今まで日本酒に興味がなかったあなたも、これを飲めばあっという間にとりこに!人気の日本酒を選んでみました!

日本酒

獺祭【木箱入り】磨き二割三分 純米大吟醸 720ml

最近、世界的に日本酒の人気が高まりつつある中、国内では相変わらずワインやウイスキーなどの洋酒しか飲まない、そんな人も中にはいるかと思います。

ところが今から紹介する日本酒を口にすれば、もしかしたらあっという間にとりこになってしまうかもしれません。

では、今回は一度口にすれば後を引くと言われるような、特に人気の高い日本酒についてピックアップしていきたいと思います。



やはり純米大吟醸酒が上位にランキング!

人気の日本酒といえば当然おいしいものが上位にランキングされるのですが、だからといってまぼろしの日本酒と言われるような、なかなか手に入らない高価なものばかりではありません。

お手頃価格でありながら酒蔵独自の製法で磨き上げられ、誰もがおいしいと納得するような味に仕上げた日本酒が上位にランクインしているのです。

とは言ってもやはり精米歩合が50%以下で雑味がなく、低温でゆっくりと発酵させた高級日本酒と言われる純米大吟醸酒が上位にランキングされる傾向にあります。



人気ナンバーワンは、テレビにも登場した「獺祭」!

日本酒の第1位にランキングされているのが、テレビ番組「ほこ×たて」やアニメに登場した「獺祭」(だっさい)です。

メディアに取り上げられるくらい今最も注目度の高い日本酒ですが、その中でも特に味に定評があるのが「磨き三割九分」と呼ばれる純米大吟醸酒です。

精米歩合は山田錦が39%で、この日本酒よりももっと高級なものがありますが、味は断然こちらが好きだという人も少なくありません。

「磨き三割九分」の持つ芳醇な吟醸酒の香りとなめらかな口当たりは、一般の純米大吟醸酒では味わえないほどのクオリティーの高さで、「獺祭」を愛してやまない人が多いこともうなずけます。

しかも1升瓶が5,000円以下というお手頃価格は、他の高級酒では実現できないコストパフォーマンスです。

間違いなく日本が世界に誇れる一本で、今まで日本酒を飲まなかった人にも自信を持っておすすめできる納得の純米大吟醸酒です。

日本酒好きが大満足!久保田/碧寿 純米大吟醸

日本酒好きが大満足する、日本酒の中の王者とも言われる純米大吟醸酒が、久保田の「碧寿」です。

日本酒ランキングでは第2位となっていますが、第1位の「獺祭」ともそん色のない味わいは日本酒を愛してやまない人をもうならせるほど。

日本酒の銘酒の中の銘酒です。

味は辛口で山廃酒母を用いることで味わいに深みがあり、のど越しが軽やかでとても上品な飲み心地になっています。

普段飲みするのはもったいないので、お酒飲みの人でも特別な時にしか封を開けたくない、といった人もいるくらいです。

特別な日にとっておきのおいしい和食と一緒に、じっくりと味わって至福のひとときを楽しみたいという人にぜひおすすめの日本酒です。

日本酒好きが感動するような、斬新的な味わい!

第3位にランキングされている日本酒は、秋田で有名な酒蔵、白瀑(しらたき)が作り出した「山本」で、日本酒好きを感動させる銘酒の一つです。

蔵主であり酒造り職人の頭目でもある山本友文さんが造る日本酒は、磨き抜かれた職人技と独創的なアイデアから、斬新的で味わい深いということで評判も高く、ランキングでも常に上位に上がっています。

その中でも特に注目されている「山本」は、精米の時点から全ての工程に山本さんが関わっていて、白瀑で造られる日本酒の中でも力作の銘酒であると言えます。

原材料のお米に滋味深く酒造りに最適な亀の尾という品種を使用することで、キレの良さとみずみずしく新しい味わいを存分に楽しめるような仕上がりになっています。

常に上位にランキングされている、旨口まぼろしの酒

手に入りにくく人気が高い日本酒のことを、まぼろしの酒と呼んでいますが、高木酒造の本醸造本丸秘伝玉返しは、まさにその貴重な銘酒の一つです。

ここ30年くらいは常に5本の指に入るほど人気のお酒として知られ、今回は第4位にランキングされています。

一時期、淡麗辛口がもてはやされた時代に、旨口の日本酒を実現させたことで革命を起こしたとも言われています。

本丸秘伝玉返しは本醸造酒でも、クオリティーが最高級とされる純米大吟醸酒に負けない芳醇な香りと辛さと甘さのバランスが絶妙な旨みがあり、日本酒愛好者だけでなく日本酒には興味がなかったという人でも、一度口にするととりこになってしまう人もいるくらいです。

