ウイスキー好きのあの人に贈るのもいいかも!ウイスキーを使ったスイーツあれこれ。
ブランデーやワインに比べると、ウイスキーはスイーツとの相性が良くないように思われています。
しかし、そんなことはありません。
スモーキーすぎるものやピーティすぎるものは別ですが、スイーツとの相性がぴったりのものもあるのです。
その証拠に、ウイスキーを使用したスイーツは風味が良く、口コミでも高評価。
スイーツに相性の良いウイスキーと、おすすめウイスキースイーツを見てみたいと思います。
目次
ウイスキーとスイーツの組み合わせはアリ?
ウイスキーのおつまみとして、どんなものを選びますか?
ウイスキーを飲む際は、つまみなど不要!
という方もおられるでしょうが、ウイスキーだけを飲むのがきついという方は口休め的なおつまみは必須です。
ナッツやスモークチーズなどと並んで、意外と合うと言われるのがチョコレート。
バーボンですと、ドライフルーツなんかもいいですね。
このように、スイーツとウイスキーの組み合わせは決しておかしなものではないのです。
最もウイスキーといってもアイラモルトとカナディアンウイスキーでは全く味わいが違うので、全てのウイスキーに当てはまるわけではありません。
ウイスキーは産地によって、味わいが様々!
地域によって原材料や製造方法が異なるウイスキー。
当然味わいも異なります。
例えスコットランド国内でつくられていたとしても、「スペイサイド」と「アイラ」のウイスキーでは全く風味が異なります。
また、飲み方によってもウイスキーの風味は変わりますよね。
ストレートならウイスキーの味わいが直球で楽しめますし、オンザロック、水割り…。
中にはホットで飲むという方もおられます。
ドリンク感覚で飲むならハイボールもありますね。
ウイスキーは産地、飲み方で全く異なる味わいを楽しめるお酒なのです。
スイーツをあわせたいウイスキーは…
産地によって個性が異なるウイスキー。
スイーツを合わせるなら、軽いタイプよりは重厚感のあるしっかりした味わいのものがおすすめです。
しかし、あまりにピーティなものやスモーキーなものだと違和感がありますよね。
やはりおすすめは味わい深いけれど、すっきりと飲めるウイスキー。
おおまかな傾向からいって、アイリッシュウイスキーかカナディアンウイスキーがおすすめです。
スコッチは場所にもよりますがスモーキーでピーティなものが多い印象。
ウイスキー自体が主張するので、スイーツの甘さとぶつかるかもしれません。
アメリカンウイスキーの代表、バーボンも甘いものとは相性がよさそうですね。
ウイスキーとスイーツは合う!だからこんなスイーツがおすすめ!
ウイスキーは味わい深く、飲むほどに惹かれるスピリッツです。
静かに飲んで、つまみにスイーツをつまむというのもアリですが、ウイスキーを使用したスイーツもおすすめです。
ワインやブランデーなどと同様、ウイスキーを混ぜ込んだスイーツは何とも言えない豊かな味わいです。
普段ウイスキーを飲まない方や、逆にウイスキーを飲みまくっているという方にもおすすめできます。
ウイスキーボンボン
1970年代をピークにして人気は下降してしまっているらしいですが、ウイスキーのスイーツと言えばまずウイスキーボンボンが浮かびますよね。
ウイスキーボンボンは砂糖製の殻でウイスキーを包んだもの。
これをさらにチョコレートでコーティングしたものもありますね。
意外と手間がかかり、高級感があります。
独特の味わいと風味で人気でしたが、現在はあまりみかけなくなりました。
洋酒とスイーツの組み合わせが人気の今、もしかしたら流行が再び巡ってくるかもしれません。
日本初のウイスキーボンボンは…
甘いキャンディの中に大人の味わいのウイスキーを入れた「ウイスキーボンボン」。
これを始めて日本で販売したのは「マカール・ゴンチャロフ」だと言われています。
洋菓子で有名な「ゴンチャロフ製菓」の創業者です。
発売したのは1923年の神戸。
旧居留地で一部の外国人や上流階級の人々に向けて作られていたそうです。
「ボンボン」はもともとフランスの上流階級に流行したスイーツ。
フランスの美食辞典「ラルース・ガストロノミーク」には「アンリ4世は常にポケットにボンボンを忍ばせていた」という記述があるそうです。
ボンボンの為の専用容器「ボンボニエール」なるものもあったといいますし、上流階級の人々が如何にボンボンを好んでいたかわかりますね。
ウイスキー入りチョコレート
こちらはウイスキーがとろっと出てくるタイプではなく、ウイスキーを混ぜ込んでつくったチョコレートです。
生チョコタイプのものがほとんど。
ウイスキーとチョコレートがうまく混じり合って、絶妙なバランスを醸し出します。
ウイスキーをあまり飲まないという方にはこのようなタイプのスイーツがおすすめ。
チョコレートとウイスキーの香りがたまりません。
ちょっと疲れた時やちょっ口さみしい時に一口頬張ると、まったりとした気分になれますよ。
おすすめのウイスキー・スイーツを見てみよう!
