プレミアムバーボンウイスキーの先がけ・メーカーズマークのご紹介
みなさんは、メーカーズマークというおいしい高級ウイスキーをご存じでしょうか。
何を隠そう、筆者が愛飲しているお酒です。
アメリカのウイスキー史のなかに燦然と輝くプレミアムバーボンの先駆けで、今もサントリーを通じて日本で愛飲者は増え続けています。
この記事では、その魅力をより多くのことを知っていただきたいと思います。
メーカーズマークとは
程よい値段で芳醇な味わいであるとアメリカで大人気のバーボンウイスキー・「メーカーズマーク」。
まずは、気になるお味のほうの紹介からさせていただきます。
飲み方についても詳しく解説したいのですが、それは最後に…。
味わい
ストレートで飲むと、バーボン特有のしっとりした味わいとともにバニラの味がします。
水やカクテルにするとナッツの香りが後を引き、少し香ばしさも感じます。
辛さがあり、アメリカのバーボンにありがちなライ麦ではなく小麦を用いられているため、酸味も強め。
しかし、それでむしろ甘味が引き立つので、女性にも大人気です。
高級ウイスキーの先駆けである本製品は、アルコール度数は45度と高いものの、とっつきにくさを一切なくしたとてもシンプル・かつふんわりとした味わい。
口コミでも、つい沢山飲んでしまう・贈答用にもらったけれど、自分用に購入してしまった…という人をたくさん見かけます。
香り
バーボン然としていて、贅沢な気分に浸れることは間違いなし。
バニラやオレンジのふくよかな香りのなかに、ほのかにヨード・ナッツを感じられます。
ハイボールにしても香りがしっかりと残るため、飲み方を選ばずに楽しむことができるのがポイント。
味わいとともに女性ファンが非常に多く、度数が強いだけに様々な飲み方が提案されていて、例えばご夫婦でゆっくりした時間を過ごしたい…というかたにも満足いただけるものかと思われます。
歴史
贈答の際は是非語ってほしいウンチクをここでご紹介。
本製品の特徴は、なんといっても
- ハンドメイド
- その証拠に一本一本施された赤いロウの封
- かわいらしくオールドファッションなボトル
この3点にあるのではないでしょうか。
製造元の起源はアイルランドのロバート・サミュエルズで、1780年に伝統的なウイスキーを開発し始めました。
その後アメリカに渡り蒸留所を設立、バーボンウイスキーの開発に尽力するも、禁酒法によって阻まれます。
製造再開はされたものの、市場で決定打になる商品が打ち出せず、売り上げは低迷していました。
「メーカーズマーク」の生みの親と言えるのは、6代目のビル・サミュエルズ。
高級ウイスキーの開発をしたいとかねがね思っていた彼は、良質な水が出るケンタッキー州の蒸留所を買い取ります。
そして59年に生まれたのが、「メーカーズマーク」。
ハンドメイドで少量の生産、お値段はそれほど高級ではないものの、お値段以上のプレミアム感のある最高のひと瓶となります。
上述しましたが、このとき、シルキーな香りを実現するために、ライ麦ではなく小麦を大量に使用するようになりました。
酸味は強いものの、ウイスキーグラスで十分に引き立つやわらかな香りを実現させたのです。
こうして、アメリカで「値段もほどほど、味もほどほど」という慎ましやかな宣伝で販売がはじまった本製品は、期待をいい意味で大きく裏切って、高級ウイスキーとしての実力を知らしめていきます。
是非ご参考までに。
購入するときは
通販で購入する場合は、断然アマゾンがおすすめ。
常飲用の700mlはもちろんのこと、プチボトル・グラス付きセット・贈答用の高級箱入りと、あらゆるニーズに対応しています。
お値段も2500~3000円のところを、2017年5月現在で2400円と少しお得。
迫る母の日・父の日ギフトとして大人気です。
実はこの商品、あまり店頭では見かけません。
流通量が少なめなので、常飲・ギフトどちらにせよ、通販サイトで入手することになるのではないでしょうか。
女性のかたであれば、後述するハイボールでの試飲ができますし、ミニチュアボトルがおすすめ。
インテリアにもなって素敵です。
お値段的に盛大なお祝い事には向かないものの、お身内へのプレゼントとしてギフトセットが大人気だそう。
ちなみに、レギュラータイプである「レッドトップ」の他に「ミントジュレップ」という香り違いのものもあり、そちらもかなり流通量が少ないので、飲みなれたころに試してみるのがいいかもしれませんね。
それでは最後に、特に人気のおいしい飲み方についてご紹介します。
筆者のおすすめ美味しい飲み方
筆者としては、香りが増すため、カクテルやハイボールでの飲み方を是非おすすめしたいところです。
まずは定番のハイボールから。
ハイボール
最初のお試しは、フレーバーなしの強炭酸水がぴったり合うのではないでしょうか。
ハイボール用グラスも併せて使えば、香りがより長く・のど越しもよくなります。
甘味が強いので、それを引き出すために塩を加えるという人もいるそう。
お客様用であれば、チェリーやオレンジを加えるのもおすすめです。
公式サイトのおすすめ情報によると、ウイスキー1に対しソーダ3.5が丁度いいのだとか。
アメリカでもっとも多く親しまれている飲み方で、メーカーズマーク本来の良さを知ってもらうにはちょうどいいですね。
筆者は、レモンの風味のある炭酸水を使って飲んでいます。
炭酸水の代わりにジンジャーエールを使えば、すっきりとした夏の味わいのバーボン・バックにも。
はじめてこのお酒を知る方には、是非おすすめしたい飲み方。
オールドファッション
ウイスキーの超原初的なカクテルですが、これもぴったりくるのがプレミアム製品の良いところです。
周知のかたもいらっしゃいますが、作り方を簡単に紹介すると、
- ビターズ
- 砂糖
- 水またはソーダ水
- オレンジまたはチェリーなどの飾り
これらを用意します。
砂糖をグラスにいれたらビターズをしみこませ、水を少し加えてから氷でたっぷりとグラスを冷やします。
最後にメーカーズマークを適量垂らし、飾りをつければ完成。
甘い香りで女性にウケること間違いなしの、おいしいカクテルとなります。
他には、バターやナッツ、オレンジジュースなどもぴったりと合います。
味わいながらもごくごくと飲めて、あっという間になくなってしまう…というのが筆者の印象。
冷やして飲むのがメーカーズマークの定番だそうですが、筆者の知人は、敢えてウイスキー本来の飲み方である「常温」を守っているとのこと。
確かに、香り立たせるのならばちょうどいいかもしれませんね。
個人的には、「ゴッドファーザー」と呼ばれる、アマレットとのブレンドも大変おすすめしたいです。
キャラメルっぽい舌ざわりがより引き立ちます。
ただし、度数がかなり高くなるので、飲みすぎには注意…。
琥珀色の美味しそうな色を引き立たせるために、あまり強い色のついたお酒とのブレンドは控えた方がいいかもしれません。
が、ハイボール用のカップを使うのならば、色々試してみるのもよいかもしれませんね。
是非お試しを。
まとめ
ちょっとしたプレゼントだけではなく、自分へのご褒美にもぴったりの高級バーボン・メーカーズマーク。
意中の女性に、気取らずにプレゼントしたりするのも、いいかもしれませんね。
ウイスキー初心者だから…と遠慮をすることなく、是非誰でも気軽に試してもらいたいのが筆者の願いです。
これを機に一度、試飲を検討してみてください。