バーボンはプリン体が含まれず健康に良い!
バーボンを含めウイスキー類はアルコール度数が高いため、健康に悪いと思われがちです。
特に気にするのがビールや発泡酒、そして日本酒などに含まれるプリン体です。
プリン体は通風の原因となる尿酸値を高めてしまい、飲み過ぎるとダメです。
いくらバーボンやウイスキーがプリン体が含まれず健康に良いといっても飲み過ぎは肝臓を悪くするので注意が必要です。
プリン体が含まれない理由
バーボンやウイスキーなど蒸留酒には、プリン体や糖質が含まれません。
その理由は、製造方法があります。
原料となる麦やトウモロコシなどをアルコール発酵させて、アルコールを生成します。
その後、生成されたアルコールを連続蒸留塔で蒸留する際にアルコール分だけが冷却回収されて、アルコール濃度が高まります。
その蒸留工程で、プリン体や糖質、その他の不純物が分離され純粋なアルコールだけになります。
連続蒸留を繰り返すことでアルコール純度は高くなり、アルコール度数を98%台まですることも可能です。
アルコール度数98%のお酒にスピリータスがありますが、殆ど実験用のエタノールです。
筆者自身飲んだことはありますが、ただ喉が熱くなり、胃も熱くなるだけです。
しかし、プリン体は含まれません。
バーボンやウイスキーも蒸留時点では変わりませんが、変化が乗じるのは熟成する際の樽です。
樽から出るポリフェノールが体にいい
バーボンやウイスキーは、熟成樽に入れる時点で糖質やプリン体が無くなっています。
この時点で、通風になる心配がないです。
また、バーボンなどウイスキー類はプリン体から尿酸を生成するのを防いだり、体外に尿酸を排出する作用があると結果が出ています。
バーボン自体は、プリン体が含まれないだけでなく痛風予防にも効果があるのは魅力的です。
しかし、体により良くなるのは樽から染み出るポリフェノールやタンニンなどの成分です。
この点については、バーボンも他のウイスキーも同じです。
実はこのポリフェノールが糖尿病の予防効果があると研究結果が報告されています。
元々、ポリフェノール自体が健康に良いと言われていますが、バーボン樽などからでるポリフェノールの効果はより効果が高いと言われています。
実は高血圧予防になる
バーボンやウイスキーですが、プリン体が含まれないことや糖尿病予防の点では魅力があります。
一般的にお酒は高血圧を引き起こすと言われています。
しかし、実際は全くお酒を飲まない人よりある程度飲む人の方の方が高血圧になりにくいことが分かってきました。
また、動脈硬化も予防できるとの研究結果も出ています。
これは血液がサラサラになることや、バーボンなどに含まれるポリフェノールが心疾患や動脈硬化を抑制するとのことです。
また、アルコール自体にも血管を広げる作用があるため、血管にかかる負担を軽減します。
ビールや日本酒などは、血圧が上がってしまいますがバーボンなど少量で酔いがまわり、大量に飲むことも少ないです。
また、独特の風味で満足感を得られるため飲み過ぎ予防にもなります。
バーボンの魅力はもっとある
やはり、バーボンの魅力は健康面以外にも風味や甘さにあります。
バーボンは他のウイスキーと比べ、風味が強く、甘みがあります。
そのため、おつまみになるものの風味や味が強くてもバーボン自体の特徴を失うことが少ないです。
また、水割りやロックで飲むより、ストレートで飲む方がより味を楽しむことができます。
初めてバーボンを飲まれる方は、独特の風味に圧倒されますがその際は水割りなどで徐々に馴らすことをおすすめします。
まとめ
筆者自身、独特の風味や味のあるウイスキーが好きです。
特にバーボンはウイスキー類の中でも特徴が強いと考えています。
また、血圧が高めなためビールや日本酒よりもウイスキーを好んでいます。
その結果、血液検査では尿酸値で引っ掛かったこともないです。
しかし、いくら健康にいい百薬の長でも飲み過ぎはダメです。
γGTPで引っ掛かるので注意することをおすすめします。