日本人好みNO1?カミュのおすすめブランデーはコレ!
ブランデーの中でも特に主流を占めるのはコニャックですよね。
お手軽なものからびっくりするような金額の高級品まで、そのバリエーションは様々です。
ブランデーを試してみたいけれど、銘柄も豊富で、どれから手をだしたらいいのかわからない…。
そんな方に是非おすすめしたいのがカミュ社が作るブランデーです。
こちらのブランデーは、非常に飲みやすく、日本人好みと言われています。
社長自らが日本人向けにブレンドしたブランデーもあるほどです。
そんなカミュ社のおすすめブランデーを、いくつかご紹介したいと思います。
目次
カミュってどんなメーカーなの?
コニャックはブランデーに限らず数あるアルコール飲料の中でも、最も高価である意味贅沢ともいえる飲み物です。
そもそも「コニャック」と名乗ることが出来るのは、条件を満たしたブランデーのみなのですから、価値が高くて当然と言えるかもしれません。
カミュ社は1863年創業の、大手コニャックメーカーです。
現在あるコニャックメーカーの中で、家族経営を維持しているのはこのカミュのみ。
現在の当主は5代目で、偉大な伝統と歴史は絶えることなく受け継がれています。
カミュ社が作るブランデーは、その味とまろやかさが特徴といわれています。
日本人にとっては非常にとっつきやすく、おいしいと感じる風味なんですね。
カミュの味わいの秘密は土壌にあった?
コニャックを造るその土壌にも、ランクがあるってご存知でしたか?
1.グランド・シャンパーニュ
2.プティット・シャンパーニュ
3.ボルドリー
4.ファン・ボア
5.ボン・ボア
6.ボア・ゾルディネール
このようにランク付けされるのですが、カミュ社は3番目のボルドリーに180ヘクタールの土地を持ち、大地主の一つとなっています。
この土壌は良質な石灰質です。
こちらのブドウ畑でとれたブドウを原材料としたコニャックは上質で上品な味わいになります。
また、他の地区のものとは違って、できあがったコニャックからはスミレの花のような繊細な香りがするそうです。
どんなものなのか気になりますね。
コニャックの名門!
伝統と歴史を今に受け継ぐカミュ社のコニャックは、世界中から高い評価を受けています。
様々な世界大会で賞を受賞し、コニャック愛好家やセレブたちから熱い支持を受け続けています。
そんなカミュ家は代々からの伝統を受け継ぎ今に至りますが、伝統に甘んじることなく、新たな発見を目指して革新的な試みにも挑戦しています。
ですから、カミュのコニャックは進化し続けているのです。
「コニャックの名門」といわれながらも、マンネリを感じさせないのは、さすがといえるのではないでしょうか。
そんなカミュの顔ともいえるシリーズをご紹介したいと思います。
カミュ VSOP エレガンス
こちらは芳醇でフルーティなアロマが楽しめます。
花のようなフローラルさもあります。
カミュ社所有のブドウ畑からとれたブドウを原材料に、元となる原酒を造り、蒸留しました。
もちろん、かのボルドリー地区のブドウも含まれています。
特別に選別されたオーク樽を使用。
樽は、軽くトーストされています。
これによってかすかなウッディさがアクセントのように香ります。
芳香と芳醇さが見事に混じり合い、絶妙のバランスのコニャックです。
この味わいから、世界中のバーテンダーに愛され、カクテルのベースとしても重用されています。
ストレート、またはオンザロックで頂くのがおすすめですよ。
BTI2011(Beverage Testing Institute)にてゴールドメダル、IWSC2012(International Wine and Spirit Competition)にてシルバーメダルを受賞しました。
カラー:琥珀。
香り:柑橘系のフルーツに、ジャスミンのようなさわやかさも香る。
かすかにウッディ。
味わい:やわらかで円やか。
上品な口当たり。
カミュ XOエレガンス
原材料となるブドウは、カミュの本拠地であるボルドリー地区を含む、その他すべての地域から集め、選別されています。
特にボルドリー地区のブドウは、このコニャックの芳醇さやまろやかさには欠かすことはできません。
適温をキープしたセラーでエイジングされ、この上ないほどの複雑で豊かなアロマが生まれました。
「カミュ XOエレガンス」を楽しまれる場合は、チューリップグラスをおすすめします。
丸いブランデーグラスは、手のひらの温度でブランデーが温まってしまうので避けましょう。
