飲むだけじゃもったいない、バーボンを使ったレシピを4つ紹介
バーボンは飲むだけでなく、料理酒としてもとても優秀なアルコールです。
ケーキやシャーベットなどのお菓子系にバーボンを使えば、甘いだけじゃない大人な味わいになります。
肉料理にもとても合います。
バーボンで肉をマリネしたり、焼くときのフランベなどに使えば肉が柔らかく、香り高く高級感が増します。
安い肉を美味しく食べる時におすすめです。
バーボンを使ったレシピはとても豊富
バーボンはスモーキーな香りでクセの強いお酒です。
飲み物として楽しむだけでなく、料理に使うのもおすすめです。
バーボンの香りがいつものレシピをワンランク上の料理にしてくれます。
スイーツ類や肉料理などさまざまなレシピでバーボンを使ったものがあります。
バーボン入りチョコレートブラウニー
バーボンとチョコレートの相性はとても良いです。
なので、チョコレートブラウニーにバーボンを使うと美味しくなります。
ほろ苦い中にバーボンが香る大人の味わいになります。
最初にナッツとドライフルーツをバーボンに漬ける必要があるので完成まで時間がかかりますが、その分手の込んだバランタインのプレゼントとしてもおすすめです。
バーボン入りチョコレートブラウニーの材料
無塩バター180g、チョコレート250g、玉子3個、インスタントコーヒー大さじ1、バニラオイル適量、ブラウンシュガー75g、グラニュー糖75、薄力粉85g、ベーキングパウダー小さじ1/2、塩一つまみ、ミックスナッツ100g、レーズンなどのドライフルーツ140g、バーボン100mL。
トッピング用としてナッツやドライフルーツを適量。
バーボン入りチョコレートブラウニーの作り方
まずはナッツとドライフルーツを微塵切りにし、1週間から4週間ほどバーボンに漬けておきます。
無塩バターとチョコレートを湯煎か電子レンジで溶かした後室温まで冷まします。
ボウルに玉子を溶きほぐしたあと、インスタントコーヒーとバニラオイル、ブランシュガー、グラニュー糖を加えて混ぜます。
このときに泡立てないようにするのがコツです。
これに部無塩バターとチョコレートを混ぜ合わせます。
さらに、振るった薄力粉ベーキングパウダーと塩を振るい入れます。
さっくりと混ぜたらバーボンに漬けたナッツとドライフルーツを混ぜます。
生地が出来たら型に流しいれます。
10cmくらいの高さから数回落とすことで空気がぬけます。
180度に余熱したオーブンで45分ほど焼きます。
45分経ったら一旦オーブンから取り出し、トッピング用のナッツやドライフルーツを上に軽く抑えるようにして埋め込みます。
それからさらに10分焼きます。
1晩寝かせてからの方が味がなじんで美味しく食べることができます。
バーボンシロップのライムソルベ
さっぱりとした食後のデザートとしておすすめです。
甘さ控えめのバーボンシロップとさっぱりしたライムソルベの組み合わせはおしゃれで爽やかさを感じることができます。
バーボンシロップのライムソルベの材料
ライムソルベの材料として、カクテル用のライムジュース、ライム果汁なければレモン果汁大さじ2、グラニュー糖50g、ハチミツ大さじ2、水300mL。
メレンゲの材料として、卵白1個分、グラニュー糖30g。
バーボンシロップの材料としてグラニュー糖大さじ2、メープルシロップ大さじ2、バーボン大さじ2、水40mL。
バーボンシロップのライムソルベの作り方
小さ目の鍋にライムソルベの材料を入れ、加熱します。
沸騰したら弱火にして、混ぜながら灰汁をとります。
1分ほど煮たら火から落ろし、平な容器に移します。
粗熱がとれたら冷凍庫に入れます。
30分おきにフォークでかき混ぜて空気を含ませながら凍らせます。
