バーボンってどんなお酒?
ジメジメした毎日が続いてますが、もうすぐ夏がやってきますね。
夏になると、仕事帰りにビアガーデン、なんて方も多いんじゃないでしょうか?
仕事頑張って、のどがカラカラの状態からの、冷えた生ビールなんて、最高ですね。
そんなビアガーデンもいいですが、たまにはバーでのんびりと、大人な雰囲気でお酒を楽しむっていうのも、どうでしょう。
ちょっと高いお酒を楽しむっていうのも、贅沢ではないでしょうか。
バーと言えば、たくさんの種類のお酒がありますね。
カクテルやウイスキー、シャンパンなど。
最近、個人的に気になってるのが、バーボンです。
でも今までは、そもそもバーボンって何?ウイスキーとの違いは?って感じでした。
なので、色々と調べてみました。
バーボンって?ウイスキーと違うの?
バーボンとは、正式にはバーボン・ウイスキーというそうです。
なので、ウイスキーの一種です。
ウイスキーは、産地によって名前が変わります。
世界の5大ウイスキーと呼ばれるものがあり、アメリカ、カナダ、日本、スコットランド、アイルランドと、それぞれの国によって、名前の違うウイスキーがあります。
日本で言えば、ジャパニーズウイスキー、スコットランドは、スコッチウイスキーなど。
バーボンはその中でも、アメリカのケンタッキー州で作られたウイスキーのことです。
ちなみに、ジャパニーズウイスキーだと、山崎、白州、響などが人気ですね。
バーボンは、何から作られたお酒?
バーボンの主な原料は、トウモロコシです。
その他に小麦、大麦、ライ麦などですが、トウモロコシの割合が51%以上80%未満のものをバーボンといいます。
トウモロコシの割合が、80%以上のものについては、コーンウイスキーといって、別のものになります。
基本的に、ウイスキーの主な原料は穀物なのですが、種類によって使用する穀物なども変わってきます。
何十年も変わらない製法
次に、バーボンの作り方について。
トウモロコシなどの原料を抽出した液体に、麦芽を加えて加熱します。
それに酵母を加え、発酵させます。
発酵が終わったら、アルコール度数が80%以下になるように蒸留し、さらに水を加えてアルコール度数を62.5%にします。
この蒸留が終わったものを、ニューポットといいます。
そのニューポットを、内側を焦がしたホワイトオーク材の樽に詰めて、2年以上、長いものだと何十年と熟成して、ようやく出来上がります。
このバーボンの作り方というのは、何十年も変わらないそうです。
凄いですね。
バーボンの種類
熟成して出来上がったバーボンですが、2年以上熟成したものを「ストレート・バーボン」といいます。
ブレンドせず、少量瓶詰めしたものを「シングル・バレル・バーボン」、5種類から10種類ブレンドしたものを「スモール・バッチ・バーボン」といいます。
バーボンの中でも、このように種類があります。
バーボンの場合、手間ひまかけても最後に出来上がるのは半分だけだったりするそうです。
考えてみたら、凄く貴重な飲み物ですね。
大事に、そしておいしく頂きたいものです。
おいしく飲むには?
そんなバーボンですが、どんな味わいかというと、甘みがあって他のウイスキーに比べると、比較的飲みやすいのではないかと、思います。
飲み方としてはいくつかあって、まずはストレート。
バーボン本来の味が、楽しめます。
ただ、アルコール度数が高いので、チェイサーを用意した方がいいと思います。
次にロック。
定番な飲み方ですが、氷を入れて冷やして飲むというのは、個人的には好きな飲み方です。
その他には、水割りやハイボール、トワイスイップといった、様々な飲み方がありますが、バーボンの種類によって飲み方を変えてみても、楽しいと思います。
バーボンの銘柄
バーボンにも、色々な銘柄があります。
代表的なものをいくつかあげてみると、まずはワイルドターキー。
バーボンといったらこれ、といえるくらいの代表的なものです。
次に、I.W.HARPER。
こちらも定番です。
酒屋さんなどでもよく見かけますし、気軽に楽しめると思います。
その他には、フォアローゼスやブラントンなどが、有名ですが、それ以外にもたくさんのものがあるので、色々と飲み比べしてみたいですね。
まとめ
と、バーボンについて色々調べたり飲んだりしてきましたが、非常におもしろいですね。
昔から変わらない製法、同じウイスキーなのに味が違ったり、色々な飲み方が出来たりと。
他のお酒よりも楽しみ方が多く、凄く魅力のあるお酒だなというのが、私自身の感想です。
きっと、もっと奥深いものが、あるんじゃないかと思います。
知識がつくと、お酒を見るだけでも楽しくなりますね。
もっと、たくさんのバーボンを飲んでみたいです。
是非、今年の夏はバーで、大切な人とバーボンを飲みながら、楽しい時間を過ごしてみてはいかがですか?