色んなシチュエーションで飲みたい七種のウイスキーとその飲み方
お酒が好きな方のなかにはウイスキーが好みと言う方も多いですよね。
ウイスキーも世界中で星の数ほどあり、それぞれが特有の歴史と味わいを持っています。
そんなウイスキーもそれぞれのシチュエーションによりおすすめしたいものがあるのです。
生きていくなかで、その時々に合うウイスキーと飲み方があると感じていました。
これからそのシチュエーションに合うウイスキーとその飲み方を紹介していきます。
バーでの最初の一杯に
一人で飲みに行くにしろ友達と飲みに行くときでも、バーに寄ったならば最初に飲みたいウイスキーを紹介します。
始めの一杯はスッキリしたものが良いですね。
ですので、ここでは炭酸で割るハイボールに合うウイスキーを紹介します。
デュワーズソーダ割り
スコッチのブレンデッドウイスキーでもあるデュワーズはハイボールの発祥のウイスキーと言われています。
スコットランドのウイスキーとしてももちろん名声のあるスコッチを代表する一本ですが、実はアメリカでスコッチと言えばデュワーズと言うくらいの存在感のあるものです。
モルトの存在感が強く、香りも芳醇で柔らかな中にもキリッとしたフレッシュな香りがたまりません。
さらにデュワーズ12年ともなると、40種類以上のモルトとグレーンウイスキーがブレンドされている複雑な味わいとなっています。
しかしその一口はとてもまろやかにまとまっていて、ついもう一杯飲みたくなるテイストとなっています。
白州ハイボール
我が日本を代表するジャパニーズウイスキーです。
日本のウイスキーの会社でもトップのサントリーの山崎に次ぐ改心の一本ですね。
ご存じの方も多いでしょう。
ストレートで飲むのも良いのですが、ここはサントリー社が進めている通りにハイボールが最高です。
スッキリとした味わいにプラスして、炭酸の泡から感じられる爽やかな香り。
何杯飲んでも飲み飽きないです。
中にミントの葉を入れて「香るハイボール」として飲めばサッパリ感も倍増して爽やかな気分にもなります。
蒸留所のある白州には、あの南アルプスの天然水の製造所もありますので、その水を使っているとなればウイスキー白州の美味しさも頷けます。
仕事終わりの家で飲みたいウイスキー
一日仕事を頑張ってからゆっくり家で飲む一杯は最高ですね。
まずはビールをプシュッというのも良いですが、ここはウイスキーを堪能してみるのもまた良しです。
マッカランをストレートで
まずおすすめしたいのがマッカランです。
ウイスキーを飲んでいる方なら必ずと言って良いほど聞いたことはあるし、飲んだこともあるという方は多いのではないでしょうか。
スコッチを飲むならマッカランは飲んでおくべき、そんなお酒です。
スコットランドで二番目に公認されたウイスキー蒸留所で作られた一本。
シングルモルトのロールスロイスとも言われていることは有名です。
そんなマッカランはシェリー酒を三年熟成させた樽だけを使用して作られます。
それで完成されたものは柔らかくも洗練された気品ある味わいです。
仕事終わりの一杯に頑張った自分へのご褒美として、ちょっとした贅沢な時間を味わえます。
グレンリヴェットをストレートで
グレンリヴェットもウイスキーの世界ではトップクラスのウイスキーと言えるでしょう。
なぜなら上記にあげたマッカランがスコットランド二番目の蒸留所ならば、グレンリヴェットはまさに最初の公認蒸留所なのです。
スコットランドの蒸留所は皆グレンリヴェットを真似するくらいの代表的なウイスキーです。
それだけの名酒を作り出したグレンリヴェットの創始者ジョージスミス。
彼がスコットランドの密造次第を打破したとも言えます。
そして彼がいなければスコッチウイスキーはここまで名を馳せることは無かったかもしれません。
製造の歴史のなかでいろんな苦労がありながらも名声を手に入れた彼を思いながら飲めば、仕事の疲れも飛ぶような気がします。
気持ちが高まってしまったときの一杯
普段の生活のなかでいろんな感情が生まれます。
その中でも感じたくないものは怒りではないでしょうか。
やはり気分のよくない感情は無いに越したことはありません。
しかしそうは言っても避けられないものです。
そんな怒りが収まらないときに飲みたい一杯を紹介します。
ノブクリークをロックで
最初の一杯はノブクリークです。
アルコール度数は50度と少々高めでありますが、だからこそ高まった感情を発散するのに良いのです。
このノブクリークとはケンタッキー週にある川の名前ですが、その近くで育った人物が実はあのリンカーン大統領なのです。
そしてそのノブクリークのウイスキー蒸留所に彼の父が働いていました。
リンカーン大統領は父の働く蒸留所のウイスキーがあったからこそ生き延びることができ、世にバーボンウイスキーのノブクリークを広めるきっかけにもなったと言っても過言ではないです。
そんな偉大なリンカーン大統領を育てたとも言えるウイスキー。
彼の残した功績を考えながら口にすれば、多少の怒りなど本当に小さなことだと思えるでしょう。
氷に注いだらまずはすぐに一口飲んでパンチのある感触を味わい、その後はゆっくりと氷で溶けつつある冷えたノブクリークを嗜んでいくと、飲み終わったときには怒りも収まっているでしょう。
ブラントンをロックで
次に紹介するのは同じバーボンウイスキーのブラントン。
キャップにはケンタッキーダービー馬のデザインでとてもオシャレです。
このウイスキーは55年もの間ウイスキー作りに専念していたアルバートブラントンからとったものです。
その味わいはインパクトのある、まさに男のウイスキーとも言えるでしょう。
こだわりにこだわり抜いたバーボンウイスキーのブラントンは自信に満ちあふれているのか、ラベルはシンプルに文字だけのデザイン。
自信のある男は少しの事では怒りません。
それを思いながら飲んでいると、今の怒りが馬鹿馬鹿しく感じてしまうかもしれません。
女性におすすめしたいウイスキー
男として、女性とデートでバーに行ったときにスマートにお酒のおすすめを言えればかっこ良いですね。
何を飲めば良いか迷っている女性にエスコートの意味でも紹介できるウイスキーもたくさんあります。
もしウイスキーを飲みたい、挑戦したいという方がいたらおすすめしたい一杯。
デートでなくても、女性が一人でバーに行って迷ったときは参考にしてみてください。
ジェムソンをトゥワイスアップで
ジェムソンといえばアイリッシュウイスキーの代表の一本です。
ピート香がなく軽い仕上がりですので飲みやすくなっております。
三回蒸留というのがそれを手伝っています。
ですので、ウイスキーが初めてという方には最初に飲んでもらって良いと言えます。
飲み方であるトゥワイスアップというのはウイスキーと水を半々で割ります。
こうすることによりアルコールを半減しつつ、ウイスキーの香りや味を感じられるのです。
と言ってもウイスキー初心者であれば最初はなかなか味に慣れるまで時間がかかるかもしれません。
一緒にチェイサーも置いておくと良いでしょう。
まとめ
シチュエーションによっておすすめしたいウイスキーとその飲み方を紹介してきました。
ウイスキーには歴史があり、それはロマンでもあります。
そしてたくさんの種類があり、それぞれが独特の味わいを持っています。
それらの特徴を思いながら飲むウイスキーは、自分の人生も照らし合わせることにより感慨深いものとなります。
ぜひこのウイスキーの魅力を多くの人に味わってもらいたいです。