美味しいだけじゃないバーボンに隠された健康と美容に高い効果が期待できるその理由とは
お酒は日常の中で有意義な時間にしてくれる事があります。
仕事の付き合いや大切な人とお祝いの場などお酒を飲む場面は様々です。
お酒と聞くとまずビールが頭に浮かぶという人も多くいます。
ただ、独特の苦みが苦手だとかダイエットをしている人にとってはカロリーが気になってしまう事もあります。
そんな人におすすめしたいのがバーボンです。
バーボンはどんなお酒なのか
バーボンは機会がなくて飲んだことが無いという人も多くいます。
どんなお酒なのか知っていくと、今度の飲み会で頼んでみようとその魅力に気づくことができます。
新樽熟成で造られているバーボン
バーボンは新樽熟成という製法で造られています。
樽で熟成されていると聞くと多くの人はワインをイメージします。
数年という時間をかけ熟成された後その樽を一度空にしてもう一度使用する古樽(ふるだる)での熟成と、一度も熟成をした事のない樽で熟成する新樽(しんだる)での熟成がありますが、バーボンはこの新樽熟成で製法されています。
新樽熟成で使われる樽は「バーボン樽」とも呼ばれていてアメリカ合衆国では、バーボンの熟成には新樽を使う事が法律で定められています。
条件を満たしたものだけがバーボンと呼ばれる
バーボンと呼ばれる為には連邦アルコール法によって定義されている条件を満たしている必要があります。
原料の51%以上がトウモロコシ・蒸留はアルコール分80%以下で行う・樽詰めはアルコール分62.55以下で行う・新樽熟成であること・水以外を加えずアルコール40%以上で瓶詰め(ボトリング)をすること。
これらの条件を全て満たすことで初めてバーボンと呼ぶことができます。
原料のトウモロコシが80%を超えるものはコーン・ウイスキーと呼ばれています。
バーボンができあがるまで
日本では江戸時代である1789年にアメリカ・ケンタッキー州で初めてバーボンウイスキーが造られたとされています。
古くから愛されてきたバーボンですは新しい技術などは加えられてきたものの何十年も変わらない基本的な製造方法で造られています。
なぜバーボンが健康に良い2つのポイント
健康に良いと言われているバーボンは最近では女性でも飲む人が増えてきました。
健康志向の人が注目しているお酒とも言えるでしょう。
糖質が少ないバーボンは太りにくい
原料のトウモロコシが51%以上80%未満のバーボンは蒸留酒になります。
アルコールを発酵させたままで造られた醸造酒のビールの糖質は各砂糖3個分と例えられることがありますが蒸留酒であるバーボンの糖質は0です。
その為バーボンは太りにくいお酒と言われています。
ダイエットをしているけれど美味しいお酒を楽しみたい!
