日本酒好きな上司がいた時に失敗しない居酒屋メニュー
会社の飲み会、学生時代とは異なり年齢層の高い人の付き合いも増え、直属の上司が日本酒好きでどう対応してよいか困ったことはありませんか?
そんな時、無理に日本酒を飲めるようになる必要はなく、さらっと日本酒に合うメニューを率先して頼めると上司からの信頼も獲得できます。
日本酒好きな人の好みを知って、楽しい飲みの場にしていきましょう。
そうすることで直属の上司だけでなく色々な先輩からも気に入られるきっかけが作れるかもしれませんよ。
目次
まずはベタにお刺身
日本酒好き=お魚好き、といっても過言ではありません。
お刺身は特に日本酒好きが序盤に頼みたくなる料理です。
その時期の旬や鮮度の高いものを各店出しているはずなので、大外れするリスクも低いので安心です。
ベタにお造り盛り合わせや、その日のおすすめメニューにあるお刺身料理を頼んでおきましょう。
マグロの赤身や中トロ、大トロはもちろん人気ですが、脂っこいお刺身よりもタイなどの白身魚や、しめサバなどといったあっさりといただけるものをチョイスすることをおすすめします。
これでもちろん上司の信頼アップ間違いありません。
料理が来る前のお漬物もお忘れなく
ざっとメニューから料理を注文後、どうしても待ち時間が生まれてしまいますね。
そんな時はよくあるスピードメニューからお漬物をチョイスして料理がくる前から日本酒好きの上司のお箸が進む空気をつくっておきましょう。
ここでポイントなのは、ベタにキュウリの漬物やキャベツ系のおつまみを頼むのではなく、ナスのお漬物を頼むことです。
ベタな漬物料理は誰しもが頼みやすい料理ですし、日本酒を飲んでこなかった方でも味に慣れ親しんできたと思います。
しかし、相手が日本酒好きの上司なら最初口にする料理からこだわりを持っている可能性が高いです。
メイン料理ではありませんが、ナスのお漬物で上司から「いいセンスしてるね」と言われれば勝ったも同然ですので、ぜひ試してみてください。
ちなみに茄子のお漬物がなかった場合でも、ワサビ菜などといった普段馴染みはないけど季節ものとして出している漬物系メニューをチョイスすれば同様の結果につながるでしょう。
メインとなる焼き魚でひと盛り上がりを
日本酒好きとなると、やっぱりメインは焼き魚になります。
焼き魚はお店によっては時間が大幅にかかるものがありますので、序盤で頼んでおくのがベタです。
飲み会メニューによくある焼き魚といえば、ホッケがイメージされますがそれだと普通のチョイスになってしまいます。
ここでも白身魚を選択しておくことがおすすめで、ほかにはマグロのカマ焼きや、サンマの塩焼きといった旬のものをチョイスしておくと良いです。
日本酒好きによくあるのが薬味へのこだわりで、焼き魚についてくるダイコンおろしやネギ、ショウガなどついてきた場合は、下手に薬味をかけたり、分けようとせずに上司の好みをうかがってから手を付けることをおすすめします。
焼き魚の塩気のみで日本酒を飲むパターンもありますので、「どんな食べ方が好きなんですか?」と一声かけてから焼き魚を楽しみましょう。
レンコン料理で野菜もオーダー
ざっくり野菜といっても幅ひろいですね。
お漬物のナスもそうですし薬味で入っているネギやショウガも野菜です。
そんな数多くある野菜の中でも、日本酒好きが好き好んで食べるのがレンコンです。
もちろんレンコンをそのまま食べるのではなく、レンコンのはさみ揚げやてんぷら、からしレンコンといった料理が日本酒とはよく合います。
はさみ揚げは少しお肉が食べたい時にほどよく、ここでから揚げを頼んでしまうと日本酒の香りや旨みを消してしまいます。
そういった意味でほどよく肉感を味わえ、野菜のさっぱりした味わいで日本酒を引き立てるのがはさみ揚げです。
