飲みやすい日本酒をお探しの方におすすめのスパークリング
これから日本酒を飲んでみたいけどどれがイイかわからない方、日本酒を普段飲まない人と一緒に飲みやすいお酒を探している方、いきなり日本酒の味やクセが強いモノは飲みきれないから甘め・さっぱり系でお探しの方などにおすすめのスパークリングをご紹介します。
普通の日本酒に比べると、発泡酒のほうが日本酒独特の香りが柔らかく、飲み口も軽くなるため初心者には受け入れやすくなります。
昨今、コンビニでも数多くのスパークリング清酒が並ぶようになりましたが、コンビニで手に入るものから、専門店やWEBでないと購入できないこだわりのお酒までおすすめの3本をご紹介します。
CMでお馴染みの軽い口当たりでリーゾナブルな「澪」
「すず音」と同じく飲みやすいスパークリング日本酒、松竹梅白壁蔵「澪(みお)」。
CMやスーパーやコンビニでの積極的なポップPRで、今やメジャーなお酒となりました。
大手メーカーで大量生産しているため、価格がリーゾナブルであり大衆受けする飲みやすさと美味しさを追求したお酒のため、初心者には試しやすい日本酒です。
「すず音」に比べるとやや炭酸は強めで、泡も大き目のため、ジュースの炭酸に近い口当たりです。
日本酒としての風味もありますが、カクテルのようなフルーティーな風味もと甘さもあり飲みやすい1本。
「すず音」のようなデリケートな味わいはないため、食前・食後酒というよりは、カクテルや果実酒と同じような感覚で食中に飲むのにぴったりなお酒です。
ジュース感覚で食前・食後にぴったりの軽いお酒「すず音」
一の蔵発泡清酒「すず音」は、300mlという1人でも飲み切りやすい量のお酒です。
日本酒アワード2012~2014年「スパークリングSAKE部門」で金賞受賞の実績のある、飲みやすく評価の高いお酒です。
炭酸は微発砲でやさしく、グラスに注ぐと細かい泡がほのかに立ちます。
しつこくないまろやかな甘さで、女性はもちろん男性にも飲みやすい1本です。
「シャンパン」のような感覚で食前の乾杯に飲むのもいいですし、食後にデザート酒として飲むのもぴったりです。
味が強くなく、カクテルのような強い甘みもないので濃厚な食事と合わせて飲むのもおすすめです。
にごり酒なので、冷蔵庫で良く冷やしてから、飲む前に一度蓋を開けて閉じた後にゆっくりと瓶を逆さにして2、3秒おき、それを2、3回ほど行って中身を混ぜて飲むとより美味しく飲めます。
期間や数量限定で幾つか「すず音」シリーズが展開されていますが、飲みやすいのは緑のスタンダードなボトルになります。
スーパーやデパートなどのお酒コーナーで手に入ります。
日本酒を味わう大人のスパークリング「七賢」
山梨の蔵で南アルプスの水と山梨の契約農家のお米を使用しシャンパンボトルに入れられた、素材もボトルもこだわった一品「七賢」。
アメリカで開催された「World Sake Challenge 2012」で銀賞受賞するなど、世界的にも評価されている日本酒です。
瓶内二次発酵というシャンパンの作り方を採用しているため、注いだとき、としてグラスの中で次々と生まれる細やかな泡が口当たりをまろやかにし、香りでも日本酒を楽しめます。
後味はさっぱりして飲みやすいですが、「澪」や「すず音」より甘さ控えめで度数も11度と約2倍のため、「澪」や「すず音」より日本酒感を楽しみたい場合はおすすめです。
シャンパンと同じく冷蔵庫でしっかり冷やし、さらにグラスも冷やしておくとより美味しく飲めます。
スーパーやコンビニなどでは売っていないので、日本酒をちょっと知っている感じを出しつつ、飲みやすいお酒としておすすめするならぴったりのお酒です。
大量生産ではないため、居酒屋さんやデパートのお酒コーナーなど事前に置いてあるか調べてから行くか、WEBで購入するのがベストです。
まとめ
2、3年前に比べると日本酒の種類は増え、多くの人に飲んでもらうための工夫が様々にされ身近になってきました。
ただビールに比べると通常の日本酒はボトルが大きく、また味の幅が広いため二の足を踏む人も多いと思います。
普段から接することで徐々に日本酒の味になれ、自分好みの蔵やメーカー、ブランドを見つけやすくなります。
まずは飲みやすいスパークリングから始めてみるのはいかがでしょうか。