バーボンは美味しくてもアルコール度数が高いので注意?
バーボンは、長い年月をかけて熟成させるので、深みのある味がします。
そのため、お酒が好きな方たちから高い人気を集めていますが、アルコール度数が高くなっているので、注意すべきポイントがいくつかあります。
そこで、バーボンと他のお酒を比較しながら、アルコール度数が高いお酒を飲んだ場合に注意するポイントを紹介するので参考にしてみて下さい。
日本で人気の高い3つのお酒
日本では、バーボンは年配の方が飲むお酒というイメージを抱いている方が多くいます。
そのため、日本で人気の高いお酒と言えば発泡酒やビールで、若い女性たちの間ではカルーアミルクなどが高い人気を誇っています。
そこで、これらのお酒は、バーボンに比べて、どのような特徴やアルコール度数になっているのか紹介しましょう。
発泡酒
日本で発泡酒が高い人気を集めているのは、ビールに似ている味をしていて『低価格』になっているのが大きく関係しています。
実際にお酒を安い値段で販売しているお店でも、ビールを購入しようとしたら、200円以上になっている製品が多くなっています。
それに引き換え、発泡酒は200円以下になっている製品が多くて、値段の安い物であれば、130円になっている製品が多いです。
それは自販機で販売されているジュースと変わらない値段になってるので、多くの方たちが気軽に購入できるのです。
さらに発泡酒は、アルコール度数が3~5%程度になっているので、アルコールに弱い方でも飲みやすいお酒になっています。
ビール
ビールは、発泡酒に比べたら値段が高くなっていますが、深みのある味がします。
個人差はありますが、発泡酒に比べたらコクのある味がするので、暑い夏場の季節には多くの方たちがビールを飲んでいて、野球場では多くの方たちがビールを頼んでいるのです。
そのため、居酒屋でも多くの方たちが、まずはビールを頼んでいます。
そのような人気の高いビールのアルコール度数は、5.0~5.5%程度になっているので、発泡酒より少し高くなっている程度です。
カルーアミルク
若い女性たちは、酎ハイやカクテルを好む傾向がありますが、その中でもカルーアミルクは高い人気を集めています。
なぜ、カルーアミルクが高い人気を集めているのかと言えば、甘い味が女性に支持されている事と、飲みやすい所が挙げられるでしょう。
実際にカルーアミルクは、名前の通りでミルクのような味がする上に、少しだけ苦味があります。
そのため、大人の女性でも十分に楽しめるお酒になっているのです。
ただし、カルーアミルクは意外にもアルコール度数が高くなっていて、15%もあるので、飲みすぎには注意したほうが良いです。
アルコール度数の高い3つのバーボン
バーボンは、日本で好まれているお酒に比べたら、アルコール度数が高くなっているので注意しなければいけません。
実際にバーボンのアルコール度数は40%以上になっていて、お酒の種類によって、それ以上のアルコール度数になっています。
そこで、バーボンの中でもアルコール度数が高いほうのお酒を3つまで紹介するので、参考にしてみて下さい。
ブッカーズ
ブッカーズは、熟成年数が6~8年で、バーボンの中では長い年月をかけて熟成させているほうです。
さらに、割水をしないで作られている事から、純粋にバーボンの味を楽しめるお酒になっています。
そのようなこだわりを持って作られたブッカーズは、ほろ苦い味がするので、カルーアミルクのような甘いお酒が苦手な方には、おすすめのお酒です。
そのため、ブッカーズは女性よりも男性のほうが満足しやすいお酒ですが、アルコール度数が63.7%もあるので注意して下さい。
オールド グランダッド
オールド グランダッドは『114』という数字が描かれていますが、これはアルコール度数が117%という訳ではないので注意して下さい。
こちらのお酒のアルコール度数は、114プルーフ(アルコール度数57%)になっています。
そのため、ブッカーズよりは、アルコール度数が少し低くなっているので、ブッカーズが酔いやすい方は、オールド グランダッドのほうがおすすめです。
