳士たちのイメージかも知れません。

さてこのストレートの飲み方ですが、チェイサーと呼ばれる水が一緒に出てきます。

この水で一旦口の中をリセットして、また酒を味わうという飲み方です。

つまりストレートはがぶ飲みする飲み方ではなくて、本来のウイスキーの味を楽しむための飲み方なのですね。

なのでこれ、意外とお酒に弱い人におすすめの飲み方なのです。

ちびちび飲むので、あまり量を飲まずに済むのです。

またお酒を生のままで飲むことになるので、どの程度飲んだか見当がつきやすいのです。

ソーダで割って爽やかに

ウイスキーソーダと呼ばれたり、日本だとハイボールと呼ばれたりします。

ただこのハイボールという言葉本来は、蒸留酒やリキュールを何かで割ったもの全般、を指しますので海外で注文する時には気をつけてください。

言葉通りウイスキーをソーダで割りますので、弾ける炭酸で大変に爽やかに飲めるスタイルです。

夏向きの感じがしますが、今では寒い時期でも暖房がありますから、好きな人は何時でもといった感じですね。

レモンや柑橘系の果物が大変に合いますので、ピールを浮かべるだけでも一層爽やかに、カクテルっぽく飲めます。

定番中の定番は水割り?

これが日本では非常に一般的な、ウイスキーの飲み方です。

がしかし欧米では、滅多に注文する人がいません。

ウイスキー本来の味がぼやけてしまうからなのか、そのへんはちょっと不明です。

とは言え海外のバーでも、Whiskey and waterの注文で通じますので安心してください。

この水割り、お酒に弱い人の飲むものと言われていますが、実は本当にお酒に弱い人にはおすすめできない飲み方なんです。

というのは、段々と氷が溶けて水が増えて薄くなり、そこに新しい1杯が注ぎ足されたりするので、実はどのくらい飲んだかわからなくなるという危険があるのです。

お酒に弱い人で水割りを注文した場合、管理にご注意ください。

ちょっと渋めにオンザロック

貫禄のある男性の飲み方、という感じのするのがオンザロックです。

まあ簡単に言えば、ロックグラスに氷を入れてウイスキーを注いだだけの飲み物です。

最初はストレートに近い味わいが楽しめて、その後氷が溶けるにつれてだんだんと変わる味わいを楽しむことが出来ます。

ストレートよりも、氷のおかげで口当たりが良くなりますので、ストレートだとちょっときついけどウイスキー本来の味は楽しみたい、という人におすすめです。

この氷ですが、できるだけ大きな物を入れるのが良いとされています。

そうした場合氷が溶けるのが遅くなり、ウイスキーが薄くなるのが遅くなるからです。

あまり早く溶けてしまっては、せっかくの味の移り変わりが楽しめないということですね。

飲む時も、あまり時間をかけすぎないように注意したほうが良いですね。

ウイスキーだけで飲むのではなく

おしゃれなカクテルですが、ウイスキーベースのものは結構多いのです。

南北戦争舞台の小説でも有名なミントジュレップ

風と共に去りぬの中でも、紳士たちがミントジュレップを楽しむというシーンがありました。

暑い夏の、しかもアメリカ南部です。

湿度もそこそこあるので、爽やかな飲み物が歓迎されたはずですね。

でも彼らとしてはバーボンは外せない、という事でミントジュレップです。

グラスに水かソーダを注ぎ、砂糖とミントの葉を入れてミントを潰しながら砂糖を溶かしたら、ウイスキーと氷を入れます。

ミントが爽やかに香る、午後の日差しにも映えるカクテルの出来上がりです。

色合いも、ウイスキーの琥珀色が薄まって、大変に涼しげですね。

とても簡単で美味しいウイスキーサワー

ウイスキーにレモンジュース、それに砂糖をあわせてシェイクしただけのカクテルです。

何しろウイスキーには柑橘系が非常に合いますので、この組み合わせは最高に美味しい飲み方と言えますね。

もうちょっと爽やかな感じでという人は、ソーダを加えるのもおすすめです。

ちなみにシェイカーがなくて、でもカクテルを作りたい場合、密閉容器に材料を入れて振るというちょっと乱暴なやり方もあります。

良ければ試してみてください。

凄くシンプルででもウイスキー本来の味わいも楽しめるウイスキーミスト

砂糖を入れたりするカクテルはあまり、という人におすすめなのがウイスキーミストです。

ウイスキーにクラッシュドアイスを加えて、レモンピールを添えて出します。

クラッシュドアイスで冷たくなったウイスキーに、ちょっとだけレモンピールが香りを添えてくれるのが、オンザロックや水割りでは味わえない一工夫です。

夏の暑い日もこれなら、冷たくでもウイスキーをしっかりと味わえますね。

飲み方も一律ではなく楽しんで

以上は非常にベーシックなウイスキーの飲み方、楽しみ方です。

先人の知恵で生まれた飲み方のあれこれなので、さすがにツボを心得ているといわざろう得ません。

しかし実際に楽しむ方法は、もっと多くあるはずです。

飲む人なら誰しも、自分だけの楽しみ方がありますよね。

そしてちょっとした思いつきで、また新しいウイスキーの味わい方が生まれるかも知れません。

思いつきでちょっと何かを加えるとか、工夫してみてください。

また新しい定番の飲み方が、生まれてくるかも知れません。

ただしここで一言、飲みやすくなったお酒にはやはり注意が必要です。

口当たりが良くなったと言っても、同じ分量のアルコールを摂取するのですから、そこはしっかりと節度を守ってくださいね。

美味しく飲んで、次の日はその楽しい時間のおかげで元気いっぱい、という飲み方を見つけてください。

まとめ

ウイスキーの定番の飲み方を、いくつかご紹介しました。

この定番、勿論美味しい飲み方として定着したものです。

ありがたく、その飲み方を継いでいきましょう。

でもひょっとしたらもっと、自分流のなにかの飲み方カクテルのレシピがあるかも知れません。

定番の飲み方にちょっと何かをと思いついたら、早速やってみることをおすすめします。

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