ちなみに価格は純米大吟醸酒と同等かそれ以上の価格ですが、まぼろしの銘酒と呼ばれるにふさわしい日本酒であることは確かです。

皇太子殿下をはじめ、著名人がこよなく愛した銘酒

福井県にある黒龍酒造は皇太子殿下をはじめ、石原裕次郎や森繁久彌などの著名人がこよなく愛した銘酒を造り出した名門の酒蔵の一つです。

その中から第5位にランキングされた日本酒が「黒龍」という銘酒です。

この日本酒は純米大吟醸酒でも大吟醸酒でも純米酒でもありません。

実は指定名称酒にも入らないランクの普通酒なのです。

普通酒でありながらも一口飲むとフワっとした旨みが広がり、後の味わいがきりっとした辛口でしめられるという、まさに名門の酒蔵黒龍の職人技術の高さをうかがわせる銘酒であると言えます。

1升瓶が1,500円前後と庶民的な価格の普通酒でありながら、味わいは純米大吟醸酒に引けを取らず、堂々と銘酒と名売っても恥ずかしくないくらいの日本酒です。

地酒を全国に広めたパイオニア、「八海山」

地酒がおいしい、ということが全国的に知られるようになり、地酒ブームの火付け役になったともいえるパイオニア的な存在が、新潟の地酒「八海山」です。

普段家飲みで晩酌するなじみの深い日本酒よりも、もっとクオリティーの高いものにしたい!そういう願いを込めて作られた新潟の地酒が「八海山」で、純米吟醸酒の中でも有名で人気のある存在になりました。

第7位にランキングされた「八海山」は、おいしい日本酒でありながら比較的手に入りやすいということで、幅広い人に飲まれるようになりました。

純米吟醸特有のフルーティーな香りと、料理の味の邪魔をしない軽くて淡麗な味わいが魅力で、男性だけでなく女性のファンも少なくありません。

日本酒のことをよく知らない人でも名前だけは知っているという人も多い、認知度が高く親しみやすいおいしい銘酒です。

日本酒になじめない若い世代には甘口がおすすめ!

最近の若い世代は、以前ほどお酒をたしなむ人がいなくなっていると言われています。

その中でも日本酒は苦い、アルコールが強いといったマイナスのイメージがあるようです。

また甘くない日本酒は飲みにくい、といった若い世代の人も少なくありません。

そこで日本酒の上位ランキングには入っていませんが、そんな若い世代の人におすすめしたいのが、甘口の日本酒です。

中高年の人には少々甘ったるいと思えるかもしれませんが、甘い清涼飲料水を好む傾向にある若い世代の人は、日本酒を覚えるにはまず甘口のものから始めてみてはいかがでしょうか?

ちなみに甘口の中でおすすめの日本酒は、カクテル感覚で飲める木戸泉AFSや白ワインのように甘くてフルーティーな淡桜咲(あさき)などです。

大人になるとともに次第に味覚も変わってきて、辛口の日本酒を飲めるようになったという人もいます。

まとめ

一時期、日本酒の人気が低迷した時がありましたが、海外で日本酒の魅力が知られるようになり、世界的に日本酒をたしなむ人が増えてきてから、再び国内でも日本酒の良さが見直されるようになりました。

日本酒には洋酒にはない端麗な味わいと、お米特有の旨みを味わうことができます。

また和食だけでなく洋食や中華など、料理のジャンルを問わずに楽しめるような日本酒も造られるようになりました。

人気の日本酒ランキングには上がっていないけれども、まだまだ味わい深く芳醇で、一度口にするととりこになるような銘酒があなたの前にも登場するかもしれません。

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