という人におすすめです。
適切な量のプリン体が健康維持の強い味方になってくれる
普段私達が口にしている食品の中にもプリン体は含まれています。
レバー類・白子など美味しいと感じる食べ物に豊富に含まれているプリン体は、人の体内でも作り出されています。
筋肉を使う時に必要なエネルギー伝達物質となるのがプリン体です。
体が健康でいる為には適切な量のプリン体は必要不可欠な存在です。
けれど過剰に摂取してしまえば痛風などの病気に繋がる可能性もあります。
プリン体が多く含まれるアルコールは尿酸値を一時的に上げてしまいます。
尿酸値が上がってしまえば高尿酸値血症となり、痛風になりやすい体へと近づいてしまう可能性もあります。
適切な量のプリン体は健康な体を維持していく為には必要ですが、過剰摂取は体に悪い影響を与えてしまう事になります。
プリン体の量が少ないバーボンは、健康に気遣いながらお酒を楽むことができます。
バーボンの美味しい飲み方
健康に嬉しい効果が期待できるバーボンには色々な飲み方があります。
自分に合った好みの飲み方を見つけると、よりバーボンを楽しく飲むことができます。
トニックウォーター
今ままでビールや焼酎などが多くバーボンに初めて挑戦する人におすすめなのがトニックウォーターで割るという飲み方です。
トニックウォーターには、炭酸水に香草や柑橘類などの果皮などが加えられています。
炭酸水よりも甘みや風味などが感じられるのでバーボン初心者の人でも飲みやすい口当たりになります。
最近では大型のスーパーや酒屋などでも購入する事ができます。
ミスト
霧を意味するミストという名の通り、見た目めも涼しげで目でも楽しむことのできる飲み方なのでバーボンをいつもと違った飲み方で楽しみたいという人におすすめです。
クラッシュドアイスをロックグラスいっぱいに入れて、その後にバーボンを注ぎます。
マドラーで混ぜた後にはレモンを絞って飲みましょう。
絞ったレモンはそのままロックグラスに落としてしまって大丈夫です。
レモンの風味も加わって口当たりも爽やかなので、暑い夏などにもおすすめの美味しいバーボンの飲み方です。
ストレート
香りをしっかりと感じる事ができるのでバーボンをじっくり味わいたいという時におすすめなのがストレートです。
バーボン好きな人には欠かせない飲み方の一つかもしれません。
好みのグラスにバーボンを注いでチェイサー(お水)も用意します。
チェイサーを飲むと口の中がリフレッシュされるのでバーボンの味を最後までしっかりと味わう事ができます。
バーボンとチェイサーを交互に飲んで楽しみます。
バーボンに合う食
お酒を飲む時の楽しみと言えば食事やおつまみですよね。
バーボンと相性の良い食べ物を知っておきましょう。
ビーフジャーキー
スパイスが効いたビーフジャーキーはバーボンとの相性抜群です。
チーズ
チーズ類はバーボンを飲む時におすすめです。
特にチーズ好きな人の間ではバーボンとブルーチーズの組み合わせは人気があります。
より健康的にバーボンを飲む為にできる2つのこと
より健康的にバーボンを飲む為にできることがあります。
体を温めてくれるホットバーボン
バーボンとお湯を用意するだけで楽しめるホットバーボンなら体を温めてくれるのでカロリー消費の強い味方になってくれます。
熱々のお湯はバーボンの風味が減少してしまうので造る時には、沸騰させたお湯に少し水を足して少し温度を下げるのがコツです。
グラスにバーボンを4分の1程度注いだら、温度を下げたお湯を注いでマドラーでかき混ぜれば完成です。
おつまみには発酵食品を選ぶようにしよう
年齢と共に増えていく悪玉菌。
そんな悪玉菌と腸内で戦い腸内環境を整えてくれる働きをしてくれるのが、酵母菌です。
この酵母菌・麹菌・納豆菌・酢酸菌・乳酸菌5つの微生物の持つ酵素によって発酵食品がつくりだされます。
5つの微生物が食材の原料に付着すると酵素で分解され、旨み成分・栄養成分がアップします。
栄養成分もアップする発酵食品は健康に良いので日常の中で意識して摂っていきたい食べ物です。
腸内環境が整うと便通も良くなるのでデトックス効果も期待できます。
カロチン・ビタミンC・ポリフェノールなども発酵食品には含まれているのでアンチエイジングの効果も高いと言われています。
デトックスやアンチエイジングは特に女性にとって嬉しい美容効果です。
健康と美容効果を高める為にもバーボンを飲む時には、発酵食品の食べ物を選ぶのがおすすめです。
まとめ
魅力を知ってから飲む時には決まってバーボン!
とその魅力にはまってしまう人も多くいます。
新樽で造られた味わい深い口当たりだけでなく健康と美容にも気遣いながら楽しめる事も人気の一つです。
健康を意識しながらお酒を楽しめるのはとても嬉しいですよね。
バーボンは種類や飲み方も豊富なのでまだ飲んだ事がない人も是非試してみてくださいね。