お店で見かけるバーボンの気軽な飲み方と小話
バーボン。
スキットルを懐から取り出して、一口飲んでまた懐にしまう。
そういうシーンが西部劇のイメージですよね。
そういう映画を見た覚えはないのですが(笑)自分がウイスキーを飲むようになって、一時期そのスキットルが無性に欲しくなった覚えがあります。
あれ実は結構高くて、1万円近くしたりします。
実際あっても使う機会ないんですけど。
スキットルに入っているのは大体バーボンだと思っています。
スキットルに入れてバーボンを持ち歩いている人は見た事がありません。
自分が良く行くお店で見かけるバーボンの気軽な飲み方を、どうでもいい小話と一緒にご紹介します。
昼間からバーボン ワイルドターキー
よく昼の3時くらいから馴染みのカフェバーでよくお酒を飲んでいます。
特に特徴のないカフェで、カウンター8席のみ。
フードなし。
お酒は程々。
店主のおじさん一人。
そんなカフェです。
そんなカフェですが、客層はそこそこ。
経営者、医者、テレビ関係者、芸能人?
どこから来るかは知らないですが、そこで下らない世間話をするのが休みの日課です。
そこでよく出てるのがワイルドターキー8年。
日本人はターキーなんて食べないけれど、アメリカ人はブルーベリーソースで食べるって言いますよね。
どうもそのせいか。
甘いバーボンの代表格のイメージがあります。
お客のおじさん方はハイボールでターキー。
自分もハイボールでターキー。
バーならターキーは多分あると思うので、とりあえずには丁度いいと思います。
闘鶏に蹴られてる気がする ファイティングコック
カウンター5席の酒場に置いてあるバーボンです。
基本自分はこじんまりし過ぎな飲み屋にしか足を運びません。
やけに背がデカイ、元係長だったというマスターの店で稀に飲むバーボン。
ファイティングコック。
いかにも蹴ってやろうかというリアル鶏のイラストが書かれているのが印象的で、味わいもとってもピリ辛な刺激的なバーボン。
何か自嘲気味な気分で飲むとすごく旨いと思うバーボンです。
蹴られている感じを出すために、お水をチョイサーにストレートでチビチビすするように飲むと、鶏の気持ちが染み出てくるようでおすすめです。
だいたいどこのバーにも置いている ブラントン
鶏の次は馬か。
もっと言えばターキーも鳥だ。
バーボンは動物が多いようですね。
それほど飲みはしませんが、バーで見かけるお酒ナンバー1だと勝手に思っています。
少なくともよく行くバーには全部のお店で置いています。
馬のフィギュアが蓋に付いているのはとても印象的で、多分一度見たら忘れないのではないでしょうか。
ビンの形も球体状で特徴的です。
ですがあまり飲んでいるお客の姿は見た事がありません。
やっぱりどこにも大抵置いてあるからでしょうか。
ですが、量は減っているのは分るので飲む人は居るのでしょう。
ゴールドやブラックなど、何気に種類も多いブラントン。
バーボンとしては洗練された味で、いかにもサラブレッドという気品感じる味わいです。
ロックグラスで氷を回しながら、大人に飲むのが素敵ですよね。
強烈の63度 ブッカーズ
学生の頃なんて、それこそ酒の飲み始めで、強いスピリッツを一気飲みする馬鹿な真似もよく見ましたが、ウイスキーを馬鹿な飲み方する奴は見ませんでした。
学生が飲むには高価だし、そもそも二十歳そこそこでウイスキーなんて飲まないからでしょうが、その中でもバーボンでこれほどアルコール度数の強いものは他にないですね。
ふと思い立った時に、行き着けのバーであるかないかを聞きます。
大体置いてるものですが、度数も然ることながら、バーボンの高級酒に位置するものです。
余裕があるならストレートで、度数の高さに臆することなく、旨さを実感してほしい一本です。
試したいなら、ロックで舐めて、キツそうなら時間を掛けて風味を楽しむのがいいでしょう。
市販品を買うと、木箱に入っているんですよね。
贈り物に向くような。
向かないような(笑)
まとめ
バーボンは基本的にはアメリカンな飲み物ですが、アメリカ人が飲んでいるイメージがさっぱり沸きません。
それこそ西部のガンマン(居るのか不明ですが)がテンガロンハットを被って飲んでいるイメージしかありません。
ニューヨークではジンビームのハニーハイボールを、クラブで若者が飲んでいるんでしょうか?
(イメージだけの想像です)バーボンの飲みのスタイルは、基本自分はロックです。
ウイスキーブームもありましたが、バーボンブームは日本に来るのでしょうかねぇ。