冷蔵庫の残り物でも大丈夫、バーボンに合う手軽なおつまみ
安価に手に入るウイスキーとして、人気の高いバーボン。
一般的に甘みが強くて飲みやすいので、ウイスキー初心者にもおすすめです。
ですがおつまみを上手に合わせないと、後味が悪くなりがち、という特徴を持っています。
そんなバーボンに合うおつまみを、コンビニで手に入るものや、冷蔵庫に残りがちな食材を中心に簡単に作れるものを中心に探してみました。
よりおいしくお酒が飲めるレシピばかりなので、是非試してみてください。
バーボンというお酒を楽しむ
バーボンだけをじっくり飲む人も多いのですが、おつまみを共に食べることで味わいが変化するため、より長時間楽しめます。
そのため飲み方のスタイルに合わせて、上手におつまみを選ぶことがポイントです。
レシピを紹介する前に、そもそもバーボンとはどんなお酒か、簡単に説明します。
ウイスキーの1種であるバーボン
バーボンは、アメリカのケンタッキー州を中心に造られているウイスキーです。
ウイスキーの王道ともいえるスコッチウイスキーが大麦で造られているのとは対照的に、バーボンはその50%をコーンが占めているため、甘みが非常に強いのが特徴です。
アルコール度数は40%から60%近いものまで様々で、飲み方もストレートやソーダ割など、好みに合わせて自由に変えられます。
また近年は、クラフトビールに引き続き、クラフトバーボンと呼ばれる少量生産のバーボンが人気になりつつあるので、今注目度が高いという特徴もあります。
注目度抜群、クラフトバーボン
クラフトバーボンは、原材料から造り方まで、造り手の意図や思想が色濃く反映された希少価値の高い、少量生産のバーボンを指します。
地域ごとの特産ビールが話題となりましたが、このクラフトバーボンも今注目が集まっているお酒の1つです。
「古き良き時代のバーボンの姿」を復活させるために、大きなところではサントリーが主になって取り組んでいます。
商品によりますが値段も5千円前後とお手頃なものも多く、特徴あるバーボンを手軽に楽しめるのがポイントといえそうです。
手軽さならNo.1のコンビニで選ぶ
手軽に寄れるコンビニは、仕事帰りにも利用しやすく、おつまみ選びに最適です。
そんなコンビニで買える商品の中でも、バーボンにおすすめのおつまみを紹介します。
人気は1番、ビーフジャーキー
味わいに特徴があるバーボンには、パンチの効いたおつまみを選ぶことが大切です。
例えば冷ややっこや焼きナスのような味が薄い、あるいは淡白なおつまみは、バーボンの味わいに負けてしまうのであまりおすすめできません。
コンビニで選ぶ場合は、特におすすめなのがビーフジャーキーです。
塩分が強めで脂身が多いビーフジャーキーは、バーボンのおつまみとして定番中の定番でありながら、コンビニ毎に違う商品があるのも魅力の1つです。
どこのコンビニが一番合うか、探してみるのも楽しそうです。
食べ比べならチョコレートがぴったり
色々な味を楽しみたい人には、チョコレートがおすすめです。
最近はコンビニでも、高級チョコレート店とのコラボレーション企画によって、高品質なチョコレートを手軽に買えるようになりました。
特にバーボンに合うと言われているのがゴディバのチョコレートなのですが、ミルク風味の生チョコレートやカカオの香りが高いチョコレートなら、ある程度合うようです。
数種類のチョコレートが一緒に入っているものを購入すると、より手軽に様々な味わいを楽しめます。
燻製チーズや、チーズ味のスナックもぴったり
チーズ系のスナックや、燻製風味のチーズは手軽に買えるお酒のおつまみです。
バーボンに合わせるなら、燻製風味のものをよりおすすめします。
意外なところでは、辛口のバーボンにチーズケーキを合わせるという飲み方もあります。
なめらかなクリームチーズの食感と、バーボンの風味がマッチして意外にも美味しいそうです。
冷蔵庫の残り物で、お手軽おつまみ
残り物でささっとおつまみを作るのも、家でお酒を飲むときの楽しみといえます。
残りがちなもので作れるので、試しやすいレシピばかりです。
食パンガーリックラスク
残っている食パンをカットして、バターとニンニクを混ぜ合わせたものをたっぷり塗り付け、トースターでカリッと焼くだけ。
