度数が高いバーボンだからこそ味わえる風味と深みはやみつきです。

バーボン

バーボンウイスキー ワイルドターキー8年 1000ml

お酒好きなら一度はチャレンジしてみたいバーボンですが、なかなか飲む機会もありませんね。

バーボンと聞くとお洒落なバーで男性が飲んでいるイメージです。

名前からしてとても敷居の高いイメージですし、強そうだと感じますが、実際どの程度強いお酒なのでしょうか。

また、バーボンによく合うおつみはどのような物なのでしょうか。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

バーボンってどんなお酒なのでしょう

バーボンはアメリカ合衆国ケンタッキー州を中心に生産されトウモロコシ等の穀物を原材作られたウぃスキーの1種です。

法律により使用可能な原材料や蒸留時やボトリング時のアルコール度数など細かな規定があり全てをクリアしなければ名乗ることを許されません。

バーボンの度数

バーボンは蒸留酒と言われるウイスキーの1種です。

ウイスキーの中でもアルコール度数が40度以上80度以下の物を指します。

普段ビール等のアルコール度数が低いお酒を嗜む方にはかなりキツイお酒です。

又、日本酒等アルコール度数が15度前後のお酒や焼酎などアルコール度数が20%前後のお酒を嗜む方でも、全く異なる製法で作られるバーボンは苦手な方が多いです。

一言にアルコールといっても製法が異なるだけで、度数や風味もガラリと変わります。

普段ビール等を飲み慣れている方からすると8倍以上のアルコール度数を持つバーボンは飲むのに勇気がいるかもしれません。

バーボンの製法

普段飲み会等で手軽に飲むのはビールではないでしょうか。

ビール等は醸造酒と呼ばれ酵母を発酵させて作るお酒に対して、バーボンはこの醸造酒を熱して蒸発をさせ、その蒸気を集めて冷やしたお酒です。

ポットスチルという機材を使い2~3回蒸留させます。

この時のアルコール度数は90度程度です。

その後樽で寝かせていくうちにアルコールが蒸発したり、様々な反応が樽の中で起こることで少しずつアルコール度数も下がり、およそ60度前後で落ち着きます。

この時使用する樽は新品を使うよう義務付けられていますが、その新品の樽の内側をわざと焦がしてオーク樽を作り、そこで熟成させることで、樽独特のウィッディな香りやバニラフレーバーが豊かなバーボンが出来上がりす。

それでもアルコール度数が高いので、市販されている物は加水処理されているものが大半です。

余りに度数の高いお酒は販売だけでなく、製造も禁止されている場合もあります。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

おすすめするバーボンの種類

バーボンと一括りにしても種類は多種存在します。

その中でもおすすめしたい2種類をご紹介します。

プレミアムバーボン、ブッカーズ

バーボン ウイスキー ブッカーズ 木箱入り 750ml

度数は63度前後とバーボンの中でも高めのお酒です。

バーボンならではの貫禄と力強さをあわせ持った銘品です。

グラスに注ぐとほんのり甘い香りが漂い、直ぐに口に含みたくなります。

又、製造年によって微妙に度数や風味に違いがあり、これがまたバーボン好きには堪らないんです。

度数が高めなので、初心者や飲み慣れていない方には口に含んだときに鋭く刺すような感覚と鼻孔に広がる独特の香りが苦手と感じるかもしれませんが、慣れるとこれが病み付きになります。

