何が違うの? 大人なら知っておきたいウイスキーとバーボンの違い
最近街ではウイスキーブームが来ているといわれています。
だから、たしなむ程度にウイスキーを飲むことがあるという方は多いのではないでしょうか?
でも、そんな方でも意外とウイスキーをバーボンの違いを知っていなかったりします。
でもそれは大人なら知っておきたいところです。
そこでここでは、ウイスキーとバーボンの違いについて紹介します。
バーボンはウイスキーの一種
バーボンとウイスキーの違いについて把握するためにはまず、バーボンとウイスキーの関係性についてしっかりと把握しておかないとならないでしょう。
バーボンとウイスキーの関係性は、簡単に言うと、ウイスキーという大きな枠組みの中に、バーボンという種類のウイスキーがあるという事です。
つまり、人間という大きな枠組みの中に、日本人という人間の種類がいたり、アメリカ人という人間の種類がいたりするのと同じような事なのです。
バーボンだってウイスキーの一種だというのが、バーボンとウイスキーの正しい関係性になります。
では、バーボンというのは、ウイスキーの中でのどういう違いがあるのでしょうか?
バーボンは、トウモロコシが原料に混ざる
バーボンというウイスキーの種類の特徴は、トウモロコシが原料に混ざるという事です。
ウイスキーは基本的には麦芽で出来ていたり、麦芽プラス何かで出来ているのですが、バーボンというのは、麦芽プラストウモロコシで出来ているのです。
それが一番の違いだと言えるでしょう。
トウモロコシが51~80パーセントのもの
ただ、トウモロコシが原料に含まれていたら必ずしもそれがバーボンなのかというと、まずそんなことはありません。
というのも、バーボンと呼べるものの、トウモロコシの量というのは決められているのです。
バーボンと呼べるものは、51パーセントから80パーセントという数字の範囲内で、トウモロコシが含まれているものになります。
それ以外はバーボンとは呼ばないので、ここはしっかりと覚えておくと良いでしょう。
ウイスキーとはどんなものなのか
バーボンとはどういうものなのかという事についてはよく分かったことでしょう。
では、その大元ともいえる、ウイスキーとはそもそもどういうものなのでしょうか?
ウイスキーというのは、ウイスキーというのは、簡単に言うと、麦芽などを原料とした蒸留酒となります。
蒸留酒なので、ウイスキーには太りづらいという特徴があります。
たとえばビールなどでは、太りやすいお酒だと言われています。
でも、ビールを蒸留して出来ているウイスキーは太りづらいのです。
それがウイスキーの一番の特徴と言っても過言ではないでしょう。
ウイスキーには、バーボン以外にも種類がある
ウイスキーには、バーボン以外にも種類があります。
なので、バーボンとウイスキーの違いについて把握したのであれば、ついでのそのバーボンと他のウイスキーの種類についても把握しておくことをおすすめします。
では、バーボンの他に、ウイスキーにはどんな種類があるのでしょうか?
スコッチという種類のウイスキーもある
バーボンの他には、スコッチという種類のウイスキーもあります。
このスコッチという種類のウイスキーに関しては、名前くらいは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
スコッチというのは、まさにその名の通りに、スコットランドで作られたウイスキーです。
このスコッチには、バーボンのようにこういう原料で作られているからスコッチだという特徴はありません。
つまり、麦芽100パーセントで作られていてもスコットランドで作られていたらスコッチだし、麦芽10パーセント、トウモロコシ90パーセントで作られていたとしても、それがスコットランドで作られていたら、スコッチだという事になります。
なので、スコッチというウイスキーの種類の定義や違いに関しては、すごく覚えやすいと言えるのではないでしょうか?
シングルモルトという種類もある
ウイスキーには、シングルモルトという種類のウイスキーもあります。
このシングルモルトというウイスキーは、どういうウイスキーになるのでしょうか?
シングルモルトは、モルトという名前からも分かる通りに、麦芽100パーセントで作られたウイスキーになります。
シングルという意味は、一つの蒸留所で作られたということをさします。
ウイスキーは幾つかの蒸留所で作られることが多いのですが、それをあえて一つの蒸留所だけで作ることがあるのです。
だからソレを他のものと差別化して、シングルモルトと呼ばれることがあるのです。
このシングルモルトは、スコッチやバーボン同様に良く聞くものなので、しっかりとどういうものなのか覚えておくことをおすすめします。
味にも当然違いがある
バーボンとウイスキーの違いは、味にも当然あります。
作られたところや作り方、あるいは、原料だけが違うけども味には全然違いがないというのであれば、わざわざ呼び名を分ける必要などないと言えます。
日本人やアメリカ人、あるいはロシア人や中国人など、あえていちいち呼び名を変えているのは、その人たちそれぞれに特徴が違うからです。
ウイスキーやバーボンだってそれと同じことなのです。
では、ウイスキーとバーボンの味は、どのように違うと言えるのでしょうか?
ウイスキーは何にでも合う味
ウイスキーというのは、すっきりした飲み心地であまりクセがない味になっています。
ここで言うウイスキーにはシングルモルトのウイスキーを含めています。
ウイスキーはそうしてさらっとしているので、色々な割り方でいただくことができます。
なので、ウイスキーの類をそのままストレートやロックで行くにはまだあまり自信がないという方や、初心者の方、あるいは、ウイスキーは好きだけど、ロックやストレートで飲むよりもあえて何かでわって飲みたいという時には、スコッチでもバーボンでもなく、その他のウイスキーを注文することが多いと言えます。
バーボンは土っぽい印象の味
バーボンというのは、わかりやすく言うと、他のウイスキーくらべると少し土っぽい印象の香りや味になります。
土っぽい印象というと、あまり良い印象を抱かない方もいるかもしれませんが、そういうのが好きだという方も多いです。
だからバーボンという種類のウイスキーが日本でもいっていの人気があり、たくさん飲まれているのでしょう。
スコッチは炭っぽい味
では、スコッチの味はどう違うのでしょうか?
スコッチの味は、バーボンやその他のウイスキーと比べると、わずかに炭っぽい味になります。
この炭っぽさが苦手な人も多いというのがスコッチの特徴ではありますが、でも当然逆にその炭っぽさがクセになるという人もいます。
もちろん炭っぽいとはいっても、たとえば焦げた食品のようなまずい炭っぽさではないので、他のウイスキーが飲める人なら、飲めないというほどに強く炭っぽさを感じることはないでしょう。
あくまでもアクセントとしてそれを少し感じる程度だと思っておけば丁度良いはずです。
まとめ
バーボンとウイスキーの違いについてはお分かりいただけましたでしょうか?
ここではついでにスコッチや、シングルモルトというウイスキーでよく出てくるようなものも紹介してきたので、さらにウイスキーに関する知識が深まったのではないでしょうか?
やはり知っているのと知らないのでは味も違って感じるでしょうし、この機会にしっかり覚えていってください。