バターは有塩のものがおすすめですが、無ければマヨネーズでも大丈夫です。
砂糖をかけたシュガーラスクを1枚作っておくと、味の変化が手軽に楽しめます。
カリカリ焼き餅
お正月に1つだけ貰ったお餅など、食事には量が少ないものや、1個だけ余ったときにすぐ作れます。
お餅を薄くカットするか、手で生のままちぎります。
市販のものなら割れやすいですし、家で作ったものなら数日何にもくるまず皿の上で放置しておくと、簡単にひび割れます。
これにお醤油をさっとまぶして、レンジでチンするだけです。
お醤油を先につけておくことで、そこに熱が集まるのでカリカリになりやすく、焦げ付きにくくなります。
残り野菜と粉だけ、手軽チヂミ
野菜が余っていれば、片栗粉や小麦粉などの粉と合わせ、水で硬さを調整して焼いただけのものもおすすめです。
この時のポイントは、ソースは味の濃いものを選ぶこと。
チーズを一緒に乗せられれば、最高ですね。
味が濃くて塩辛いものを選ぶのがポイント
バーボンのおつまみとして合うのは、塩辛いものが中心です。
なのでおつまみを作る時には、少し味付けを濃くするとよいでしょう。
また脂肪分が多いものを選ぶのも、相性が良くなるのでポイントです。
辛味がほしい時には、チリやペッパーだけでなく、ワサビを使うと意外においしく楽しめます。
デザート系も家で簡単に、バーボンに合うデザートレシピ
甘いものも合うバーボンは、デザートに合わせることで違った楽しみ方ができます。
女性にとってもお酒として楽しむハードルが下がりやすいので、気軽に作れるものや購入できるものをまとめてみました。
定番デザート、アイスクリーム
自分で作るには手間がかかりますが、市販のものを買ってくればすぐです。
アイスクリームにバーボンを好きなだけ垂らして楽しむ、大人のデザートです。
味はバニラがスタンダードですが、チョコレートもおすすめです。
できればラクトアイスではなく、アイスクリームと表記されているものを選ぶと、よりバーボンに合うと思います。
ミネラルたっぷりドライフルーツ
バーボンには、フルーツも合います。
生のフルーツか、ドライフルーツか、そこは好みで別れますが、手軽さで言えばドライフルーツに軍配が上がります。
定番としてはイチジク、プルーン、オレンジピールがあります。
生のフルーツとしては、やはりイチジクの人気が高いようです。
更に手をかけてデザート風にしたい人には、バーボンに浸して戻したレーズンを、バターと混ぜた「バターレーズン」がおすすめです。
パーティーに最適、カナッペで楽しむ
クラッカーの上に、好みのチーズやフルーツを乗せて楽しむカナッペは、パーティーにバーボンを合わせる際にぴったりの1品です。
作るのも簡単ですし、面倒であればクラッカーと材料だけ並べて出して、好きなように乗せてもらうのも良いでしょう。
SNS映えしやすく、アレルギー性のある食材を自分で避けられるので、みんなで楽しめるのも特徴です。
意外性ありのちょっとディープなおつまみ
沢山あるおつまみ候補のなかでも、ちょっと意外なものがあったのでご紹介します。
カッコよさ抜群、葉巻
シガーを合わせる、という飲み方があったのでご紹介します。
シガーとは葉巻のことで、日本ではなかなかお目にかかりませんが、煙草の1種です。
巻き煙草を吸いながらバーボンを楽しむという、なんともカッコいい飲み方が推奨されているバーボンがありました。
BAKER’S(ベイカーズ) というバーボンで、クラフトバーボンとして販売されています。
食事系おつまみ、赤身肉
パンチが効きすぎるのでは、という印象を受けた赤身肉ですが、意外としっくりくるんだとか。
味付けは塩コショウのみで、シンプルなものが最適なようです。
赤身肉なら手が出しやすいので、もし試す機会があったら挑戦してみるのも良いかもしれません。
まとめ
バーボンに合うおつまみについて、定番から意外なものまでいくつか紹介しました。
なるべく手軽に楽しめるものを中心にしたので、試しやすいものばかりだと思います。
自分に合う飲み方を探すのも、バーボンの楽しみ方の1つといえます。
これからバーボンを飲んでみよう、と思っている方も、既に家に1本あって消費に悩んでいる人にも、参考になれば幸いです。