糖質制限ダイエット中にバーボンは危険!?
バーボンウイスキー(以下、バーボン)を含め蒸溜酒は、低糖質ダイエット中に飲めるお酒の一つです。
バーボンの特徴は、他のウイスキーにない甘味を感じられることであり、糖質制限ダイエット中に甘いものが欲しい時に効果を発揮しまし。
しかし、このバーボンウイスキーが糖質制限中に大きなメリットとデメリットがあります。
バーボンの魅力は糖質ゼロ!
やはり、ダイエット中でもお酒を飲みたい方が多いと思います。
特に最近では糖質制限ダイエットが流行しており、糖質ゼロのお酒が大人気です。
実際にバーボンは製造段階において、アルコール発酵で得たアルコールを連続蒸溜塔で加熱・冷却してアルコール濃度を高めます。
その際に原料に含まれる糖質が除去されるため、糖類が殆ど含まれません。
含まれる要因としては、熟成樽のオーク材から染み出る僅かな糖類ですが基本的に糖質制限ダイエットに影響するものではありません。
また、熟成樽自体も焼き入れされるため、糖質が分解します。
バーボンの甘味は、甘さというよりも風味やポリフェノールの影響が大きいです。
糖質ゼロで確かに痩せる!代謝も良くなる!
糖質ゼロのバーボンなどを飲みながら糖質制限ダイエットを継続すると、体重は劇的に減少します。
また、リバウンドも起こし難い体質になります。
特にバーボンなどのウイスキー類は糖質も含まれない上、アルコールを人体が優先的に利用します。
そのため、アルコール自体はエンプティーカロリーとも言われます。
また、ポリフェノール自体も体内に吸収されることで糖質の吸収を抑えたり、分解を早めたりします。
また、アルコールは脂肪を溶かす作用があり、適度に飲むことで脂肪代謝が活性化されます。
そのため、糖質制限により、多くの脂肪がエネルギーへと変換されるため、糖質制限ダイエットは非常に効率が良くなります。
しかし、バーボンなどの蒸留酒にも問題はあります。
バーボンが危険な理由とは?
実は、バーボンの場合、独特の風味や甘味があるため、ついつい飲み過ぎてしまうことがあります。
これが、バーボンが危険という理由です。
飲み過ぎれば、二日酔いで気持ち悪いだけとお考えの方も多いと思います。
しかし、バーボンなどの蒸留酒は、元々アルコール度数が高く、37~47%もあったりします。
それは肝臓への負担が大きくなるだけの方は、バーボンを飲むのはあまりおすすめしません。
飲んだとしても、ロックや水割りなどをおすすめします。
バーボンなどアルコール度数の高い、蒸留酒のアルコールを肝臓が分解する際に利用されるのがブドウ糖です。
実はアルコール分解にはブドウ糖しかエネルギーになりません。
そこで、糖質制限ダイエットが問題となります。
元々、ブドウ糖の原料となる糖質が体内に少ない状態です。
ついついバーボンを飲み過ぎた場合、アルコール分解に必要なブドウ糖が生成されないため、アルコール分解が遅くなったり、体内のブドウ糖が枯渇するなどの問題が生じます。
特に体内のブドウ糖が枯渇することは非常に危険なことです。
糖質制限中に低血糖で倒れる
先ず、糖質制限中でバーボンなどを飲み過ぎ、アルコール分解でブドウ糖が枯渇してしまった場合、低血糖で倒れることがあります。
この症状は、頭痛・めまい・吐き気・倦怠感など二日酔いの症状にしている部分もありますが、一番の違いは体が動かなくなることや思考が停止するといったことがあります。
酷い場合は、仕事中に意識を失ったり、最悪の場合は生命の危機もあります。
糖質制限中にバーボンは飲めるお酒ですが、ほどほどにすることをおすすめします。
まとめ
筆者自身、糖質制限ダイエットで体重の減量に成功しています。
また、体型維持のために現在も継続していますが、バーボンは安心だと思いついつい飲み過ぎてしまいました。
結果、肝臓に大きな負担が掛かり、ブドウ糖が枯渇して自動車で言うとガス欠状態になったことがあります。
その際は、仕事中に異変に気付き、午後から有給休暇を取得して事なきを得ました。
結果としては、低血糖で動けなくなる寸前で帰宅することができ、危ない経験となりました。
皆さん、バーボンは糖質制限中でも飲めますがほどほどにしてください。