次にメレンゲを作ります。
卵白を泡立て、泡だったらグラニュー糖を数回に分けて加えます。
角が立つほどの固さまで泡立てます。
出来上がったメレンゲとライムソルベを混ぜてさらに冷凍庫で冷やします。
冷やしている間にバーボンシロップを作ります。
小さ目の鍋にバーボンシロップの材料を入れて過熱します。
沸騰してから1分ほど煮ます。
粗熱がとれたらライムシャーベットにバーボンシロップをかけます。
中華バーボンチキン
アメリカのチャイニーズレストランで人気のレシピです。
パサついたり、固くなってしまいがちな鶏むね肉ですが、かたくり粉とバーボンを使うことによりジューシーで柔らかく食べることができます。
中華系の濃い調味料から仄かに香るバーボンが食欲をそそります。
たかの爪を加えるとピリ辛になります。
中華バーボンチキンの材料
鶏むね肉2枚、すりおろし生姜小さじ1/2、すりおろしにんにく小さじ1/2、塩少々、バーボン大さじ1、かたくり粉大さじ2、玉ねぎ半分、ピーマン2個、青ネギ2本です。
合わせ調味料はバーボン大さじ1、ブラウンシュガー大さじ3、ケチャップ大さじ1、ハチミツ大さじ1、醤油大さじ2、水大さじ3です。
そのほかに水溶き片栗粉適量と炒めようサラダ油適量を用意します。
中華バーボンチキンの作り方
まずは鶏むね肉を一口サイズに切り、生姜、ニンニク、塩、バーボンを揉みこんで30分程漬けておきます。
漬け終わったらかたくり粉をまぶします。
玉ねぎやピーマン、青ネギなどを一口サイズに切ります。
フライパンにサラダ油を熱し、鶏むね肉を焼きます。
軽く焦げ目がついたら一旦取り出します。
さらにフライパンに油を足して切った野菜を炒めます。
玉ねぎが透明になってきたら鶏むね肉をフライパンに戻し、合わせ調味料を混ぜ合わせてから加え、8分ほど煮ます。
煮えたら火をとめて水溶き片栗粉を回しいれてよく混ぜます。
再び過熱してトロミがついたら完成です。
バーボンステーキ
中華バーボンチキンのように、肉をバーボンでマリネするだけでなく、肉を焼くときにバーボンを使うのもおすすめです。
それほど高い肉でなくてもバーボンでフランベすることで高級な味わいのステーキにすることができます。
香りが高く柔らかいだけでなく、フランベのときに上がる炎も見栄えがします。
肉汁でグレイビーソースも作れます。
バーボンステーキの材料
ステーキ肉4枚、塩コショウ適量、バーボン100mL、バター小さじ3、ナツメグ少々、すりおろしにんにく少々、牛乳200mL、薄力粉小さじ3。
バーボンステーキの作り方
ステーキ肉とバターは室温に戻して置く。
焼く直前にステーキ肉の両面に塩コショウを振ります。
フライパンに阿ぷらを敷いて強めに熱します。
フライパンが十分に熱くなったらステーキ肉を強火で焼きます。
肉の色が変わったら裏返して中火にし、30秒焼きます。
再び強火にし、バーボンを熟れてフライパンを少しから向けてフランベします。
炎が立つので慌てないようにします。
ステーキ肉をさらに盛りつけます。
フライパンに残った肉汁に牛乳とすりおろしにんにく、ナツメグを入れて、必要ならば塩コショウを足します。
フライパンを弱火で加熱し、かきまぜます。
混ざったらバターと小麦粉を少しずつ加え、ダマにならないように混ぜてとろみが付いたらステーキにかけます。
まとめ
バーボンを使ったレシピには甘いものから肉料理まで様々なものがあります。
おつまみとしても合うチョコレートやシャーベットは隠し味としてもとても相性が良いです。
プレゼントやオシャレなデザートとしてもとてもおすすめです。
また、肉料理のマリネやフレーバーとしてもおすすめです。
中華料理やステーキなど味の濃いものであってもバーボンの香りが邪魔をせずに仄かに香ります。