スイーツの材料として使用されるウイスキー。
見た目もカワイイもの、高級なものが多く、誰かに贈ってみたくなるものがたくさんあります。
チョコレートはバレンタインデーにいいかもしれません。
お返しはかわいいウイスキーボンボンをリクエストしましょう。
おすすめを見てみたいとおもいます。
大人の…ウイスキー生チョコレート
「生チョコレート専門店R」のウイスキー入り生チョコです。
こちらのスイーツを作っているのはなんと元バーテンダー。
ですからチョコレートとウイスキーのベストバランスを知っているのです。
こちらの生チョコは一つ一つ手作業でつくられています。
素材にはもちろんこだわりが見られます。
まず、原材料となるチョコレートは上質のクーベルチュールチョコレート。
甘すぎないしっかりとした味わいです。
使用する生クリームは乳脂肪分の高い、コクのある北海道産。
こちらに同じく北海道産のバターを混ぜ合わせています。
使用されているのは元バーテンダーであるパティシエが選んだ「シングルモルトウイスキー」です。
口の中に入れると、チョコレートが優しくとろけ、そのあとウイスキーの香りが口いっぱいに広がります。
こちらのお店ではこの「シングルモルトウイスキー」の他に、「スペイサイドウイスキー」、そして「アイラモルトウイスキー」が選べます。
竹鶴ピュアモルト生チョコレート
NHKのドラマ「マッサン」で一躍有名になった「竹鶴」を使用した生チョコです。
竹鶴誕生120年のアニバーサリーイヤーに発売されました。
このチョコレートは生チョコレート専門店「シルスマリア」と「ニッカ」のコラボ。
個性豊かで上質なモルト原酒と口どけの良さを追求したチョコレートが最高のバランスでブレンドされています。
ベルギー産の高級チョコレートと新鮮な生クリーム。
最高の原材料で生まれた、全く新しいあじわいのチョコレートです。
サマーウイスキーボンボン
大正15年創業の「丸赤製菓」のウイスキーボンボンです。
こちらは「ボンボン」の専門店。
ブランデーや日本酒、梅酒などのボンボンも扱っています。
こちらのサマーボンボンは夏季限定の発売。
チョコレートコーティングなしなので、甘さ控えめであっさりとした味わいです。
しゃりっとした砂糖の甘さの中から、ウイスキーのうまみがじゅわっととろけます。
コーヒーや紅茶に入れると、ウイスキーが溶けだして風味豊かになりますよ。
まとめ
ウイスキーボンボンはなんだか懐かしい雰囲気が漂っていますね。
最近ではあまり見かけなくなりましたが、可愛くカラフルに「インスタ映え」を狙えば、再度復活するのではないでしょうか。
ウイスキーを使ったチョコレートは贈りものにも最適です。
特に興味深いのは「アイラモルト」を使用したチョコレート。
アイラモルトと言えばウイスキー好きの中でも好みがはっきり分かれるほど個性的なウイスキーです。
チョコレートと組み合わせると、どのような感じになるのでしょうか。
気になった方は、是非トライしてみて下さいね。