飲み方別バーボンに合うどこでも安く買えるチープなおつまみ8選

バーボン

バーボンは、アメリカのケンタッキー州周辺で、法律に定められた製法を守って製造されたアメリカン・ウイスキーのことです。

バーボン自体は、安いものから高いものまで、ピンからキリまでの価格帯で出回っていますが、意外にも、コンビニやスーパーで購入でき、調理も必要ない、「チープな」おつまみとの相性が抜群です。

この記事では、バーボンの飲み方別に相性の良い、チープなおつまみをご紹介します。



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ストレート

ストレートは、バーボンをそのままグラスに注ぎ、少しずつ舐めるように味わう飲み方です。

口直しのためにチェイサーと呼ばれるお水を添えることもあります。

バーボン自体は度数が40度前後のものが多いため、ストレートで味わうには、かなり強烈ですが、お酒そのものの個性を存分に味わうことができます。

ストレートで飲む場合、最もチープかつ、最も相性が良いのが塩です。

塩をそのまま舐めるということに対しては、抵抗感のある方も多いと思いますが、塩は、カクテル作りの材料として用いられる等、お酒とは、相性の良い調味料です。

カクテルの場合、グラスの縁にまぶして装飾と調味のために用いられますが、バーボンと合わせる場合、小皿に少量盛り付け、指で舐めるようにするのが良いでしょう。

バーボン自体の味が強烈なため、塩とチェイサーを間に挟むことで、口の中の味をリセットし、一口ずつ、新たな発見をしながら味わうことができます。

少し上等のバーボンが手に入って、おしゃれ風に飲んでみたい、という時にはおすすめです。

チョコレート

チョコレートもまた、口の中の味をリセットし、バーボンの強烈な個性とうまく合わさってくれる食べ物です。

チョコレートも安いものから高価なものまで多種ありますが、バーボンに合わせる場合、スーパーなどで安売りされているキャンディー状に包装されたミルクチョコレートで十分です。

高価なチョコレートは、チョコレート自体の味が強くお酒に勝ってしまうため、逆におすすめできません。

キャンディー包装のミルクチョコレートの場合、一口のサイズが、程よく、味も、甘すぎず苦すぎず、ちょうどよいあんばいに口の中の味をコントロールしてくれます。

口の中にチョコレートの味が少し残った状態でバーボンを流しこめば、チェイサーだけでは味わえない、違ったお酒の個性が見えてきます。



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ロック

ロックは、グラスに大ぶりの氷を入れ、そこにバーボンを注ぐ飲み方です。

氷でお酒を冷やすと同時に、氷が溶けた水によって、少しずつお酒の味が変化するのを楽しみます。

ストレートと比較すると、味がやや丸みを帯び、ガツンとして強烈さがなくなるため、初めてバーボンを飲む方でも比較的飲みやすい飲み方です。

ナッツ

バーなどでもバーボンによく合わせられるオーソドックスなおつまみが、ナッツです。

ロックの場合、ストレートよりも味がまろやかになるため、塩やチョコレートをあわせると、やや味がボケてしまう場合があります。

しかしナッツは、適度な塩味と食感を口の中に与えてくれるため、ロックで飲んだ場合のバーボンの味の変化をより際立たせてくれます。

ナッツは、スーパーやコンビニでおつまみ用の商品が多く販売されています。

種類が多くどれを購入すべきか迷ってしまいますが、迷った場合まずは、オーソドックスなミックスナッツに手をのばすのがおすすめです。

ミックスナッツは、数種類のナッツをブレンドして袋詰めしたものです。

種類の違うナッツの味と食感の違いを楽しむことができます。

入っているナッツの中から、自分の好みの味を見つけ、次にそのナッツ単体の商品を購入し、合わせてみるのも楽しいかもしれません。

ビーフジャーキー

もうひとつ、ロックのバーボンと相性が良いのが、ビーフジャーキーです。

ビーフジャーキーは、牛肉を塩・胡椒で味付けした干し肉です。

するめのような感覚で、口の中で噛みながら旨味を味わいます。

ナッツと同じように、適度な塩味と食感が口の味をリセットし、ロックのバーボンの次の一口を美味しく保ってくれます。

ビーフジャーキーは、一口を食べ終えるのに時間がかかるため、酔いがまわりやすい方がじっくりとお酒を楽しみ際にもおすすめです。

特に、コンビニなどで販売されている、シートタイプの大ぶりのビーフジャーキーであれば、少しずつシートをちぎりながら、ゆっくりと味わうことができるため、時間のある時にまったバーボンを楽しむ時の良い相棒になってくれます。

