ブランデー選びに役立つ!ブランデーの種類や特徴を紹介!

ブランデー

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ブランデーというと高級で値段が高いイメージがすることから、手を出しにくいお酒だと思う方は多くいるかと思います。

ですが、決してそのようなことはなく、比較的安いブランデーも販売されています。

ブランデーは高価なものから手ごろな値段のものまで様々あり、種類も様々あります。

ここでは、ブランデーの種類や特徴について話していくので、ブランデー選びに役立ててください。



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ブランデーの原料って何?

ブランデーの種類や特徴を話す上で大事なことは、使われている原料になります。

原料に使われているフルーツの違いによって種類が異なってくるため、まずは原料にされているフルーツを知りましょう。

ブランデーの原料の主流は白ブドウになります。

そして、原料が白ブドウ以外のブランデーもあり、リンゴ・サクランボ・イチゴ・洋梨などのブランデーも造られています。

ブランデーはこれらの果実酒を蒸留することによりできるお酒で、ブランデーの語源は「焼いたワイン」という意味になるオランダ語の「brandewijn」からきています。

原料が違えば当然風味が違ってくるので、種類により好みや楽しみ方なども違ってきます。

ブランデーの原料の違いだけで種類が違ってくるということは一概に言えませんが、主に原料によって分類することができます。

それではブランデーの種類を説明していきます。



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ブドウとブドウ以外の果物を原料にしたブランデー

ブランデーは原料だけでなく生産地などで色々な種類に分類されます。

そして、その種類を分かりやすく説明するには、まず、種類を大きく二つに分けると分かりやすいかと思います。

ブランデーの種類を大きく二つに分けると、「グレープブランデー」と「フルーツブランデー」に分けることができます。

グレープブランデーについて

グレープブランデーとは、ワインでお馴染みのブドウを主原料としているブランデーになります。

ブドウというと甘いイメージがありますが、グレープブランデーの原料になっている白ブドウは糖分が少なく、酸味が強いものが使用されています。

ブランデーの原料は白ブドウが主流となっているため、単純にブランデーのことを言う場合はブランデー=グレープブランデーということになります。

そのグレープブランデーは、さらに種類を分けることができ、コニャックやアルマニャック、フレンチブランデーやピスコなどに分けることができます。

フルーツブランデーについて

フルーツブランデーは、ブドウ以外の果物を原料に使用しているブランデーになります。

その原料にされている果物は、リンゴやサクランボや苺など様々になり、使用される原料によってブランデーの種類が異なってきます。

様々な国でフルーツブランデーは造られていますが、樽で熟成しないものがほとんどなため、多くのフルーツブランデーは色が無く透明になっています。

そのため、フルーツ特有の匂いがし、食後に楽しむお酒として多くの人から好まれています。

また、ケーキのようなお菓子にも使われています。

そして、フルーツブランデーの中にはフルーツを漬けたリキュールもあります。

グレープブランデーの種類とは?

ブドウから造られるグレープブランデーといっても、様々な種類に分けることができます。

では、その種類を紹介していきます。

コニャック

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グレープブランデーといえばコニャックというほど、コニャックは有名で人気のあるブランデーになります。

ブランデーのコニャックは、フランスの地域であるコニャックあたりで、決められた製造方法で造られているものになります。

コニャックの中でも、ランク付けをされており、品質の高さによりいくつかに分けられています。

高級なお酒として世界に広まっており、コニャックのファンだという方は多くいます。

これらのことから、王道のブランデーを飲みたいという方はコニャックがおすすめです。

アルマニャック

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アルマニャックも高級ブランデーとして知られており、フランスの地域であるアルマニャックで決められた製造方法で造られているブランデーになります。

このように、ブランデーは産地によって種類が分けられており、風味もそれぞれ個性があります。

アルマニャックは、原料として使用しているブドウの種類が定められており、製造方法はコニャックと異なり、古くから受け継がれている半連続式蒸留で造られています。

先程紹介したコニャックは蒸留を単式蒸留機で2回行いますが、アルマニャックの蒸留は1回だけになり、コニャックよりもパンチの効いた風味となっています。

フレンチブランデー

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フレンチブランデーとは、フランス産のブランデーの総称になります。

そのため、先程紹介したコニャックやアルマニャックもフレンチブランデーになります。

そして、リンゴやサクランボから造るフルーツブランデーもフランス産だとフレンチブランデーということになります。

また、ブドウが原料となっているグレープブランデーの中の、コニャックとアルマニャック以外の一般的なブランデーを主にフレンチブランデーと言います。

このように、フレンチブランデーという名称は、産地やコニャックやアルマニャックと区別するために呼ばれるようになった名前となっています。

フルーツブランデーの種類とは?

ブドウ以外の果物から作られているフルーツブランデーにも様々な種類があります。

それでは、その種類を紹介していきます。

リンゴのブランデー「カルヴァドス」

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カルヴァドスはリンゴを原料としているブランデーで、フランスのノルマンディーが産地になります。

他の地域で造られている同じような蒸留酒は「カルヴァドス」という名称を使うことができないため、アップルブランデーというカテゴリーなり、区別されています。

主な原料はリンゴを使用していますが、10~30%ほどのセイヨウナシを使うことが多くなっています。

サクランボのブランデー「キルシュヴァッサー」

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キルシュヴァッサーとは、サクランボを使ったフルーツブランデーです。

そのサクランボは種子ごと潰したものを使用しており、ドイツのシュヴァルツヴァルトで造られています。

カクテルやお菓子に使うシロップなどに使われることもあります。

そして、ドイツの北部ではストレートで飲むこともあります。

また、ビールはブランデーよりもアルコール度数がとても低いので、ビールをチェイサー代わりにしてキルシュヴァッサーを飲んだり、食後に楽しむお酒としても飲まれたりしています。

名称はキルシュヴァッサーですが、カタカナで書き表す場合は、「キルシュワッサー」や「キルシワッサー」と表記される場合もあり、「キルシュ」と呼ぶ人は多くいます。

すもものブランデー「スリヴォヴィッツ」

スリヴォヴィッツとは、「すもも」を原料に使ったブランデーになります。

プラムブランデーとも呼ばれており、すももは種子ごと潰して使用されています。

そのすももは、ダムソン・プラムというすももの一種を使用しています。

スリヴォヴィッツのが生産地は主に中欧や東欧のスラヴ諸国で、商品として販売するために作られるものや自分の家で作られているものもあります。

木苺のブランデー「フランボワーズ」

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フランボワーズとは、フランスで栽培されている木苺を原料にしたブランデーになります。

それに対して、ドイツ産の木苺ブランデーは「ヒンベア」と言います。

木苺のブランデーはラズベリーの豊かな風味がするお酒で、ケーキなどの洋菓子やカクテルに使われることが多いブランデーです。

まとめ

以上、ブランデーの種類や特徴を話してきましたが、いかがでしたか?

一言にブランデーといっても様々な種類があり、値段もピンからキリまであります。

風味も種類によってそれぞれ個性があるので、自分にピッタリなブランデーを見つけると良いでしょう。

高級なイメージが強いお酒ですが、手ごろな価格のブランデーも販売されているので、ブランデーを飲んだことが無い方は試しに飲んでみてはいかがでしょうか。

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