ウイスキーに最高に合うおすすめおつまみの秘訣とウイスキーの飲み方は何?
ウイスキーは、NHN朝の連続テレビ小説「マッサン」で以前、ニッカウヰスキーが取り上げられ、多くの人に美味しさが広がりました。
ですが、ビールやカクテルに比べて、何と合わせれば良いのか、少しハードルが高そうだと、手を出せない方もいらっしゃるでしょう。
ウイスキーに合うおすすめのおつまみは、とっても簡単に作ることができるので、ご参考ください。
まずはウイスキーを知ろう
ウイスキーを楽しむためには、その特徴を知る必要があります。
特徴さえ分かれば、とっても扱いやすく、またビールやカクテルに比べて、太りにくいお酒だと言われています。
ウイスキー特有の琥珀は熟成によるものだった
ウイスキーと聞けば、琥珀色の液体を思い浮かべる人も、多いでしょう。
あの琥珀色の秘密は、蒸留と長期間の樽の中で寝かせる熟成によって、綺麗に透き通った琥珀色へ変化します。
ウイスキーの起源は、スコットランドから始まったと言われています。
日本で今製造されているウイスキーは、1900年あたりに、マッサンのモデルになった竹鶴政孝さんが、スコットランドから製造方法を持ち帰りました。
ウイスキー独特の風味の秘訣はピートだった
ウイスキーは、使われる材料や熟成させる樽、熟成年数によっても風味は変わりますが、独特のスモーキーさは、ピートによって香りづけされています。
本場スコットランドのものと違い、日本で製造されているウイスキーは、独特のスモーキーさを日本人好みに合わせて抑えています。
ピートの正体は、泥炭のことです。
泥と聞くと驚く方もいるでしょうが、ウイスキーの液体に入っているわけではないので、ご安心ください。
どうやって、ウイスキーに使用しているかというと、原材料となる大麦を発酵と乾燥させるために、燻す役割に使っています。
不思議に思われる方は、燻製しているとイメージすると、とても分かりやすいでしょう。
ウイスキー愛好者は、よりスモーキーさが効いたものを好みます。
日本では、このスモーキーさを、中には苦手としている方もいるため、中にはピートを使用しないウイスキーも発売されているので、機会があればピートを使用しているものと、使用していないウイスキーを飲み比べてみてください。
飲んだ時の印象が、かなり変化します。
一概には言えませんが、飲みやすいとラベルに表記されているウイスキーは、ピートが不使用か、もしくは少量のピートに留めている場合が多いでしょう。
日本製造のウイスキーには、よく見られる傾向です。
そして、すべてのピートが同じ香りではありません。
環境に大きく左右されやすく、その土地の成分をグッと吸収するので、ピートの産地が違えば、それだけ風味にも影響されていきます。
燻製料理も、同じ食材でも燻製チップによって、軽めの風味だったり、重めの風味だったりと、燻された風味が変わりますよね。
実は3種類あるウイスキー
みなさん、モルトウイスキーという言葉を聞いたことはありませんか。
モルトウイスキーというのは、英単語そのままですが、大麦麦芽のウイスキーのことです。
ウイスキーには、大きく分けて3種類あります。
先ほど紹介した、モルトウイスキーの他に、小麦を原料にしたグレーンウイスキーと、モルトとグレーンをミックスにした、ブレンデッドウイスキーです。
どの原材料を使用したウイスキーも、すべて素晴らしい飲みごたえなので、ぜひ飲み比べをしてください。
そして、ウイスキーは飲み方により、そのスモーキーさを活かした、おつまみのメニューが変わります。
ロックやストレートに合う手が止まらないおつまみたち
ダイレクトにウイスキーの風味を楽しめるのが、ロックやストレートです。
割ることがない分、ずっしりとウイスキーの飲みごたえを楽しめるので、濃厚なおつまみがおすすめでしょう。
ウイスキーにシンプルで味の濃いおつまみ3種
サッパリと味の軽いものではなく、ウイスキーの舌に残るまったりとした濃厚さを、より濃厚に楽しめるおつまみの方が、適しています。
最も簡単に手が入りやすいのは、チーズ・チョコレート・ナッツです。
チーズ系は、できれば濃厚でクセが強い方が、舌触りとよく合います。
もしカビのチーズが食べれる方なら、白カビのブリーチーズなどもおすすめです。
あまりにもクセが強すぎるものは、せっかくのウイスキーのスモーキーさが、消し飛んでしまいます。
チョコレートやナッツも、最高のウイスキーのお供です。
チョコレートで特におすすめは、オレンジピールとチョコの組み合わせが、ウイスキーのスモーキーさに、オレンジの爽やかが合います。
もし、バーなどで飲むなら、燻製系もおすすめです。
燻製された枝豆・ししゃも・ベーコン・チーズなど、燻製はなんでも合います。
ウイスキーも要は、燻製されたものなので、お互いに合うのは当然でしょう。
おつまみに欠かせない燻製料理の秘訣って何?