水割り

水割りは、バーボンと水を1:3から1:4くらいの割合で割って飲む飲み方です。

日本の水は、水割りを作るのに適した軟水のため、水割りは特に日本で人気の高い飲み方です。

スナックやクラブ(踊らない方の)でバーボンを供される時、水割りにすることが多くあります。

味わいは、ロックに比べてさらにまろやかさが増し、すっきりとした飲みくちになります。

本格的な料理に合わせることもできますが、ここでは、手間のかからないチープなおつまみにこだわって厳選してみたいと思います。

おかき

水割りに合わせやすいおつまみの第一がおかきです。

おつまみ用のおかきは、スーパーやコンビニなどで小袋にされたパックが販売されており、種類も豊富です。

水割りに合わせる際は、特に種類は問いませんが、大きめのおかきだと、カロリーが高く、お腹も膨れてしまうため、一口サイズの様々な種類のおかきがミックスされたタイプをチョイスすると良いでしょう。

おかきは、ちょこちょことつまみやすく、大人数でも小袋を配ったりして分けやすいため、宅飲みでバーボンのボトルを開ける時にもおつまみとしておすすめです。

漬物

意外とバーボンの水割りに合うのが、漬物です。

バーボンは、後を引かないすっきりとした飲みくちのものが多いため、水割りにすると、そのすっきり感が際立ちます。

そのため、お茶請けにするような食べ物は、実は、バーボンの水割りにはぴったりとマッチするのです。

合わせる漬物の種類はお好みで構いませんが、キムチなど余りに辛いものや味の濃いものは、お酒の味を邪魔してしまうため適していません。

白菜の浅漬けやきゅうり漬けなど、さっぱりとした漬物が、良く合い、程よい食感とともにお酒がどんどん進みます。

ハイボール

最近のウイスキーブームを牽引した飲み方がハイボールです。

ハイボールはバーボンを炭酸水で割り、お好みでレモンなどを合わせる飲み方です。

すっきりした味わいのバーボンが、炭酸によってよりすっきり感を増し、甘くないチューハイのような感覚で気軽に楽しめるようになります。

CMでもおなじみのように、ハイボールは唐揚げなどの料理に合わせるのにもぴったりですが、敢えて、調理不要で、いつでもどこでも買えるチープなおつまみで攻めてみたいと思います。

えびせん

ハイボールは、すっきりとした飲みくちのため、スナック系のお菓子がぴったり合います。

代表的なものは、えびせんです。

えびせんは、昔ながらの丸形の大きなおせんべいでも、スナックになっているものでもどちらでも構いません。

えびせんは、他のスナック菓子に比べると、旨味が強くさっぱりとしているため、バーボンのハイボールに合わせても邪魔になりません。

休日の贅沢な昼飲みなどに、気軽に楽しむにはぴったりです。

ポテトチップス

ハイボールには、ポテトチップスも良く合います。

本当は、cmのように、「ハイボール=唐揚げ!」と美味しいお惣菜を合わせたいところですが、お財布がさみしい時は、スーパーの唐揚げだって手を伸ばすのに勇気がいるものです。

ポテトチップスは、お酒と少しこってりしたものが食べたい、という時の強い味方になってくれます。

ポテトチップスは、スーパーであれば、100円を切る価格で販売されていることも多く、缶のハイボールと合わせても300円程度で晩酌を楽しむことができます。

まとめ

バーボンは、飲み方を選ばないお酒です。

自分の好みや飲む場面に合わせて、様々な楽しみ方が可能です。

おつまみも、アイデア次第で新しい組み合わせが開拓できます。

この記事で紹介したものは、ほんの一握りの組み合わせでしかありません。

買い置きしたお菓子や、夕飯の残りものなど、考えもしない場所に美味しい組み合わせを見つけることができるかもしれません。

ぜひ自分だけの新しいバーボンとおつまみの組み合わせを発見してください。

バーボン