バーボンウイスキーは刺激的で魅力的なお酒!
バーボンウイスキーはアルコール度数が強いお酒として有名ですが、その香りの良さ、スパイシーで刺激的な味や甘味が強く飲みやすい特徴から、初心者にもおすすめできるウイスキーです。
一度でいいからバーボンウイスキーを嗜んでみたいという方のために、今回はその歴史と美味しい飲み方についてご紹介します!歴史を知り、飲み方を知ることでバーボンウイスキーの魅力にきっと気づくはずです。
バーボンウイスキーの歴史
度数の強さの中にスパイシーな味わいや深いコクを感じることができるバーボンウイスキー。
このバーボンウイスキーは、とうもろこしを原料とするウイスキーであり、アメリカのケンタッキー州を中心に生産されるウイスキーのことを指します。
ではなぜこの場所でウイスキーが生産されるようになったのでしょうか?この地域でウイスキーが生産されている理由としては、アメリカ合衆国独立後の重い酒税に対抗するために、業者や農民がケンタッキー州に逃れたこと、そしてこのケンタッキー州という地域が良質の水や豊かな穀物を得ることに適した土地であったことなどがあげられます。
このウイスキーを生産するに適した場所でバーボンウイスキーの製法が確立されていき、ここで作られるウイスキーが後のアメリカで生産されるウイスキーの基盤となったのです。
ちなみにバーボンという名前は、ケンタッキー州のバーボン郡で誕生したウイスキーであることに由来しています。
また、ケンタッキー州におけるバーボンと言う地名は、アメリカ独立戦争で支援を行った当時のルイ王朝のブルボン家の名前から付けられています。
バーボンウイスキーの作り方
バーボンウイスキーは作り方が決まっており、原料の穀物として50%~80%のトウモロコシを使用し、アルコール度数40度以上80度以下で蒸溜し、なおかつ内面を強く焦がしたオーク材の樽で熟成させるという工程を経て生産されます。
トウモロコシの他にも、原料の穀物としては、大麦や小麦、ライ麦等が用いられます。
バーボンウイスキーには最低でも2年以上の貯蔵・熟成期間が設けられており、その長い期間で内面が焦げた樽の樽の色と香りがバーボンウイスキー特有の色と芳醇な香りを作り出しているのです。
バーボンウイスキーの飲み方
バーボンウイスキーにはいくつかの飲み方があり、自分に合った飲み方を見つけることができることが魅力の一つです。
冷たい水を加えて飲む水割り、氷を加えて飲むオンザ・ロック、何も加えずにそのままの状態で飲むストレートなど様々な飲み方があり、飲み方の違いによってその味わいもまた異なってきます。
他にも有名な飲み方として、炭酸水でバーボンウイスキーを割って飲むハイボールがあります。
自分だけの飲み方を探し、お気に入りのおつまみといっしょにその味を楽しむ。
そんなことができるのも、バーボンウイスキーというお酒の醍醐味でしょう。
バーボンウイスキーは、スパイシーで辛い味わいのものや、バニラのような甘めの味わいのものなど多彩な味があるため、その味にあったおつまみを選ぶことがウイスキーの味を引き立たせるためには重要になります。
塩気があり味が濃いめの燻製は、辛口風味のウイスキーに良く合います。
ハムやチーズが辛口風味のウイスキーに合うおつまみです。
他にもドライフルーツやアイスクリームなどは、ほのかな甘い香りを持つウイスキーに良く合います。
どのような食材がバーボンウイスキーに合うのか一度試してみることも楽しいかもしれませんね。
まとめ
バーボンウイスキーは深い歴史を持ち、多様な飲み方ができる人気が高いウイスキーです。
今までの人生で一度もバーボンウイスキーを飲んだことがない方は、一度でもこのお酒を体験すればその虜になってしまうことでしょう。
様々なおつまみにも合いますので、家でしっとりと飲む際にも最適なお酒です。
飲み方もいくつかあるので、自分に合った飲み方を探すことで、このお酒をより楽しむことができるでしょう。