17-20℃で頂くのが一番おいしいとされています。
ストレート、または多少のミネラルウォーターを加えるのがおすすめです。
BTI2011(Beverage Testing Institute)にてゴールドメダル、IWSC2012(International Wine and Spirit Competition)にてシルバーメダル、the San Francisco World Spirits Competition2015 (SFWSC)にてゴールドメダルを受賞しました。
カラー:明るい琥珀。
香り:シトラスなどのフレッシュなフルーツ、砂糖漬けフルーツの甘さ。
かすかにオークを感じる。
優雅で気品のある香り。
味わい:アーモンドやバニラ、ヘーゼルナッツなど円やかな口当たり。
チョコやハチミツのような甘さもある。
カミュ ボルドリー VSOP
コニャック地方、ボルドリー地区のブドウのみを原材料に使用しています。
こちらは代々カミュ家が引き継いできたもので、ボルドリー地区のまさに心臓部にあります。
この地区のブドウは高品質ですが、収穫量は限られます。
そのため、ボルドリー地区のブドウのみをつかったこのコニャックは、少量生産の逸品です。
ボルドリーの特徴であるスミレのようなフローラルな香りを試してみたいなら、こちらの「カミュ ボルドリー VSOP」が一番でしょうね。
女性にもとても好まれる味わいで、飲み口もまろやかで華やか。
ボトルもおしゃれで、少し丸みを帯びた様子は女性的ともいえるのではないでしょうか。
the San Francisco World Spirits Competition2015 (SFWSC)にてゴールドメダル、The Spirits International Prestige (SIP) Awards2014にてプラチナメダル、The International Stroke Conference(ISC)2014にてシルバーメダルを獲得しています。
カラー:淡い琥珀。
香り:フローラルで華やか。
味わい:クリーミーなミルクチョコレート、しっかりしたオレンジの風味。
スパイスがかすかに残る。
ラストはグレープの芳醇な味わい。
カミュボルドリ―XO
香水のビンのような、素敵なボトルに入っています。
ラベルもクリーム色で、なんだかとても可愛らしく感じます。
こちらもカミュ家所有のボルドリー地区からとれたブドウの原酒を使用しています。
華やかさやフローラルさはそのままに、XOの貫禄のようなものも感じます。
BTI2011(Beverage Testing Institute)にてゴールドメダル、The SpiritsBusiness2011にてゴールドメダルを獲得しています。
カラー:オレンジが買った琥珀。
香り:シナモン、ドライフルーツ、スミレの華やかな香りが混じり合う。
かすかにアーモンド。
味わい:リッチで芳醇。
クリーミーでベルベットのような舌ざわりが楽しめる。
イル・ド・レ ファインアイランド
「イル・ド・レ」とは、大西洋に浮かぶ小さな島のことです。
コニャック地方に所属している島ですが、天然塩や牡蠣などが有名で、セレブたちのバケーション地にもなっています。
「イル・ド・レ ファインアイランド」はこの島で造られています。
アイランド・コニャックという何とも新しい呼称ですが、海を感じる風味は他に類がなく、まったく新しいコニャックといえるのではないでしょうか。
カミュ社の革新的な試みの象徴とも言えます。
IWSC2012(International Wine and Spirit Competition)にてシルバーメダル、the San Francisco World Spirits Competition2012 (SFWSC)にてダブルゴールドメダルを受賞しています。
カラー:金色がかった麦わら色。
香り:潮由来の強いヨード香、ソルティな香り。
味わい:ドライフルーツとかすかなオークのまろやかな味わい。
まとめ
古くからあるメーカーだからこそ、その品質への信頼は絶大なものがあります。
カミュ社はフランスのコニャック地方に本社がありますが、世界中に7つの事業所を持ち、ワールドワイドに展開しています。
まさしく世界中から愛されるブランデーというわけですね。
ブランデーにもいろいろなメーカーがありますが、一つのブランドから掘り下げて、そのブランド特有の味を見つけるのも、楽しみ方の一つではないでしょうか。