ウイスキーのことを知れば知るほど味わい深い飲み物になります
ウイスキーは大人のお酒というイメージがあります。
私も社会人になって初めてウイスキーを飲んだ時にはとても苦味がある飲み物でしたが、次第に味がわかるようになりました。
ウイスキーには銘柄も多く、飲み方も色々とあります。
さらにウイスキーの作り方について勉強をすると、もっとウイスキーが好きになるかもしれません。
そこで、今回はウイスキーを楽しみたい方に、ウイスキーのことについて紹介をしたいと思います。
ウイスキーのことを知れば知るほど、味わい深くなります。
ウイスキーは1本飲まないと味がわかりません
ウイスキーの味についてどのような印象を持たれていますでしょうか。
例えば、ビールや発泡酒では、飲み会の最初には必ずビール、というくらいに、ぐいっと飲むというイメージがあります。
またビールは喉越しもよく、すっきりと飲めるのが特徴でもあります。
しかし、ウイスキーの場合はどうでしょうか。
ビールとは違い、香りを楽しむ飲み物でありますし、ビールのような喉越しもなく、ちびちびと飲むというイメージがあります。
また、ウイスキーの飲み方によってはことなりますが、決してゴクゴクと飲むようなものではないと思います。
現に、ウイスキーのボトルを1本空けるのには、時間を要することとなります。
一人で飲むとなると、個人差はあるものの2週間から1ヶ月程度はかかります。
このようなウイスキーですが、私自身もウイスキーの味に慣れるまでには時間を要しましたが、ちょうど、ウイスキーのボトルを1本空けたタイミングと同時に、ウイスキーの味に慣れてきた感覚があります。
私の場合はボトルの700mlのものを購入し、自宅でちびちびと飲んでいたこともあり、約2ヶ月程度の時間を要しました。
また、それと同時にウイスキーの味がわかるような感覚もあり、これからウイスキーを飲むことを続けられそうな気持ちにもなりました。
このように、ウイスキーのボトルを1本飲んでみないことにはウイスキーが好きになれるかどうかはわからないと思います。
一口飲んで味がわからなくても、もしウイスキーを自分の物にしたい場合には、ぜひ1本を空けてみてください。
その後、自然にウイスキーの深い味を感じることができます。
ウイスキーのおすすめ銘柄について
ウイスキーのおすすめの銘柄について、紹介します。
紹介するものは、私がウイスキーの味に慣れるまでに飲んだものと、その後飲み始めた銘柄となります。
私の中では、「ウイスキーといえばサントリー」という感覚がありましたので、紹介するのはそのサントリーの商品になります。
角
サントリーの角は一番ポピュラーな銘柄であると思います。
私自身では、サントリーの角という銘柄は、ウイスキーを味わうための登竜門ではないかと考えています。
その理由は飲みやすさと価格です。
角は飲みやすさでは他のウイスキーに比べてクセがなく、少し甘みのあることから、一番飲みやすいのではないかと思います。
一方、ウイスキーの登竜門ではあるものの、日常的にウイスキーを楽しむ銘柄としては人気がありますが、価格も比較的安価である商品であり、スーパーでも販売されていますので、大変お財布にも優しい銘柄ではないでしょうか。
山崎
サントリーの山崎は、歴史ある、高級なウイスキーであると思います。
京都にある山崎蒸留所で製造されたウイスキーは味わいも深いです。
東海道新幹線に乗られたことがあれば、新大阪から京都の区間で車窓から山崎の蒸留所の姿を見ることもできます。
特に、山崎10年、20年という銘柄になると、価格もあがります。
例えば、山崎10年のウイスキーをロックで注文すると、価格が1500円から2000円程度かかります。
ウイスキーの1杯で2000円、と少々驚く価格なのですが、飲んで見ると、とても味わいが深く、トロッとした舌触りです。
白州
サントリーの白州は、アルプスの麓にある、山梨県の白州蒸留所で製造されているウイスキーです。
