大人でかっこいいイメージのバーボンについて徹底解説
皆さんはお酒を頼むときに何を頼みますか？
メニューにはかっこいいお酒が並んでいるものの、よく分からないため適当にサワーやビールを頼んでしまうという経験があるのではないでしょうか。
頼めるお酒の種類が増えると世界が広がります。
そのため、この記事では大人のお酒デビューをするために知っておきたい、バーボンに関する知識を紹介します。
バーボンに関する基礎知識
そもそもバーボンとは何か
バーボンとは、アメリカのケンタッキー州を中心に生産されるウイスキーの名称です。
バーボンと呼ばれるにはさらに、アメリカ国内で製造され、原料はトウモロコシが51％以上、内側を焦がしたオーク樽を使用、アルコール度数80度以下で蒸留、瓶詰めするときはアルコール度数40度以下、といった条件を満たす必要があります。
とりあえず、ケンタッキー州のウイスキーのことだと把握できていれば問題ないでしょう。
バーボンの味わい
内側を焦がしたオーク樽を利用して製造することから、かすかに香ばしさを感じるお酒です。
ウイスキーの一種ではあるものの、他のウイスキーは飲めてもバーボンは飲めないという人もいるようです。
ビールのように万人が飲めるお酒というよりは、人によって好き嫌いが分かれるお酒です。
バーボンの飲み方
ロック
「バーボンをロックで」という注文に憧れを感じる方は多いのではないでしょうか。
やはり、ロックは一番バーボンの味わいをダイレクトに感じられる飲み方です。
そのため、バーボンを味わうにはロックが一番という考えの方はかなり多いです。
とはいえ、バーボンを初めて飲むような方は逆に味が強すぎて飲みにくいと感じてしまうこともあります。
そのような方には次に紹介する飲み方のほうがおすすめできます。
バーボンを何かで割るなら
バーボンは割る相手を選ばないお酒です。
コーラのように味の強いもので割っても、ふわっとバーボンの香りはやってきますので、決して消えることはありません。
また、ソーダ割りでレモンやミント、シロップを加えるような方法もおすすめです。
ロックで飲むのは抵抗があるという方でも、ソーダやシロップを加えると途端に飲みやすくなります。
バーボンの香りは楽しめるものの、口当たりが良くなりますので、女性に人気な飲み方です。
バーボンを飲むにあたって厳しいルールは一切なく、邪道な飲み方もありませんので、自分でいろいろ工夫して一番おいしい飲み方を編み出してください。
有名なバーボン
JIM BEAM
JIM BEAMはサントリーが取り扱っている銘柄です。
人気の女性芸能人が広告宣伝を行っていたこともあり、かなり知名度の高い銘柄です。
飲食店で見かけることも多いのではないでしょうか。
世界的に見ても売り上げナンバーワンの銘柄です。
それほど癖がなく、飲みやすい銘柄ですので、バーボンを初めて飲むという方はこの銘柄から始めてみるのもいいでしょう。
FOUR ROSES
FOUR ROSESはキリンが取り扱っている銘柄です。
他のバーボンとは少し異なる、こだわりの製法によって作られています。
薔薇が描かれているボトルのデザインがおしゃれなので、女性にも人気が高い銘柄です。
WILD TURKEY
WILD TURKEYはサントリーが取り扱っている銘柄です。
トウモロコシの使用量が低いことが特徴的な銘柄です。
原料の違いによる味わいの違いも楽しんでいただけます。
バーボンにあうおつまみ
チーズ
チーズを食べながらお酒を飲むと悪酔いしにくいという話もありますので、アルコール度数のたかいバーボンのお供に最適ですね。
ハードチーズをそのままかじってもいいですし、カマンベールのようなタイプにオリーブオイルをかけて焼くなど、色々アレンジが効くのも楽しいポイントです。
チーズによって会うバーボンが違うという意見もありますので、さまざまなチーズを食べ比べながらこのバーボンにあうチーズはどれかと考えていくのも面白いですね。
レーズンバター
アルコールを摂取していると体の機能としても糖分を求めるのですが、バーボンに甘いものを合わせるのはたまりません。
レーズンバターの甘みは上品な甘みですので、バーボンの香りを邪魔しません。
バターは口の中でまったりと溶けるので、バーボンを口に含んだ時の刺激が少しまろやかになります。
バーボンとよくマッチして高級感のある味わいになるので、レーズンバターはおすすめのおつまみです。
チョコレート
バーボンにチョコレートを合わせるというのは定番中の定番です。
洋酒入りのチョコレートが良くあることからも、バーボンとチョコレートの相性の良さは分かるのではないでしょうか。
高級なチョコレートを合わせて食べれば当然おいしいですが、そこまでのチョコレートでなくとも、バーボンがうまく上品な香り付けを行ってくれるため、普段以上においしく感じられるはずです。
初めてバーボンを飲むときには必ずチョコレートを合わせてみてほしいですね。
ジャイアントコーン
普段ジャイアントコーンを食べる機会がなく、ジャイアントコーンの味を思い出せないという方もいるかもしれません。
ジャイアントコーンは当然トウモロコシで、トウモロコシの香ばしさを感じられるおつまみです。
バーボンもトウモロコシが主原料ですので、トウモロコシの香りという点で共通点があります。
そのためなのか、バーボンとジャイアントコーンの組み合わせは人気です。
他のおつまみに比べるとジャイアントコーンはカロリーが低いですので、夜であっても安心して食べられますね。
バーボンを飲むことのおすすめポイント
かっこいいイメージがつく
バーボンはやはり大人なお酒、かっこいいお酒というイメージを持たれやすいので、バーボンを飲む人もそのようなイメージで見られやすいです。
男性ですと、ダンディで素敵な感じがしますし、女性ですと、色々なことを知っているミステリアスでかっこいい女性という感じがします。
少し大人になりたいという方にはぜひバーボンを注文していただきたいです。
太りにくい
ウイスキーは蒸留酒ですので、ビールや日本酒に比べて太りにくいお酒です。
特に、甘いものを加えずにソーダ割りやロックで楽しむ場合にはこの効果が高いです。
さらに、バーボンは基本の度数が高いお酒ですので、ビールのようにガンガン飲むことができません。
そのため、一層太りにくいという効果を発揮します。
ダイエット中で何かお酒を飲みたいという方にはバーボンをおすすめしたいです。
余韻が楽しめる
バーボンは香りのいいお酒で、口の中に残る余韻を楽しむことができます。
食後に口さみしいときや夜に音楽を聴きながら思索にふけりたいときなどはバーボンがうってつけです。
バーボンの香りは良くも悪くもさっと消えてしまうことがありません。
そのため、バーボンの香りが苦手な方は非常に飲みにくく感じるのですが、バーボンの香りが好きな方には余韻を楽しむ時間は至上のひと時となるでしょう。
日々の生活にゆったりとしたひと時を作りたい、と考える方にはバーボンをおすすめします。
まとめ
バーボンはなかなか飲みにくいお酒だというイメージを持っている方も多いと思いますが、バーボンについての知識を得ることで、他のお酒と変わらないのだから気軽に飲んでみようという気持ちになりましたか？
飲めるお酒が広がれば、その分世界も広がります。
バーボンを試したことがない方は是非この機会に試してみてくださいね。