料理に合うおすすめの日本酒４点紹介します！
日本酒と一口にいっても、色、舌触り、香り、味の違いが様々あります。
色は透明であったり、濁っていたりします。
それに合わせて舌触りも変わってきますし、香り、味ももちろん変わってきます。
料理に合った日本酒をしっかりと選ぶことで、よりその料理を楽しむことができるようになります。
今回は料理に合う日本酒４点を紹介していきたいと思います。
銀河鉄道
私がおすすめする料理に合う日本酒で一つ目に紹介するのは、銀河鉄道です。
こちらの銀河鉄道は、１０年間熟成して作られる熟成酒と呼ばれるお酒です。
製造してから、酒屋の酒蔵の中で１０年間寝かせてから出荷されるお酒になります。
フルーツのような甘い香りがすると一般的には言われています。
私個人の感想としては、例えが難しい何とも言えない香りがします。
ラベルに白と黒で銀河鉄道の絵が貼り付けてあります。
ビンが昔風な形で色が黒です。
コルクの蓋に５ミリくらいの針金がついています。
１本が酒屋で２万円する高級なお酒です。
小さなワイングラス（上が1センチ位透明でその下3センチ位が乳白色のグラス）で飲むといいと思います。
受け皿をして表面張力になるほどつぎ、少しずつ飲むほど味が口の中に広がってきます。
とても美味しいです。
お酒の色は透明です。
一回飲むとやみつきになるほど忘れられなくなるお酒です。
お料理は付き出しとして、あんきも（鮟鱇の肝を牛乳で湯がき、「巻きす」で6センチぐらいに巻いたものを1センチぐらいに切る）それにもみじおろしとねぎを添えて、ポン酢でいただくとよく合います。
この銀河鉄道は私も大好きなお酒の一つで、毎日飲みたくなるような本当におすすめできる日本酒です。
しずく酒
私がおすすめする料理に合う日本酒で二つ目に紹介するのは、しずく酒です。
さらりとした日本酒です。
味にいやみがなく名前のごとく、しずくのような感じです。
色は透明で一滴一滴味わいながら、お口の中で転がすようにして飲まれると、さらに美味しく感じられます。
大変飲みやすいお酒です。
夏用のガラスの瓶に入れ、氷を入れた器の中で冷やして、少しずつ味わって飲むと最高です。
飲みやすいので、何杯も飲んでいると、すぐに酔っぱらってしまいます。
ビンの色は、緑色の１升びんで売られています。
５合入りの水色のビンは、女性に特に喜ばれ、桐の箱の中に絹の布で丁寧に包まれているしずく酒は、生き生きとして感じられ、贈り物に最適だと思います。
贈られた方も大変喜ばれると思います。
お料理は馬刺しとか、クジラのしっぽについている身（尾の味）がいいと思います。
クジラは今なかなか手にはいりませんが・・・（すり下ろしたしょうがと刻みネギをつけ刺身醤油でいただきます。）一緒にいただくと最高です。
女性におすすめするとすれば私はこのしずく酒を選びます。
にごり酒
私がおすすめする料理に合う日本酒で三つ目に紹介するのは、にごり酒です。
お正月に飲む感じの甘めのお酒です。
一般的にはあまり知られていませんが、日本酒好きの間ではよく飲まれるお酒です。
早く言えば、甘酒のような感じのお酒です。
炊いたご飯をおかゆにした、それをもう１度つぶしたようなお酒で、飲みやすく何杯も飲めます。
底に沈殿しやすく軽く振って飲むといいです。
５合入りのこれも水色のスマートな瓶に入っていて、何の料理にも合うお酒です。
なかでも特にこのにごり酒に合うお料理は、歯ごたえがある料理です。
私が好きなのは、湯がいたふぐの皮を千切りにし、もみじおろしとネギを添えてポン酢でいただく料理です。
飲みやすいので、飲みすぎには注意してください。
剣菱
私がおすすめする料理に合う日本酒で四つ目に紹介するのは、剣菱です。
この剣菱は辛口で、辛いお酒を好まれる方にお薦めです。
辛口好みの方は、これがいいと私の知り合いからもよく話がでます。
熱燗でもよし、冷酒でもよいため、季節を問わず楽しめるお酒です。
一升ビンの緑色のビンに入ったお酒です。
このお酒に合うお料理は、柿の白和えです。
１個の柿のへたのついているところを4分の1ぐらいのところで切り、蓋にします。
残りの部分を切り抜いて千きりにします。
小さなボールに入れて水につけておき、お豆腐を湯がき布巾に包んで冷まします。
三つ葉を湯がき、冷ましてから3センチ程に切ります。
すり鉢にゴマを入れて鰹節を加えてその中に、お豆腐を入れてすり、柿と三つ葉を入れます。
味は、薄口しょうゆとみりんを大さじ１杯ずつ入れ、一つまみの塩を入れあっさりした味に仕上げます。
辛口の日本酒が好きな方におすすめできるお酒です。
まとめ
私が今回紹介した料理に合う日本酒は、
１．銀河鉄道
２．しずく酒
３．にごり酒
４．剣菱
この４点になります。
今回紹介したように日本酒といっても一つ一つに特徴があり、それに合う料理が変わってきます。
また、自分に合う日本酒というものももちろんあると思います。
より楽しむために、今回紹介した日本酒をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。