山崎と同様に高級なウイスキーではありますが、白州の味わいは山崎とは全く違います。
白州は、爽やかな感じで、すっきりとしています。
白州蒸留所はアルプスの雪解け水といった天然水で製造されており、水の美味しさにも定評があります。
ウイスキーの価格としては山崎と同程度です。
ウイスキーの飲み方
では、私がおすすめするウイスキーの飲み方について紹介したいと思います。
ロック
ウイスキーの味を一番体感できる飲み方はストレートなのですが、ロックにするとウイスキーの温度も下がり、味わいを一番感じることができます。
お店で飲むウイスキーのロックでは、特に氷の大きさや形状を楽しむこともできます。
正統なショットバーで飲むウイスキーのロックでは、グラスに丸い氷がグラス中を占有するように入れられており、その中のウイスキーは温度も味わいも大変美味しいです。
水割り
ウイスキーの味に慣れるまでは水割りで慣れて行くことが良いと思います。
水割りの場合には、ウイスキーと水との分量を色々と調整しながら、自分にあった分量を見つけて行くこともできます。
ハイボール
最近のウイスキーの人気としてはハイボールではないでしょうか。
ハイボールはCMでもよく流れていますが、コンビニやスーパーでも缶でハイボールを販売しているのを見かけます。
ハイボールはウイスキーとソーダを入れて味わう飲み物ですが、夏の暑い日にビールと同様に比較的グイグイとのむことができる飲み方であると思います。
自宅で飲む場合には、炭酸水と氷を用意してハイボールを作ることができます。
これも炭酸水と氷の分量を見つけて行くこともできますので、自分自身のハイボールの分量を確立していくことも良いと思います。
工場見学をするとウイスキーを深く理解できます
ウイスキーの作り方についてご存知の方はどれくらいいらっしゃいますでしょうか。
ウイスキーの色であるブラウンは、ウイスキーを木樽にいれて、寝かせることにより、木のエキスが溶け出すことにより、色が出てくるのをご存知でしょうか。
このような知識をえると、ウイスキーをもっと知りたくなると思います。
そこで、おすすめなのは、ウイスキーの蒸留所への見学をされることをおすすめします。
蒸留所へ行こう
例えばサントリーのウイスキーの蒸留所としては山崎、白州、という有名な蒸留所がありますが、それぞれ見学ができます。
以前私が見学したことのある、白州蒸留所は山梨県にあり、JR小淵沢駅からシャトルバスが走っています。
その中で、ウイスキーを蒸留した時には、透明な液体であることを初めて知りました。
さらに、その透明な液体を、木樽に入れて保管すると、色が変わってくるのも初めて知り、ウイスキーづくりの深さを感じたことを鮮明に覚えています。
ウイスキーの独特のブラウン色を出すには、樽の中でウイスキーを寝かせることになりますが、色の濃い、薄いについては、樽の中にどれくらい保存されるかによります。
白州10年という銘柄がありますが、その10年というのは木樽の中で10年間ウイスキーを保存したものです。
さらに、ウイスキーに色がつきやすくするために、ウイスキーを入れる樽の中をガスバーナーで炙り、煤をつけた状態でウイスキーをいれると色がつきやすくなります。
このように細かい知識を見学によって得ることができます。
また白州蒸溜所の場合は、最寄駅からバスで送迎もあります。
見学の最後には試飲もできますので、可能であればマイカーで行かず、電車等で見学へ行かれることをおすすめします。
まとめ
ウイスキーは、そのウイスキーのことを知れば知るほど興味が湧き、さらに味わいも増してくる飲み物であると思います。
ウイスキーの味になれればもうウイスキーの虜です。
飲み方もそうですが、銘柄もたくさんあります。
自宅では安価なボトルのウイスキーで、外では、高級なウイスキーをそのボトルよりも安く頂くのもいいですね。