普段何気に飲んでいるウイスキーの原材料や製造過程とおすすめの飲み方7種類

ウイスキー

グレンジストン ハイランドシングルモルト シェリーカスク 40度 750ml

みなさんは、お酒がすきですが?

いろんな種類があると思いますが今回はウイスキーについて詳しくみていきたいと思います。

ウイスキーは、度数が高めだからそのまま飲むのはきつい人も結構いると思いますが、飲み方によってアルコール度数を調節して自分好みのスタイルで楽しむことができます。

そんなウイスキーの原料や飲み方についてみていきましょう。



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ウイスキーの原料と製造過程

ウイスキーの原料は、一般的には大麦が多いですが、その他にもトウモロコシ、ライ麦や大麦麦芽などを原料にしたりします。

トウモロコシを主な原料にしているのがバーボンというものです。

詳しく分けると、ウイスキーは2つに分類されます。

それは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーです。

モルトウイスキーは、麦芽だけを原料としたもので、グレーンウイスキーは、トウモロコシなど他の穀物を原料としたものになります。

では、製造工程はどうなっているのでしょう。

1.仕込み

原料は、大麦になりますが酵母は糖分をそのままアルコールに変えることはできないため、まず発芽した芽を乾燥させ、麦芽を作ります。

麦芽ができたら、それを粉砕し、温水した仕組み水と呼ばれる水と混ぜてお粥状態にします。

これをろ過して発酵にむかうための麦汁を作ります。

2.発酵

仕込みで作った麦汁をアルコール分約7%に変えます。

発酵中の麦芽に酵母を加えると、酵母は麦汁中の糖分を分解し、アルコールと炭酸ガスに変えてウイスキー特有の香りになります。

このときできたものをもろみと呼び、約60時間で発酵が終了します。

3.蒸留

発酵の終わったもろみを銅製のポットスチルと呼ばれる単式蒸留器にいれて、2度蒸留し、アルコール濃度を65~70%に高めます。

4.熟成

蒸留でできたものを樽の中で長時間じっくりと寝かせます。

これが貯蔵という工程です。

貯蔵が、3年5年10年と長ければ長いほど奥深い味わいになります。

樽で熟成されたモルトウイスキーは、麦芽の種類、酵母の種類、蒸留方法、樽の種類、貯蓄場所、貯蔵年数などさまざまに組み合わせされて、数10種類のウイスキーになっていきます。

5.瓶詰め

ブレンド、後熟を終え磨き上げられたウイスキーは、瓶詰め工場でボトルに封じられて新しいラベルが張られます。

そして、機械と人の目2つの厳しい品質チェックを受け、合格したウイスキーだけが出荷されます。

このようにウイスキーを作るのは結構大変です。

このことを知ったうえでウイスキーを飲むとまた違った感覚で楽しめるのではないでしょうか。



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初心者におすすめのもの

ウイスキー初心者におすすめは、カティーサークかバランタインファインネストのどちらかです。

コーラやジンジャーエールで割ったときに一番おいしいのがカティーサークになります。

特徴は、甘いです。

香りも味も甘いので甘いのが好きな人や初心者向けになります。

また、くせのない味なので初めてウイスキーに手を出そうという方には特におすすめです。

紅茶にちょっとだけ足すのもいいようです。

値段は、1000円前後なので試しに飲んでみる価格としては安い方だと思います。

続いてバランタインファインネクストですが、決して非常に飲みやすいというだけのウイスキーではなく甘味、苦み、塩味、酸味、辛味すべての要素が揃っています。

香りは、そこまで強くはなく落ち着いた香りで少し複雑さがあり、口に入れると最初は少し辛くそのあとに苦みや塩辛さがほんのわずかに感じられます。

そして最後に甘くて爽やかな味を感じることができます。

飲み終わりの後味がよく、全体的に優しい味を作りながらも、万人受けしないような味の要素も兼ねそろえているという点で非常におすすめです。

ウイスキーのおいしい飲み方7種類

1.ストレート

割ったりせず、そのままウイスキーを飲む方法です。

ウイスキー本来の味のおいしさをじっくり楽しめます。

一番シンプルですが、40度以上あるお酒なので急に飲むのではなく、なめる程度の量をゆっくり飲むのがポイントです。

さらにおいしく飲むコツは、ウイスキーとチェイサーを交互に飲むことで口の中がリフレッシュされ、一口ごとにウイスキーのおいしさが味わえます。

チェイサーは水に限らず、ウイスキーのタイプにあわせていろいと試してみてください。

この方法で悪酔いを防げます。

2.ソーダ割り

氷をいれた背の高いグラスにウイスキー適量とソーダ水を注ぐ飲み方です。

飲みやすくなるので、こちらのやり方で飲んでいる方も多いのではないでしょうか。

爽快感を感じるのがいいウイスキースタイルですから、炭酸がぬけないようかき混ぜすぎないことがポイントです。

さらに氷なしで飲むと、よりウイスキーのうまみや甘味を感じることができます。

グラスやウイスキー、ソーダはしっかり冷やしておいてくださいね。

お好みでレモンを絞ったり、するのもいいですね。

バーによってはいろいろこだわりのレシピがあるようです。

個人的にはジンジャーエールやコーラで割って飲むのが一番好きです。

ウイスキーの甘味に炭酸が加わることによってより深い味わいになります。

3.水割り

皆さんご存知の水割りだと思いますが、これは日本人独自のスタイルなのです。

日本人は外国人よりもアルコールが消化しにくいことと、水が軟水で割り材に使いやすいからという理由で考えられたものらしいです。

水割りもソーダ割りと同じで適量を水で割るだけですが、できればミネラルウォーターがいいです。

おいしいといわれている基本的な割合はウイスキー1に対してミネラル2~2.5とされています。

水がウイスキーをやわらかく包むので食事のときにたしなむウイスキーの飲み方としても知られています。

4.トワイスアップ

トワイスアップとはあんまり聞きなれない言葉ですが、ブレンデッドウイスキーの配合を決める、ブレンダーという人たちが味をチェックするときの飲み方です。

グラスにウイスキーと常温の水を1:1で入れます。

水を入れることによってまろやかな味を楽しむことができ、味が開くともいわれています。

ストレートはきついけど、水割りだと物足りないという方におすすめの飲み方です。

5.ロック

ロックグラスという直径が太めで高さが低めのグラスにぎりぎりの大きさにした氷を入れて、ウイスキーをそそぐ飲み方です。

最初は、ストレートに近いぐらい濃いですが、段々水割りに近づいていくので、味の変化を楽しむことができます。

あんまり時間がたってしまうと、最後の方はほとんど味がしなくなってしまうので調整しながら飲むのがいいでしょう。

6.ハーフロック

ロックに最初からウイスキーと同量の水を注ぐ方法です。

水割りと六区の中間に近くなります。

7.ミスト

氷を砕いたクラッシュアイスをグラスに敷き詰め、ウイスキーを注ぐ方法です。

グラスの表面に水滴が広がり、霧のように見えるのでミストと呼ばれるようになりました。

キーンと冷えつつ適度に度数が低くなるため、夏におすすめの飲み方になります。

まとめ

ウイスキーは、度数が高いので飲むのにためらってしまう方が多いと思います。

しかし正しい飲み方をすればそこまで悪酔いすることはないと思います。

ウイスキー本来の味を楽しむことができるロックや水割りなどぜひ試してみてください。

度数が高すぎて飲めないという方は、ソーダやジンジャーエールなどで割ると飲みやすいです。

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