高級ブランデー アルマニャック銘柄ベスト3ランキング
高級酒として知られるブランデー。
そんなブランデーには、コニャックやアルマニャックと呼ばれるものがあります。
その違いは何かというと、産地の違いです。
同じフランスでも、南西部のコニャック地域ど作られたものをコニャック、ボルドー地方のアルマニャック地域で作られたものをアルマニャックと言います。
ブランデーと言えば、コニャックを思い浮かべる方が多いと思いますが、今回あえてアルマニャックについて、おすすめ銘柄をランキング形式でご紹介したいと思います。
目次
第1位:シャボーVSOP
アルマニャックの中でも、定番と言えるシャボー。
16世紀のフランスの海軍元帥の名前が、そのままブランド名になり、1828年に販売を開始しました。
そんなシャボーは、アルマニャックの中ではフランス最大の輸出量を誇ります。
おすすめは「シャボーVSOP」。
フルーティーな香りとクリアで軽やかな味わいが特徴です。
とても飲みやすいので、初めての方にもおすすめです。
第2位:ジェラス 10年
150年という長い歴史を持つジェラスは、200種類以上ものサンプルから選び、作られています。
原料であるブドウは、ユニブランと、バコの2種類を使用しています。
通常のブランデーよりも、少し緑がかっており、濃い琥珀色が特長です。
上品なバニラの香りで、バランスの良い味わいの中に、心地良い香ばしさがあります。
これだけの品質の良さにもかかわらず、リーズナブルな値段で購入できるのが、嬉しいところですね。
第3位:シャトーロバートVSOP
シャトーロバートは、世界各国の品評会で、多くの賞を受賞しており、そのことからも、その品質の高さがうかがえると思います。
原料であるブドウの栽培から原酒までを、自家生産しているこだわりようです。
また、新樽で2年寝かせた後、さらに今度は古樽で熟成させるという手間をかけることにより、深い味わいを実現しています。
ブドウのフルーティーな香りに、しっかりとした味わいが楽しめます。
第4位:マルキ・ド・コサード ナポレオン
ボトルの青い蝶が印象的なマルキ・ド・コサード ナポレオン。
700年もの長い間続いた、旧家のコサード伯爵の名前が由来になってます。
アルマニャックの中でも人気があり、洗練された味わいと、柔らかい口当たりが特長です。
ナポレオンクラスにもかかわらず、リーズナブルというのは魅力的ではないでしょうか。
第5位:アルマニャック・ド・モンタル
アルマニャック・ド・モンタルは、12世紀から続いている旧家の名前が、そのままブランド名になっています。
バナナ、グァバ、チェリー、洋梨などフルーツの風味を感じることができ、また年代によって個性が変わることが特長です。
バースデープレゼントなどに、生まれ年のアルマニャック・ド・モンタルを贈る人も、多いようです。
ちなみに、1979年以前のものは値段が一気に跳ね上がり、10万円を超える高級品になります。
ただ、それ以降のものはそこまで値段は上がらないので、一度自分の生まれ年のアルマニャック・ド・モンタルを試してみるのもいいんじゃないでしょうか。
第6位:カステルフォート フォル・ブランシュ
ブランド名であるカステルフォールは、「堅牢な要塞」という意味です。
カステルフォート フォル・ブランシュは、フォールブランシュ種、1種類だけで作られています。
フォールブランシュ種は、奥深い香りが出るので、その香りが特長になっています。
若干割高な感はありますが、それだけ品質の高いものと言えると思います。
第7位:フランシスダローズ アルマニャック
アルマニャックの中では、定番ブランドと言える「ダローズ」。
2014年に「フランシスダローズ」から「ダローズ」にブランド名を変更し、パッケージも新しくなりました。
ダローズは、その品質にこだわりがあります。
樽を自社倉庫で厳重に管理し、念入りにテイスティングをした上で、瓶詰めしています。
そのこだわりによって、多くの人を魅了しています。
フランシスダローズ アルマニャックは、なめらかな口当たりで、クセになる美味しさです。
値段は決して安くありませんが、一度は味わって欲しい逸品です。
まとめ
コニャックより、知名度もランクも下に見られがちなアルマニャックですが、ブランデー作りの歴史は700年以上と、コニャックよりも古く、フランス最古のブランデーです。
その歴史の長さが証明するように、本物の味わいのものが数多くあります。
また、「若返りの媚薬」とも称されており、とても人気があります。
是非、そんなアルマニャックを楽しんで頂けたらと思います。
コニャックとアルマニャックの飲み比べなんて、贅沢な時間を過ごしてみたいものですね。