バーボンは深い味わいを感じることができる飲み方をしてこそ良さを感じるお酒

バーボン

キリン フォアローゼズ 40度 700ml

バーボンにはさまざまなイメージがあるはずです。

安価なイメージも持っているかもしれませんが、バーボンはとても手間暇をかけて作られたお酒なのです。

そのため、簡単に評価するべきお酒ではありません。

その深い味わいをしっかり感じ、さまざまなタイプの飲み方を覚えてこそ、バーボンの魅力が分かってくると言えるお酒なのです。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

誤解しているバーボンのイメージ

安価なお酒のイメージ

バーボンと言えば、どのようなイメージを持っていますか。

西部劇に登場する、誰でも手軽に飲める安価なお酒と言ったイメージを持っている人はすくなくないはずです。

確かにバーボンの種類の中には手軽に飲むことができる物も多くありますが、基本的にはバーボンはできあがるまでにとても多くの工程を踏まえてできているお酒なのです。

また、バーボンと呼べるには細かい規定が設けられており、原料となる穀物中にはトウモロコシを51パーセント以上含んでいることが基本となるのです。

また、連続式蒸溜機でアルコール分が40度以上、80度以下に保つこともバーボンを作る方法で定められています。

また、それだけではなく最低2年以上熟成させなければならない規則もあるのです。

こうした手間暇かけられたバーボンは、安価なお酒と呼べるイメージではないはずです。

最高級のバーボンともなれば、驚くほどの価格帯で販売されていますので、こう聞けばバーボンのイメージは間違いなく変わってくるはずです。

苦い大人のお酒のイメージ

バーボンは大人の男性が飲む、苦いお酒のイメージがあるのではないでしょうか。

確かにバーボンの種類によっては、苦いと言う表現ではなくスモーキーな風味になっている物もあります。

しかし、バーボンの多くはカラメルのような甘さをダイレクトに感じることができる風味なのです。

バーボンと比較されるスコッチについては、アルコールの刺激をダイレクトに感じる大人の苦さを味わう楽しみがありますが、バーボンはどちらかと言えば甘みを感じることができるお酒なのです。

苦い大人のお酒のイメージと言うのは、さまざまな情報からこうしたイメージが付いてしまったことであり、実際にバーボンを飲んでみればこうした情報が間違っていることにすぐに気が付くはずです。

こうした味に関するイメージも大きな誤解を生んでいると言えるでしょう。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

バーボンの良さを感じる飲み方

ストレートで深い味わいを感じる

バーボンの良さは、その深い味わいです。

口に入れると、さまざまな味わいが口の中に広がっていき、どのような製法で作られたのか、どのような原料を使用しているのかを口の中で感じることができます。

こうしたバーボンの良さをしっかり感じることができる飲み方は、やはりストレートでしょう。

ストレートで味わうことで、さまざまな種類のバーボンでも違いをしっかり感じることができるはずです。

しかし、バーボンは基本的にはアルコール度数がとても高いきついお酒です。

そのため、ストレートで飲むことは難しいと感じている人も多いはずです。

こうした場合は水割りなどでも良いですが、ほんの少しだけストレートで口に付けるだけでもバーボンの深い味わいは感じることができます。

お店などでバーボンの銘柄を指定したときには、テイスティングの意味も込めて、少量でも構いませんので、ストレートで味わうことをおすすめします。

水割りで個性を感じる

バーボンは深い香りが自慢なので、水割りにしてもその風味がしっかり残ることが魅力なのです。

つまり、水割りでも十分バーボンの味わいを感じることができるのです。

しかし、バーボンの水割りはとてもシンプルな飲み方でありますが、とても奥の深い飲み方であることは理解しておきましょう。

重要なポイントとしては、基本的にはしっかりと冷やすことなのです。

グラス一杯になるほどの氷を入れて、まずはグラス自体をしっかり冷やしておくことをおすすめします。

そしてそのグラスにバーボンを好みの量まで注ぎ、さらに冷やすためにマドラーでかき混ぜます。

グラスとバーボンがしっかり冷えた状態でその中に水を注ぐようにしましょう。

さらにマドラーでバーボンと水とをかき混ぜれば完成になります。

また、水はできるだけ無味な物を使用するようにし、水道水などは避けるようにしておきましょう。

口に水割りを入れたとくに、直にバーボンの風味を感じることができる水割りの飲み方は、冷やして味わうことが最も基本となります。

トワイスアップで女性でも飲みやすく

トワスアップとは、水を2倍にして薄めて飲む方法です。

水割りとの大きな違いは氷を入れないことです。

氷を入れないことで常温の風味を感じることができるようになるでしょう。

また、バーボンよりも水を多めに入れることでアルコール度数が低くなり、女性でも飲みやすいと感じることができるでしょう。

また、トワイスアップはバーボンと水とをグラスで揺らしてかき混ぜることでほんのりバーボンの香りが立ち昇っていきます。

毎回飲む前に軽くグラスを揺らすことで、この何とも言えない心地よい香りを感じることができますので、まさにバーボン好きには最高の飲み方と言えるのです。

慣れるまでには時間がかかるかもしれませんが、バーボンの一つの魅力である香りを感じたいのであればトワイスアップはとてもおすすめの飲み方です。

女性におすすめのバーボン2選

FourRoses

キリン フォアローゼズ 40度 700ml

キリンビールから発売されているFourRosesは、安価でバーボンの風味をしっかり感じることができるタイプとして人気が高まっています。

良心的な価格でありながら、ウッディな樽の風味はしっかりと口の中に残り、さらに高級感のある上品でフルーティな香りを味わいも口の中に広がっていきます。

飲みやすさを追求したバーボンなので、男性だけではなく女性にもおすすめできる銘柄です。

バカルディジャパン

EvanWilliamsは、まさにバーボンの定番とも言える存在です。

世界シェアの多くを握っているエヴァンウィリアムスの中でも、このバカルディジャパンは最もスタンダードである銘柄であり、多くの人が受け入れやすい味わいを楽しませてくれます。

中でも12年の熟成を経たレッドラベルは、今までのバーボンでは感じることができないバニラやキャラメルの甘い風味を得ることができます。

苦味のあるバーボンと言うよりは、甘みを感じることができるバーボンなので、この銘柄も女性にはおすすめできると言えるでしょう。

バーボンの選び方

定番は必ず飲んでおくべき

多くの銘柄の中から自分が好みだと感じるバーボンを探すことは、簡単な作業ではありません。

バーボンは銘柄により大きく味わいなどが変わってくることがありますので、余計にバーボンの魅力が分からなくなってしまうことがあります。

バーボンの基礎を踏まえて選ぶときには、まずは定番と言える銘柄は必ず飲んでおくべきです。

この定番と呼べるバーボンこそが選ぶ基準と考えて、自分の好みの風味や味わいを感じることができるバーボンを選んでみましょう。

まとめ

バーボンは特別なお酒を言ったイメージを持っていませんか。

自分には敷居が高く、お酒が好きな男性が飲むようなイメージを持っているかもしれませんが、バーボンはアルコールを感じるお酒ではなく風味や味わいを感じるお酒なのです。

飲まず嫌いにならないように、まずは自分に合っているバーボンをしっかり見つけてみましょう。

今までのバーボンのイメージが変わるはずです。

バーボン