中国富裕層の圧倒的財力!彼らが好むウイスキーとは…?

ウイスキー

シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年 700ml

中国富裕層の力は世界にも大きな影響を与えています。

日本でも「爆買い」が話題となり、その凄まじさを見せつけられましたよね。

そんな中国富裕層の勢いはウイスキー業界にまで及んでいます。

中国富裕層が好むのは、わかりやすく財力を見せつけられる「高価なもの」。

中国富裕層が愛するウイスキーとはどんなものなのでしょうか。

見てみたいと思います



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中国富裕層はお金に糸目をつけません!

スイス・サンモリッツにある「Devils House(デビルズハウス)」には、とても希少なウイスキーがおかれています。

長年開封されることもなく丁重にあつかわれてきたのですが、この度事件ともいえる出来事が起こりました。

このバーにある未開封のビンテージウイスキーの一つを、中国人観光客の男性がオーダーしたのです。

男性は大のウイスキーファン。

特に、「マッカラン」の愛好家でした。

このバーには「マッカラン」のコレクションもありました。

特に貴重とされていたのは1878年製造のビンテージ・マッカラン。

世界最後の1本と言われているものです。

男性はこの貴重なマッカランを飲みたいと申し出たのです。

バーテンダーは大変慌てましたが、オーナーの許可を得て開封することに。

古いコルクを傷つけないように慎重にボトルを開け、グラスに注ぎました。

中国人男性はその風味と味わいに大変驚いていたと言います。

このグラス1杯のマッカランのお値段はなんと110万円。

130年もののウイスキーですが、当然と捉えるか高いと捉えるかは人によって異なるでしょう。

グラスを開けた中国人男性はとても満足していたそうです。

中国富裕層のパワーが感じられますね。

ギネスブックにも認定済み!「Devils House(デビルズハウス)」

中国人男性に未開封のビンテージウイスキーを提供した「Devils House(デビルズハウス)」。

実は、ギネスブックにも掲載されています。

それは、このバーが世界最大のウイスキーコレクションを持っているから。

もともとはホテル「ヴァルトハウス・アム・ゼー」を買収し、オーナーとなった「クラウディオ・ベルナスコーニ」のものでした。

彼はスイスのリゾート地「サンモリッツ」にあるこのホテルを買収した後、ホテルの中にバーを開くことを思いつきます。

そのバーに、自信が長年にわたって集めてきたコレクションを並べたのです。

その後コレクションは2500本にまで増え、世界最大級のウイスキーコレクションとして知られるようになり、ギネスに認定されたというわけです。

現在はクラウディオの息子であるサンドロがホテルとバーの経営に携わっています。



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中国ではウイスキーが大人気!

ウイスキー人気は世界的に高まっていますが、中国でもかなり人気があります。

日本のウイスキーが賞賛され始めたころ、飛びついたのは中国人でした。

富裕層の中国人はお金を使うことに躊躇しません。

ですから、気に入ったウイスキーがあればいくらでもお金を出すのです。

ウイスキーはある種贅沢な飲み物です。

面子がとても重視される中国では、富裕層にとって「富の象徴」のアイテムの一つと考えられました。

富裕層にとって、ウイスキーは「富めるものの嗜み」として認識されているのです。

ウイスキーオークションでは信じられない高値が!

中国ではウイスキーは舌で味わうだけでなく、投資対象としても人気があります。

まず。

香港で行われたウイスキーオークションではサントリーの「山崎50年」。

発売当初の希望小売価格はなんと100万円でした。

しかし、オークションではさらに高値の約340万円で落札されたのです。

オークション側の予想価格は250万だったといいますから、かなり上回っていますね。

また、2008年にサントリーが日本国内限定100本で販売したシングルモルトウイスキー「ザ・マッカラン55年シックスピラーズコレクション」も高値で落札されたウイスキーのひとつ。

