バーボンウイスキー入門。憧れのバーボンを美味しく味わいたい。
お酒の初心者だとなかなか手を出しにくいのがバーボンウイスキーです。
居酒屋でビールや焼酎デビューをしても、バーに出向いて「バーボンウイスキー」と注文するのはハードルが高いですね。
味わい方もいろいろあって、ただグラスに注げばいいというわけでもなく、何をすれば美味しく味わえるのか、恥ずかしくない注文の仕方とは、初心者の為の「バーボン入門」です。
バーボンウイスキーとは
ウイスキーと一口にいってもスコッチ、アイリッシュ、カナディアン、ジャパニーズ、アメリカンウイスキーと代表的なものだけでも五種類あります。
その中のアメリカンウイスキーのひとつがバーボンウイスキーなのです。
バーボンとはブルボンがなまってバーボンになったようです。
ちなみにブルボンとはブルボン朝に由来するそうです。
バーボンウイスキーは原料や製法に関して細かく条件が決められています。
バーボンウイスキーの条件
「原料の穀物にはトウモロコシを51%以上含み、80度以下で蒸留し、さらに内面を焦がしたホワイトオークの新樽で、アルコール度数62.5度以下で熟成したもの」という定義がアメリカの法律で決まっています。
主な製造地はアメリカのケンタッキー州です。
バーボンの美味しさの秘密
トウモロコシを主原料にしているため、甘みの強い商品が多いです。
そして、焦がしたオーク材の樽を使用しているためバニラのようなキャラメルのような香りが特徴です。
二年以上の熟成でストレートバーボンになります。
熟成期間が短いので、ガツンとしたアルコール感が強いお酒です。
甘さの中に強いアルコールの刺激がある、これがバーボンウイスキーの魅力ではないでしょうか。
美味しい飲み方
まずは本来の味と香りを堪能して、といいたいところですがそれは玄人の飲み方になると思いますので、初めはロックか水割りで挑戦するとよいでしょう。
もちろんお酒に強ければストレートでもかまわないと思います。
その時はチェイサーを用意します。
チェイサーを飲むことで長く飲んでいても舌をリセットすることができるからです。
ロックとはオンザロックのことで大きい氷をグラスに入れて少しづつ氷を溶かしながら飲みます。
味の変化を楽しめるとともに強いお酒を
飲み続けなくていいので長くお酒を楽しめるでしょう。
ハイボールはあまりバーボンには合わないといわれてますが、お酒に強くないのならハイボールもおすすめです。
香りと甘さが引き立ち美味しく味わえます。
バーボンに合うおつまみ
トウモロコシが原料なのでポップコーンやジャイアントコーンなどがおすすめです。
そして甘い香りがするためチョコレートなども好評のようです。
ドライフルーツなども合うのでオレンジピールチョコレートなどは最適な一品です。
ショートケーキやチーズケーキなどをお供にする方もいるようです。
反対にアイスクリームにバーボンを垂らして食べると非常に甘みと風味が増して美味しい食べられます。
また、スパイシーなバーボンを選んだときはビーフジャーキーとも相性がよいです。
スモークチーズや白身魚も相性がよいようですのでタコの燻製なども試してみてはいかがでしょうか。
たまにはおしゃれにカクテルで
ウイスキーを最も味わい深く楽しめるのはそのまま混ぜ物無しで飲む方法だと思いますが、アメリカのお酒ということでたまにはカクテルで味わうのも良いでしょう。
柑橘系のジュースにベルガモットを足した爽やかな「マジック・トレース」女性にぴったりな味だと思います。
ダーク・ラムと生クリームを合わせたまろやかな「ミッドナイト・カウボーイ」
ジンジャーエールとレモンで割った「バーボン・バック」は暑い夏に飲みたいカクテルですね。
まとめ
ちょっとハードルが高いなと思っていたバーボンですが、よく知るうちに魅力がいっぱい詰まったお酒なんだなと認識が新たになりましたね。
アメリカのハードボイルドの主人公のように思いっきり渋くグラスを傾けるのもよし、ハリウッドの素敵な女優気どりでカクテルを片手に楽しむのもよし。
ワインやビールのように気軽に楽しんでみましょう。