普段のブランデーをさらに美味しく飲めるその方法とは?
ブランデーと聞くとどのようなイメージでしょうか。
強いお酒だ、高級なものだと思う方もいるのではないでしょうか。
しかし誰でも手に入れられるようなリーズナブルなものもありますし、普段飲まないかたでも飲めるような作り方もあります。
そして普段飲んでいるかたでも、また違う飲み方で楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。
そんなブランデーのさらに美味しくなる飲み方を紹介していきます。
色々な食材と合わせて
ブランデーの飲み方というとストレートやロック、ソーダ割りで飲む方もいますね。
もちろんそれも良いのですが、色んな食材に漬け込んだり合わせたりして飲む方法もあります。
またそれはそれで違う味わいがありますので、ぜひ味わってみてください。
酸味と甘味のハーモニーでブランデー梅酒
まず最初に紹介するのが、梅に浸けて飲むブランデー梅酒という飲み方です。
梅酒はよく飲むけどブランデーはなかなか飲まないという方も多いと思います。
そんな方におすすめしたいのが、このブランデー梅酒なのです。
作り方は簡単で、特に珍しい食材も使いません。
ですのでぜひ家でやってみてください。
用意するのは梅と氷砂糖、ブランデーに、それをつける容器のみです。
まずは梅を軽く煮沸させましょう。
これは殺菌の意味もありますので必ずしてください。
そしてしっかりと水分を拭き取ります。
その梅と氷砂糖を交互に容器に入れていき、最後にブランデーをゆっくり注いで、しっかり蓋をしましょう。
あとは冷暗所に三ヶ月ほど置きます。
これであとはしばし待つのみ。
たまに容器を取り出しで容器をゆすり、中のブランデーを均一に浸すようにしてください。
そして三ヶ月たった頃にはまろやかな甘味と酸味が見事に調和したブランデー梅酒の完成です。
食前酒としても、飲み会の最初の一杯でもおすすめします。
ブランデーを女性でも好まれる味に変身させる方法のひとつです。
ちなみに氷砂糖を多目にいれると熟成が早くなり、一ヶ月程度で完成します。
少しでも早く飲みたい方にはこの方法も良いのではないでしょうか。
スウィートなフルーツブランデー
次に紹介するのが様々なフルーツを漬け込んだフルーツブランデーです。
その名の通りシンプルなものですが、これもまたブランデーの可能性を引き出してくれる飲み方です。
容器にお好きなフルーツをいれておいておくだけです。
やや酸味のある柑橘系やリンゴ等がおすすめです。
フルーツを漬け込むといいますと、ワインに浸けたサングリアがあったり、基本的にはホワイトリキュールに浸けて作るものが一般的ではあります。
それをブランデーに変えて作ることにより、フルーツの甘味に芳醇な香りもプラスして、デザート酒としてもおすすめできる飲み方となります。
こちらはあえて糖分をプラスする必要はありません。
フルーツの自然の甘味がありますので、それだけで美味しくなります。
そしてブランデーに浸けるということに大きなメリットがあります。
それは浸ける時間が短くてもよいのです。
ホワイトリキュールに浸けて作るやり方は三日ほど時間をかけますが、ブランデーの場合は三時間程度で味が広がります。
早くできるということは嬉しいですね。
こちらも色んな方が飲みやすいと感じるブランデーの飲み方です。
いつものドリンクを華やかに
ブランデーをそのまま飲むのではなく、普段飲んでいるドリンクにちょっと加えて飲む方法もあります。
言ってみればブランデーを調味料として使うという感覚でしょうか。
ではその飲みはものとはどのようなものでしょうか。
ちょっとおしゃれにカフェロワイヤル
次は少し大人の飲み方です。
見た目はコーヒーなのですが、そこにブランデーを使ってひと味加えるのです。
まずはティーカップに角砂糖を入れてブランデーを染み込ませます。
その角砂糖に火を点けて溶かした後にコーヒーを注ぐのです。
ちなみにこのコーヒーはインスタントでもドリップしたものでも構いません。
最後に生クリームをお好みで乗せてください。
これでカフェロワイヤルの完成となります。
いつものコーヒーがとても品のある一杯に変わります。
仕事終わりの落ち着いたときにでも良いのではないでしょうか。
ちなみにブランデーは燃えてアルコールも飛んでいるとは思いますが、少しは残っているかもしれませんので車の運転は控えてくださいね。
飲み方を一工夫したブランデー
ブランデーもひとつのお酒であり、そうなるとそこにはカクテルというものが存在します。
バーにいくと巧みに作ってくれるのではないでしょうか。
そんなブランデーカクテルには何があるでしょうか。
熱い一杯ニコラシカ
上記のカフェロワイヤルが角砂糖を燃やすなら、こちらは心が燃える一杯となるかもしれません。
ニコラシカというブランデーカクテルのひとつです。
ショットグラスにブランデーを注ぎ、レモンの輪切りの上に砂糖を乗せたものをグラスの上に置きます。
そしてレモンと砂糖をかじった後に一気にブランデーを飲むのです。
口の中で甘味と酸味が混ざって爽快でありながら熱い一杯となるでしょう。
こちらも食前酒として飲まれる方もいます。
力強く男らしい飲み方と言えますね。
しかしほぼブランデーのストレートなので、お酒の弱い方は注意してください。
口当たりのよいサイドカー
こちらのカクテルはバーでも頼まれる方が多い一杯と言えます。
サイドカーというカクテルです。
ブランデーにホワイトキュラソー、レモンを加えてシェークした、女性にも好まれるショートカクテルです。
シェークすることにより口当たりもよくなって、気持ちも爽やかになる一杯です。
おつまみと共に飲むブランデー
お酒を飲むときにほしくなるのがつまみです。
それぞれのお酒にはそれに合うつまみがあり、そのつまみによってお酒の楽しみ方も変わるといっても過言ではありません。
ではブランデーに合うつまみとはどんなものがあるでしょうか。
甘さ控えめのチョコレート
まずは誰もが思い付くと思いますが、チョコレートは外せませんね。
ブランデーには基本的に甘いものが合うのですが、その中でもチョコレートはかなり相性のよい方でしょう。
その中でも特におすすめできるのは甘さの控えられたビターなチョコレートです。
ちょっとした甘味とカカオ独特の苦味と香ばしさがブランデーとはマッチします。
チョコレートを一口かじり、その余韻でブランデーを口に含む。
世の中の全てのことが幸せに感じてしまうような錯覚さえ起こってしまうでしょう。
ブランデーを飲む際はぜひ常備しておいてほしいものです。
相性抜群な洋梨のコンポート
次に紹介するのが洋梨のコンポートです。
コンポートとはワインで煮込んだ、フルーティーさとシックさを兼ね備えた逸品です。
ブランデーはそもそも白ワインの蒸留酒ですので、コンポートとは相性が良いのは決まっていたものと言っても良いでしょう。
数あるフルーツの中でも洋梨の個性的な甘味はブランデーに特に合います。
ブランデーのアルコール感も和らげてくらますので、何杯でも飲んでしまいそうになるでしょう。
コンポートは温かい状態でも冷たくても食べることのできる料理です。
季節を選ばず用意できますね。
まとめ
ブランデーをさらに美味しく飲むことができる方法をあげてきました。
ブランデーもお酒であり、お酒は嗜好品のひとつです。
飲み方が自由であれば、さらにそこには可能性が沢山あります。
そして色んなテイストが存在するのです。
上記にあげた方法で気になったものを試してみてはいかがでしょうか。
またひとつ、ブランデーの魅力を見つけてしまうかもしれません。