発売当時の価格早く115万円でしたが、オークションでの落札価格は約390万円となりました。

他にも、日本の小さな蒸留所が作る「イチローズ・モルト カードシリーズ」。

こちらは159万円の予想落札価格がついていましたが、約210万円で落札されています。

このような買い方をする人は、殆どがウイスキーを投資対象とする人たち。

中国ではウイスキー投資の会社まで存在するそうです。

日本中を買い漁る?ジャパニーズウイスキーを愛する中国人

あまりの人気に品薄となり、入手困難となったジャパニーズウイスキー。

「山崎」「や「響」などのプレミアムなシングルモルトウイスキーは特に人気が高く、すぐに売れてしまいます。

例えば、「山崎25年」はネットですと約13万5千円の価格がついていましたが、すぐに売り切れてしまいました。

中国では人気の高い銘柄は高くてもすぐに売れてしまうのです。

これに目をつけたのが中国の転売屋。

日本まで遠征して、プレミアムウイスキーの在庫を漁っています。

日本を訪れても観光することなく、郊外の酒屋を巡るそうです。

小さな個人経営の酒屋には、バブル時代に仕入れたものの、売れることなくホコリをかぶったウイスキーが相当数あるのだとか。

中国から来た転売屋たちはこれに目をつけているのです。

この「お宝さがし」は首都圏から地方にまで及び、隠れた在庫をさらっているとか。

中国のウイスキーブームは意外なところにまで影響を及ぼしているのです。

中国富裕層も注目!人気のあるビンテージウイスキーとは?

中国富裕層から人気の高いウイスキー。

好みは勿論様々あるのでしょうが、全体的に希少価値の高い、プレミアムなものほど好まれているようです。

特に人気のあるビンテージウイスキーを見てみたいと思います。

サントリーシングルモルトウイスキー山崎50年

サントリーが保有する原酒の中から、酒齢50年を超える超長期熟成原酒のみを厳選したシングルモルトウイスキーです。

150本限定で、価格は1本150万円(税抜)。

酒齢50年を超える原酒は世界的に見ても非常に希少価値の高いもの。

2005年と2007年にも限定50本で発売されましたが、あっという間に完売してしまいました。

パッケージはクリスタル製ボトルにサンドブラストで筆文字の「山崎」が丁寧に彫り込まれており、口部は和紙で包まれています。

黒いオーク材のボックスに入っており、「THE YAMAZAKI」のプレート付き。

ビンテージ感満載のつくりになっています。

カラーはミズナラ樽特有の赤味の強い、濃く深い琥珀色。

香木の「伽羅」を思わせる繊細な香りが楽しめます。

口に含むと甘く、熟した果実のように豊かで円やかな口当たりです。

ごくわずかな燻製香とともに甘く濃厚な余韻が続きます。

アルコール度数は57%です。

ザ・マッカラン 1946 52年

第二次世界大戦直後に蒸留された貴重な「マッカラン」です。

鍵付きの豪華な木箱に納められています。

蒸留された当時は、戦争の影響で世界的な石炭不足でした。

そのため、様々な燃料としてピートが使用されていた時代です。

マッカランの製麦にもピートが使用されました。

また、熟成のためにシェリー樽を使用。

そのため、現在知られている「マッカラン」とは全く異なる風味と味わいを持っています。

お値段税抜1657408円。

税込みですと、1790000円ほどになります。

なんとネットで販売されていますので、余裕のある方におすすめです。

まとめ

ウイスキーのためには100万円も簡単に出してしまう中国富裕。

ウイスキーを投資対象として世界中で買い占めを行っています。

しかし、富裕層はウイスキーの味をわからずに買い占めているわけではないようです。

財力が付き、上質なものに触れる機会に恵まれた人々は本物を見る目が養われています。

富裕層の中には本当にウイスキーを愛し、味わっている人も多い模様。

まだまだ発展の途中と言われる中国。

そのうち自国に素晴らしい蒸留所が現れるかもしれませんね。

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