やっぱりストレートから? 初心者も楽しめるブランデーの味わい方

ブランデー

レミーマルタン VSOP フラスク 200ml

多くのお酒と同じように、ブランデーもロックやソーダ割りなど、好みで飲めばいいのですが、どんな味わい方があるのか一通り知ってから王道を試したいという方も多いはず。

セオリー通りに飲んでから、カクテルや変わった飲み方にチャレンジするのもいいかもしれません。

ここでは、初心者でも楽しめるおいしい飲み方を基本から幅広く紹介しましょう。



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まずはストレート!ブランデーの魅力を100%味わおう

お酒の飲み方といえば、真っ先にイメージするのがストレートでしょう。

ブランデー本来の香りと味をまるごと堪能できるので、ブランデー初心者にもおすすめです。

気軽に挑戦するならグラスにまでこだわる必要はありませんが、40mlから60mlぐらいの量を目安に味わってみましょう。

とはいえ、皆がストレートで1杯以上飲めるわけではないですよね。

蒸留酒であるブランデーは、40度から50度程度と、同じ果実酒であるワインと比べると度数が高めなのも事実。

どんなにお酒に強くても、グイグイ飲んでいればたちまち酔いが回ってしまいます。



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徐々に変化する味を楽しめるロック

氷を入れるロックなら、ストレートよりも敷居が低く飲みやすい方も多いはず。

「ロックなんてあり得ない」と豪語する愛好家もいますが、気にせずにチャレンジしましょう。

飲み始めはアルコールがガツンと来ますが、時間とともにだんだんとまろやかな味わいに変化していきます。

美しい氷のカッティングも楽しみの1つで、照明にゆるやかに反射する氷やブランデーを目で味わうこともできます。

常温の場合は早く融け過ぎないよう、氷の角を取って丸くカットするのが一般的です。

ブランデーの異なる表情を見せる水割り・ソーダ割り

どちらもブランデー違った魅力を発見できる飲み方です。

水で割ると香りが飛んでしまう印象が強いかもしれませんが、氷を入れない常温の場合は十分に香りも楽しめます。

作り方は、ブランデーと水を1対1の割合で混ぜるのがオーソドックスです。

ヨーロッパではワインやビールといったお酒のソーダ割りは一般的で、英国ではブランデーのソーダ割りが親しまれています。

王侯貴族や知識人のステータスだった時代もありました。

この他にも、トニックやジンジャーエールなど、ブランデー+αのものを加えてミックスする方法にはバリエーションがあります。

水といっしょに、そのままの味を楽しめるチェイサー

単なるストレートで飲むのは厳しいけど、ロックや水割りはちょっと…という方におすすめなのが、チェイサーです。

「追いかける者(chaser)」という意味で、ブランデーを味わいながら飲む水のことを指します。

お酒の後を追うように水を飲むことで、酔いにくくする飲み方なので、ブランデーそのものの味を楽しみたいならぴったりです。

バーでそのままブランデーを注文しても、水の入ったグラスがいっしょに出てくることもあります。

レモンを添えるニコラシカで爽やか&オシャレに

ストレートのブランデーを甘いレモンといっしょに味わうニコラシカは、ちょっと不思議な飲み方で甘党にも親しみやすいといえます。

リキュールグラスにブランデーを注いで、まるでグラスに蓋をするように輪切りのレモンを載せて砂糖を盛るのが特徴です。

飲む時はレモンを2つに折ってかじりながらブランデーを味わいます。

爽やかで甘酸っぱいレモンの風味とブランデーの香りが口の中で1つになる、お口直しにもぴったりの味わい方です。

まとめ

ブランデーの味や香りを存分に満喫するなら、ストレートで飲むのが一番ではあるもののビギナーさんはあまり堅苦しくならず、気軽に楽しく飲むことが大切です。

ブランデー通の方のアドバイスも一応頭に入れておいて損はありませんが、そのまま味わう以外にも美味しい飲み方がたくさんあります。

自分の好みや飲める量に応じて、好きな方法で堪能しましょう。

ブランデー