そして、オールド グランダッドは重厚な味がしますが、なめらかな口当たりになっているので、飲みやすいバーボンになっています。
ワイルドターキー8年
ワイルドターキー8年は、アメリカ合衆国の歴代大統領も愛したほどの歴史を誇るお酒です。
そのような高い人気を誇る理由はいくつかありますが、その魅力は何と言っても、8年も長く熟成している所です。
さらに、オーク樽と呼ばれている物で熟成していますが、このオーク樽は内側を強く焦がしていて、少し甘みとコクのある味になっています。
そのため、女性でも飲みやすいバーボンになっているので、苦味のあるバーボンが苦手な方には、おすすめのお酒です。
ただし、ワイルドターキー8年もアルコール度数が50%もあるので注意して下さい。
二日酔いの対策法
バーボンはアルコール度数が高いので、二日酔いになりやすいので注意しなければいけません。
もしも、二日酔いになってしまえば、仕事に影響してしまいますし、頭痛に悩まされてしまうので、二日酔い対策をいくつか紹介するので参考にしてみて下さい。
おつまみ
お酒を飲むペースが早い方は、おつまみをあまり食べないでお酒を飲んでしまうかもしれません。
発泡酒やビールであれば、アルコール度数が低いので問題がなかったのかもしれません(個人差があるので注意)。
しかし、バーボンのようにアルコール度数が40%以上にもなっているお酒で、おつまみをあまり食べていなければ、二日酔いになる可能性は極めて高くなるので注意して下さい。
実際にバーボンに合うおつまみはいくつもあって、ドライフルーツ・チーズ・ビーフジャーキなどがあるので試してみて下さい。
水を摂取
バーで、バーボンを頼んだ場合に「チェイサーはどうなされますか」と尋ねられる事があります。
このチェイサーとは、水の事を指します。
実はバーボンを飲んだ後に、それを追いかけるように水を飲む方法があるのです。
なぜ、このような飲み方をするのかと言えば、水を適度に飲んでおけば、二日酔いになりづらいからです。
そのため、バーボンだけに限った訳ではありませんが、他のお酒を飲む時でも、お酒を飲む前後で水を飲んでおけば翌日になって二日酔いで頭痛に悩まされる可能性が低くなります。
アルコールの危険性
二日酔い対策をしても、バーボンを飲みすぎたら、危険な状態に陥ってしまう事があります。
あくまでも適度にバーボンを飲んで、楽しむ事が重要です。
しかし、お酒が好きな方は飲みすぎてしまうので、バーボンのようなアルコール度数が高いお酒を飲みすぎたら、どのような事が起きてしまうのか紹介するので見ていきましょう。
アルコール依存症
アルコール依存症とは、簡単に言ってしまえば、お酒が辞められなくなってしまう症状です。
この症状の恐ろしい所は、お酒を飲んで酔えなくなったら、酔うまで飲みたくなってしまう所です。
そのため、バーボンのようなアルコール度数が高いお酒を飲んでも、その度数に慣れていけば、あまり酔えなくなるので以前よりも多く飲もうとします。
そのため、バーボンを飲む際には、休肝日(お酒を飲まない日)を設けて、エスカレートしないように注意して下さい。
急性アルコール中毒
アルコール依存症も恐ろしい症状ですが、それ以上に危険なのが、急性アルコール中毒です。
若い方たちが年末に、お酒を飲みすぎて救急車に運ばれていきますが、それが急性アルコール中毒になったケースです。
もしも、急性アルコール中毒を発症してしまえば、頭痛に悩まされる程度では済まなくて、意識がもうろうとして、吐き気がしたり息切れしたりする場合もあります。
最悪のケースでは、気づかないうちに亡くなってしまう時があるので、早いペースでお酒を飲まないようにして下さい。
まとめ
バーボンはアルコール度数が40%以上もあるので、ビールや発泡酒ばかり飲んできた方は、肝臓に負担をかけやすいので注意しなければいけません。
そのため、飲むペースに注意しながら、休肝日などを設けて、バーボンを飲みすぎないように注意して下さい。
もしも、バーボンを飲む事が習慣になって、飲む量が増えていけば、アルコール依存症になる可能性もあるので気をつけましょう。