バーボンウイスキーの魅力
バーボンはアメリカだけでなく、世界中の国々で愛されているお酒である。
もちろん、日本においてもバーボンの愛好家達が多くいるほど人気のあるお酒であると言える。
単にバーボンといってもその種類は一様ではない。
お酒の種類が豊富な上に、そのテイスティングはバーボンや他の属性のウイスキーを飲んだことのある人にしかわからないような微妙な違いがそこには存在するのだ。
バーボンの位置づけ
ウイスキーには5大ウイスキーと呼ばれるものがある。
5大ウイスキーとは、スコットランド産のスコッチ、アイルランド産のアイリッシュ、アメリカ合衆国産のアメリカン、カナダ産のカナディアン、日本産のジャパニーズのことを意味する。
バーボンは、その中でもアメリカンに含まれる。
アメリカはトウモロコシの主な生産地として世界的に知れ渡っているが、その大量に生産されたトウモロコシをベースとしたお酒がバーボンなのである。
トウモロコシの甘さに加え、バニラの風味が加わったテイストは、ライトな味わいを提供してくれる。
口に含んだ時の甘さとウイスキー独特の辛さとがマッチしたお酒だと言える。
バーボンのお酒
ひとえにバーボンといっても様々な種類のお酒があるのはご存知だろうか。
例えば、日本で最も有名なバーボンと言えばJIMBEEMであろう。
よくテレビのCMやYoutubeの広告で宣伝されていたのを覚えている。
また、値段が非常に安価でお手頃なため、経済的に裕福とは言い難い学生の方やウイスキーが好きだけど高くて買えないという人にとって非常にありがたい商品だと言える。
確かに、値段の安さに応じたレベルのテイストになってしまうのは致し方無いが、それでも、ウイスキーを始めたばかりの人やこれからチャレンジしてみようという方にとっては何とも挑戦のしやすいお酒であることは間違いない。
もし、この記事を読んでくださっている貴方様がバーボンを飲んだことがないのであれば、まずは安価なお酒に挑戦してみることをおすすめする。
そして、自分の好みに合致するのであれば、より高い値段のバーボンにチャレンジしてみてもいいのではないだろうか。
ウイスキーの飲み方
ウイスキーの飲み方は大きく分けて4つある。
まずは、ロックスタイルが有名だろう。
よく「オン・ザ・ロック」なんて言い方を耳にするが、こちらは大きな氷をグラスに入れ、そこに入れたウイスキーを少しずつ溶ける氷の量とのマッチングによるテイストを味わう飲み方である。
これが最もメジャーな飲み方ではないだろうか。
次に、ストレートというスタイルがある。
こちらは氷や水をいれない、まさに「ストレート」な飲み方である。
お酒本来のテイスティングを愉しむ飲み方であり、初心者というよりは玄人向けの飲み方である。
他には、水割り(炭酸割り:ハイボールなど)やショットがある。
水割りはその名のとおり水で割って薄めてから飲む方法である。
こちらはお酒の弱い人におすすめの飲み方であり、逆にショットはお酒のとても強い人におすすめの飲み方である。
ただ、ショットは一言で言えば「一気飲み」である。
よく海外の映画のバーのシーンで目にする飲み方だ。
テイスティングというよりは「酔っぱらうこと」に重きを置いているように感じる。
そのため、味わって飲みたいのであればストレートかロックスタイルがおすすめである。
正直なところ、ウイスキーを勉強したいという人には「ストレート」をおすすめする。
なぜなら、お酒本来の味をそのまま堪能することができるからである。
バーボンを飲み比べる際にもきっと役に立つ飲み方に違いない。
是非とも一度は試してみて欲しい飲み方である。
また、ストレートで飲むときはチェイサーもお忘れなく。
チェイサーを飲むことで、ウイスキーを何度も飲み正すことができると言えよう。
まとめ
ウイスキーと一重に言ってもその種類は豊富である。
まず、ウイスキーには5大ウイスキーがあるが、バーボンは5大ウイスキーの中でもアメリカに属するお酒である。
そんなバーボンのお酒には、JIMBEEMのように、安価なものから高いものまで存在する。
初心者にはもちろん安価で手ごろなバーボンをまず試してみて欲しいが、もし美味しいと感じるようであればより高くて美味しいバーボンにチャレンジしてみて欲しいものである。
また、ウイスキーの飲み方には色々あるが、お酒の勉強を志すのであれば、じっくりとお酒本来の味わいを愉しむことができる「ストレート」という飲み方がおすすめである。
ぜひ一度は試してみて欲しい飲み方である。