てんぷらはだしで食べるのも良いですが、塩でおすすめをするとポイントアップに繋がります。
からしレンコンは好き嫌いもありますし、お店によっては涙が出るほど辛いからしを使っている可能性もありますのでご注意くださいね。
あると便利な乾物
飲み会も中盤に差し掛かるとどうしても料理が間で切れてしまったり、話こんでしまって注文ができない瞬間が訪れてしまいます。
そんなときは乾物を頼んでおくとそんな気苦労をせずに済むことが多いです。
乾物とはいわゆる、干物ですね。
イカのするめやさきイカなどがありますが、日本酒好きな上司ならエイヒレを頼んでおけば間違いないでしょう。
日本酒好きでなければ馴染みはないかもしれませんが、味にクセなく日本酒に合うため、ある程度の量があってもアテになり続けることができます。
マヨネーズや七味唐辛子を好んでつけて食べる人もよくいますね。
乾物があれば場つなぎにも有効ですし、エイヒレを頼めれば上司からの評価も一変するかもしれません。
マニアックなおつまみに敢えて挑戦
「酒盗(しゅとう)」や「へしこ」といったおつまみをご存じでしょうか?
「酒盗」はいわば魚をつかった塩辛で、「へしこ」は福井の伝統的な魚の発酵食品です。
どちらもとにかく味が濃く、チビチビ食べながら日本酒のアテとなることが多い、日本酒好きならばついつい楽しんでしまう一品なのです。
これらは日本酒に相当こだわっているお店やマニアックな店長がいるお店でないとなかなか巡り合えませんが、見かけた際にはチョイスしてみてください。
日本酒好きと勘違いされる可能性が高いですが喜んでくれることに違いないでしょう。
「酒盗」はチーズと添えた料理になっていたり、アレンジレシピとして出ている可能性もありますので、メニューの説明書きに注意してみると良いですよ。
締めはあっさり、蕎麦かうどん
飲み会も終盤に差し掛かると締めを考えないといけないですね。
日本酒が進んでくると、酔いもまわり、お腹も膨れ、口の中は日本酒の旨みや芳醇な香りでいっぱいになります。
そうなってくると締めはあっさりした蕎麦やうどんをチョイスすることがおすすめです。
日本酒はお米からできています。
締めのお茶づけやおにぎりなんかも良いですが、お米のたんぱく質に体は飽きてきています。
そこであっさりしたお出汁の蕎麦やうどんが出てくると、ささっと食べることができ、締めとして最適なんですね。
なかなか締めとして出しているお店は多くありませんので、逆にお店選びの際に締めで蕎麦かうどんを出しているところを探してみるのもありです。
締め以外の日本酒や料理のこだわりを持っている可能性が高いため、上司を満足させるだけのポテンシャルがありますので、試してみてはいかがでしょうか。
意外と好まれる臓物系
ここまでお魚料理の紹介が主だっていましたが、それ以外にも日本酒好きに好まれる傾向がある料理はもちろんあります。
チャンジャやレバ刺しといった臓物系の料理がそのひとつです。
日本酒好きは、少々クセのある匂いや触感のある料理を好む傾向があり、臓物系はまさにその典型で、飲み会でもついつい頼んでしまう一品が多いです。
ホルモンを使ったもつ煮込みなんかも日本酒とはよく合いますね。
日本酒好きでなければ敬遠しがちですが、あなたの上司は実は臓物マニアかもしれません。
まとめ
日本酒好きはやはりお魚料理を好む傾向があり和食が大前提ですが、一歩踏み込んだ料理をチョイスするだけで上司のテンションは上がります。
美味しい料理があればお酒は進み、場は盛り上がりますし、日本酒好きでないあなたももしかすると美味しさに目覚めるかも。
会社の上司に限らず、同僚、恋人との場面でも楽しく飲みの場を過ごすために参考にしてくださいね。