シングルバレル.バーボン.ブラントン.ストレート.フロム.ザ.バレル

ジャックダニエル シングルバレル Amazon.co.jp オリジナル 750ml

少し長い名前ですが、度数としては65度~69度とかなりキツイお酒です。

このお酒は樽のままボトルに詰められているため、樽毎に味わいやアルコール度数に若干違いが出てきます。

度数が高い割には、飲み口はとてもまろやかで上品に仕上がっています。

それに加え、バーボン特有の力強さもあわせ持っているので、華やかな香りとまろやかで深い味わいが楽しめます。

バーボンの基本の飲み方と応用

高いアルコール度数というだけあって、ロック、ストレート、ソーダ割等飲み方も色々楽しめるのがバーボンの魅力です。

まずはストレートで楽しんで

やはりストレートが一番そのバーボンの香りや味わいを楽しむことが出来ます。

度数が高いだけあって、1本1本個性があり同じバーボンでも風味も微妙に違うので、その違いを楽しむためにも、ストレートで楽しんで下さい。

ただ初めてバーボンを口にする方などは、風味を楽しむ以前に度数の高さから流し込むかもしれません。

喉が焼けるように熱くなる感覚は味わえても鼻孔に残る香りを楽しむ所ではないかもしれませんね。

そんなときはほんの数滴水を入れるだけで、燃えるような感覚は薄らぎバーボンの良さを発見しながら飲めますよ。

ツァワイスアップとロック

ストレートは勇気がかなりいる方には、常温水とバーボンを1:1で割るツァワイスアップをおすすめします。

水を入れることで燃えるような感覚もおさまり、その裏に隠れた個性豊かな風味と味わいを存分に楽しむ事が出来ます。

又大きめの氷をグラスにいれ、適量のバーボンをグラスに注いで飲むロックは、氷が徐々に溶けていく事で1口1口の違いを感じられますし、氷が溶けていく時に出る澄んだ音も味わえて、カッコいい大人になった気分です。

どちらもバーボン本来の良さを失うことなく楽しめるのでおすすめです。

バーボンの良さと良く合うおつまみ

大人なお酒のバーボンですが、若年層の方は憧れもあるかもしれません。

ロックグラス片手にゆったり飲む姿は様になりますが、空腹時に飲むのはおすすめできないです。

バーボンの魅力

先にのべたように、バーボンは40度~80度以下のウイスキーを指します。

アルコール度数が高いと喉が焼けるかもとか、直ぐに酔うのではなど先入観があり、バーボン本来の味と風味を楽しむ事が出来ないかもしれません。

しかし、バーボン程の高いアルコール度数のお酒は、はっきりと個性を主張してくれますので、これほど味の違い等を感じられるお酒はありません。

度数が高いが故にわかる味の違いを感じながら是非飲んで下さい。

バーボンに合うおつまみ

アルコールは胃で2割程吸収されると言われています。

ですからこれほど度数の高いお酒を空腹状態で飲むとすぐに胃の粘膜を刺激してしまい痛める原因となります。

そこで、バーボンの風味を損なうことなく、むしろ魅力をあげてくれるおつまみはと共にゆっくりバーボンを楽しみましょう。

ではバーボンをゆっくり美味しく楽しむのにピッタリのおつまみとはどんなものでしょう。

バーボン自体が新しいオーク素材の樽をわざわざ焦がしてオーク樽にしそこで熟成させて作るお酒なので、おつまみも燻製された物がよく合います。

バーボン自体がパンチのあるお酒ですので、負けない位個性を主張してくれるおつまみが良く合います。

例えば燻製ベーコンはバーボンの深い味わいをより際立たせてくれるおつまみです。

フレッシュさを求めるならばスモークサーモンに勝るものはないでしょう。

バーボンのキリっとした味わいをより楽しませてくれます。

時には燻製ベーコンにわさびを少しのせて食べるとまた違った味わいを楽しめます。

意外と合わないのがソーセージです。

ソーセージ自体ががもつ油がバーボンと喧嘩してしまい、バーボンの持つ風味を消してしまいます。

まとめ

エヴァン・ウィリアムス シングルバレル 750ml

バーボン特有の香りと深みはオーク樽のなせる技ですね。

度数がかなり高いお酒ですが、ソーダでわったりしながら、是非女性の方もチャレンジしてみてください。

バーボンを初めて飲む時には宅飲みをおすすめします。

経済的という事より、酔い方もビール等とは違うので何があっても自宅なら安心だからです。

バーボンの奥深い魅力をゆっくり堪能してほしいと思います。

バーボン