日本酒に合うおつまみは何? やっぱり和食が定番?

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日本酒と肴

日本で昔からなじみのあるお酒、日本酒。

最近では海外でも人気がありますよね。

日本酒そのものを楽しむのもいいですが、日本酒に合うおつまみがあればさらにお酒の席が楽しくなります。

お酒の味に合わせておつまみを選ぶのもおすすめですよ。

定番の和食のおつまみはもちろんのこと、和食以外にもおすすめのおつまみを知っておきましょう。



日本酒に合う定番のおつまみって何?

日本酒を好んで飲んでいる人に対して行った某アンケート結果によると、日本酒の定番おつまみの1位は「スルメ」、2位は「タコワサ」、3位は「イカの塩辛」といった魚介類がトップ3を締めました。

どれも日本人にはなじみの深い魚介類ですよね。

しっかりとした風味が味わえる日本酒は、定番の和食はもちろんのこと、イカやタコといった食感や風味にクセのある食材との相性は抜群です。

タコワサのようにピリリとからわさびと和えたり、イカの塩辛のようにワタと和えるなど珍味との組み合わせも美味しいですね。

日本酒のおつまみに共通しているのは、白いご飯にも合うということ。

もともとお米で出来ている日本酒ですから、白米のおかずにぴったりの食材やメニューが人気なのも納得といったところです。



意外!和食以外のおすすめおつまみ

日本酒好きの人に人気のおつまみは和食ですが、実は日本酒は洋食との相性もいいのです。

特におすすめなのが、ワインとも相性抜群のチーズ。

一見ミスマッチなチーズですが、実は和食に共通するところもあるんです。

それは、味噌や納豆と同じ発酵食品だというところ。

熟成させたチーズと味噌の味わいは、なんとなく似ている部分がありますよね。

日本酒と味噌は言うまでもなく相性抜群ですが、チーズも引けを取らないくらいによく合うのです。

ただし、そのままチーズをおつまみにしてしまうと風味が強すぎて日本酒の味を奪ってしまうので、より日本酒に合うように一工夫するのがおすすめ。

チーズをしょうゆに一晩つけたり、味噌を塗って一晩おくだけで、日本酒にぴったりの濃厚なおつまみに変身しますよ。

分厚くスライスするとチーズの味ばかり目立ってしまうので、味噌をぬぐった後は薄くスライスして楽しむといいでしょう。

知っておきたい日本酒の種類

日本酒とひと口に言っても、風味や醸造方法によって味わいや香りは全然違います。

お米本来の香りを楽しみたいという場合におすすめなのは純米系です。

炊き立ての白米を彷彿とさせるような芳香な香りが特徴なので、こちらは白米に合うような和食のおつまみと合わせたいところ。

ちょっと濃いめに味付けした煮つけとも相性がいいですよ。

食前酒にぴったりなのは吟醸系の日本酒。

純米系と比べるとすっきりした飲み心地ですが、香りがよく上品なのが特徴です。

そこまで主張が強いお酒ではないので、合わせるおつまみは薄味の物やお刺身などがおすすめ。

チーズは味や香りが強すぎるので、あまり合いません。

チーズなど香りや風味にパンチのあるおつまみと合わせるのなら、日本酒そのものもしっかりした味わいのものを選ぶことです。

おすすめは、熟成酒系。

香りがしっかりしていて、甘みが感じられるものが多いので、しっかりした味付けのおつまみとの相性がいいです。

薄味の和食より洋食のおつまみが良く合うので、色々なものを合わせてみても面白いかもしれませんね。

まとめ

日本酒に合うおつまみの定番は和食ですが、実は洋食のチーズも日本酒によく合います。

ただし、日本酒の種類によって合う、合わないがありますから、どのようなお酒を飲むかによっておつまみをセレクトするようにしましょう。

淡白なお酒には薄味のおつまみを、芳香なお酒にはパンチのきいたおつまみといったふうに、お酒とおつまみのマリアージュを楽しんでみてくださいね。

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