バーで出される燻製料理は、美味しくお酒にも合うので、やめられません。
ですが、燻製料理は少し高いですよね。
それに家飲みでも食べたい方も、多いでしょう。
燻製好きにおすすめの、簡単に燻製ができる方法をご説明します。
失敗しない燻製をするための3つのポイント
燻製料理は、燻製チップとアルミホイルに、フライパンとアミがあれば、自宅でも作ることができます。
意外にも、燻し始めると後は火加減の調整だけなので、かなり簡単です。
フライパンにアルミホイルを引き、燻製チップを敷きます。
その上に、アミを置きクッキングシートを引いた後に、食材を並べ火加減を調節しながら、燻してください。
できたら、アミとチップの間に空間を作りたいので、アミに足がついてるものが良いでしょう。
たったこれだけですが、注意が必要なのは、窓全開で換気扇をフルパワーでかけないと、室内に燻製の香りが充満してしまいます。
できるだけ失敗しないポイントは、火を通さないといけない食材は、予めある程度の火を通した方が良いでしょう。
長時間の燻製は、逆に煙臭くなり過ぎ、失敗の原因にも繋がります。
もう2つ目のポイントは、燻製チップの量です。
量が多すぎると、香りがキツくなり過ぎてしまうので、特にチーズ系は注意してください。
燻製ベーコンなどのお肉を使った、燻製ポテトなどのメニュー用なら、燻製時間が多少長くなっても、大丈夫です。
3つ目のポイントは、食材の下には必ずクッキングシートを引いてください。
チーズのような、溶けやすい食材が垂れないようにするためです。
お肉系も燻製すると、脂が底に垂れ、焦げ臭くなるので、燻製の香りを邪魔しないためにも、引くことをおすすめします。
後は、食材によって火加減を調節しながら、燻してください。
ハイボールには肉系が合う
ハイボールとは、ウイスキーをソーダ割りしたものです。
ソーダによって、サッパリとキリッとした爽快さの中に、スモーキーさをツーンと楽しめる飲み方なので、肉系の料理におすすめです。
ジューシーな肉汁をハイボールでさっぱりおすすめ3選
よく、ハイカラという言葉を耳にしませんか。
これはハイボール&唐揚げのことです。
ジュワッと揚がった唐揚げのこってり感を、サッパリとハイボールで流す、やみつきになる組み合わせで、一度行うと手が止まりません。
唐揚げは、食卓で主役を飾るメイン料理ですが、ハイボールのおつまみとしても最高のメニューでしょう。
2つ目のおすすめおつまみは、ステーキです。
ハイボールには、ステーキさえおつまみに早変わりします。
ステーキは、特に肉本来の味を、しっかりと楽しめるメニューです。
特に、ハイボールと合うステーキの食べ方は、肉汁やバターと使った醤油ベースのソースをかけたステーキが、一番のおすすめなので、お試しください。
3つ目のおすすめおつまみは、中華料理の定番メニュー油淋鶏です。
皮面がパリパリになるまで揚げた鶏肉に、甘辛い香味ソースが絡み合った中華料理には、少し濃い目のハイボールがおすすめでしょう。
もともと香味ソースで、脂分を少しサッパリとさせながら、アクセントをつけているので、その分スモーキーさを感じるハイボールにしないと、スモーキーさが油淋鶏に負けてしまいます。
ハイボールに合う代表的なメニューを上げましたが、基本的にどんな肉料理にも合うので、ぜひお楽しみください。
まとめ
ウイスキーに合う、おすすめおつまみはいかがでしたか。
考えるだけで、食欲増進してしまいますね。
ウイスキーは、産地や種類によって、風味はさまざまなので、ぜひいろいろな種類を試してください。
上記では、日本とスコットランドウイスキーをご紹介しましたが、アメリカ産のウイスキーもあります。
決して難しいお酒ではなく、少しクセが強いだけのお酒なので、ウイスキーのクセを逆におつまみで利用して、美味しくいただいてしまいましょう。