ブランデーで生ハムはもっとおいしくなる!
夏のいただきものの中に、生ハムがあると嬉しいですね。
そのまま食べても絶妙な塩気と肉の脂がおいしいです。
何より、冷やして食べれるので暑い季節は最高です。
そんな生ハムはブランデーのおつまみとしても相性がいいんですよ。
季節のフルーツに生ハムをまいたり、ブランデーに漬けて保存が出来たり、他の料理にアレンジしたりできます。
ぜひ、お試しください。
生ハムと果物でブランデーのおつまみを作ろう
夏は、生ハムや果物をただく機会が多いですよね。
生ハムは果物と一緒に食べると、脂と果物の甘味で相性が抜群です。
メロンや桃、洋ナシを一口大にカットしたら、生ハムを巻いて金属製のカクテルピックでさします。
手が汚れず食べやすいのでホームパーティにおすすめの一品です。
ブランデーの香りが果物と生ハムの味を引立ててくれます。
*材料*
・生ハム・・・10枚
・メロン・・・一口大にカットした適量
・桃・・・・・一口大にカットした適量
・洋ナシ・・・一口大にカットした適量
・マスカット・皮をむいて適量
*用意するもの*
・金属製のカクテルピック
生ハムのブランデー漬け
生ハムはおいしい鮮度で食べられる期間が他のハム類に比べると短いですよね。
ブランデーに漬けると、脂のうまみはそのままで豊潤な香りが口の中に広がり、それだけで満足です。
お好みでシナモンを加えるとスパイシーに出来あがります。
漬ける時間は3時間くらいが目安です。
薄いのですぐ漬かります。
ブランデーの銘柄はお好みでお選びください。
*材料*
・ブランデー・・・200ml
・生ハム・・・・・10枚
・シナモン・・・・お好みでどうぞ
*用意するもの*
・保存用の密閉瓶
ブランデー漬けの生ハムで本格イタリアンカルボナーラ
日本のカルボナーラには生クリームが使われますが、カルボナーラ発祥のイタリアでは使わないそうです。
生ハムのブランデー漬けの風味を生かして、本格イタリアンカルボナーラレシピで作ってみましょう。
ソースが良く絡む太めのパスタか平たいパスタをたっぷりのお湯に塩を入れてゆでておきます。
玉ねぎをスライスします。
生ハムは縮んでしまうのでそのままで使います。
スライスした玉ねぎをオリーブオイルで茶色くなるまでしっかり炒めます。
そこで生ハムを入れます。
生ハムが縮む前に手早くほぐした卵と細かく刻んだイタリアンパセリ、パルメザンチーズを手早く入れて混ぜ合わせます。
用意してあったパスタをソースに絡めて器に移します。
黒コショウをお好みの量ふりかければ出来上がりです。
パルメザンチーズもハードタイプを使う直前にすりおろすと本格的なカルボナーラになりますよ。
食後にブランデーを飲みたくなる一品です。
*材料*
・乾燥パスタ(太い、または平らのタイプ)・・・160g
・塩(パスタをゆでるため)・・・・・・・・・・ひとつまみ
・玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
・ブランデー漬け生ハム・・・・・・・・・・・・10枚
・オリーブオイル・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
・卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全卵1個と卵黄1個
・イタリアンパセリ・・・・・・・・・・・・・・みじん切りで大さじ2
・パルメザンチーズ・・・・・・・・・・・・・・大さじ4
*用意するもの*
・ソースがこぼれない深いお皿
イタリア産の「グラッパ」
食後酒としてイタリアで親しまれるブランデーの一種に「グラッパ」という銘柄があります。
ワインを蒸留するのではなく、ワインを作るために搾ったブドウの残りかすを発酵させ、そのアルコールを蒸留してつくられています。
樽詰めして熟成をしないため、無色透明です。
アルコール度数は30~60度あり、中には香りづけされた製品もあります。
イタリアの一部の地域ではエスプレッソに砂糖を3~4杯入れてかき混ぜずに飲み干したあと、その余った砂糖に「グラッパ」を注いで飲む方法もあるそうです。
日本ではあまり知られていないお酒なので手に入りにくいかもしれません。
イタリア旅行で見かけた際には是非、食後に「グラッパ」を楽しんで下さい。
まとめ
日本でイタリア産のプロシュットが手に入ったら、肉のうまみを引き出した最高の塩加減をブランデーと一緒にぜひ味わってくださいね。
イタリア料理は日本でも大人気です。
チーズとハムとパスタというイメージですが、イタリアは海に囲まれた国なので実はシーフード料理もとってもおいしいんですよ。
シーバスのフライをトマトソースで煮込んだり、ホタテを生ハムで巻いたりする料理もあります。
日本と同じ海に囲まれた国だと思うと親近感がわきますよね。