ウイスキーはどう飲むのが正解?ウイスキーにおすすめの水ってどんなもの?

ウイスキー

FIJI WATER(フィジーウォーター) 500ml×24本

ウイスキーはそのまま飲むのがいい、という方もチェイサーは用意されているのではないでしょうか。

そのチェイサーの水は、どのようなものを使っていますか?

ウイスキーにとって、水は味わいを決める重要な成分の一つ。

ですから、ウイスキーを楽しむ際に頂く水も、ただの水ではなくこだわりをもって選ぶのがおすすめです。

ウイスキーの飲み方と水について見てみたいと思います。



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ウイスキーの飲み方は様々

ウイスキーの種類が豊富なように、ウイスキーの楽しみ方も人それぞれ異なりますよね。

気分や銘柄によって飲み方を変えれば、ウイスキーの様々な表情を引き出すことが出来ます。

代表的な飲み方をいくつか見てみたいと思います。

ストレート

ウイスキーそのものの美味しさをじっくりと味わいたい方におすすめの飲み方がストレートです。

水も氷も足さずに、ウイスキーそのものをグラスに注ぎます。

美味しく飲むためには、チェイサーを用意しておくのがおすすめ。

アルコールで麻痺した舌を休め、内臓を保護してくれます。

チェイサーは水に限らず、牛乳などでもOK.ウイスキーよりアルコール度数が低ければ、ビールなどのアルコールもアリです。

思い思いに楽しんでみて下さい。

トワイスアップ

ウイスキーの香りを存分に楽しみたい方におすすめの飲み方がトワイスアップです。

グラスにウイスキーを注ぎ、同量の水を注ぎます。

水は常温がおすすめです。

香りを楽しむなら、テイスティンググラスやワイングラスなど、足のついたグラスがぴったりです。

オンザロックス

氷を入れて、ダイナミックに楽しむのがオンザロックス。

グラスにまず氷を入れて、ウイスキーを注ぎます。

マドラーなどでよくかき混ぜて、頂きます。

こちらもチェイサーを用意しておきましょう。

グラスに入れる氷は解けにくい、大きなものがおすすめです。

オンザロックスのポイントは「冷たい」こと。

グラスもキンキンに冷やして、冷たさを楽しんでください。

水割り

ウイスキーのアルコール強度を弱めたい時におすすめの飲み方です。

ウイスキーを長く、じっくりと楽しむことが出来ます。

まず、グラスに氷をたくさん入れます。

しっかりグラスをひやしてから、ウイスキーを注ぎ、マドラーでかき混ぜます。

ウイスキーが冷たくなったら氷を足し、水を加えます。

美味しい水割りをつくるのにおすすめの割合はウイスキー1に対して水は2~2.5と言われています。

ウイスキーの強い個性をやわらげてくれるので、食事時にも頂けますよ。

ウイスキーフロート

ウイスキーの変化を楽しみたい時におすすめの飲み方です。

まずグラスに氷を入れ、水を7分目まで注ぎます。

マドラーに合わせてウイスキーを静かに注ぎます。

アルコールは水よりも軽いので、混ぜなければそのまま浮き上がり、綺麗な2層になります。

見た目の美しさもウイスキーフロートのポイント。

水とウイスキーが混じらないように、静かに注ぎましょう。

ウイスキーを口に含むたびに違った味わいが楽しめます。



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一番ウイスキーの味わいを感じる飲み方は…

ウイスキーに決まった飲み方はありません。

水の量も氷の量も、飲む人の好みで自由に追加していけばよいものです。

しかし、このたびスウェーデンの大学の化学者が、水を数滴ウイスキーにプラスするとウイスキーの味わいが増すということを化学的に証明しました。

水を数滴たらすとウイスキーはさらにおいしくなる?

ウイスキーは発酵や熟成などを経てつくられる、化学的にも複雑な過程を経てつくられる飲み物です。

出来上がった原酒はアルコール度数40パーセント程度になるまで加水されます。

この加水がウイスキーの味わいに大きな影響を与えているのです。

研究者によると、ウイスキーの味わいに大きく関連しているのは「グアイコール」という化合物。

水になじみにくい部分と水になじみやすい部分の2つの側面を持っています。

このグアイコールは、ウイスキー製造過程の中でも、ピートを燃やした煙で麦芽を乾燥させる際に発生し、ウイスキーに独特のスモーキーな風味をあたえているのです。

このグアイコールは水を加えることで液面に浮上し、それが味と香りに大きな影響を与えることが分かりました。

ですから、ウイスキーの風味を最大限引き出そうと思ったら、水を数滴加えてやるほうがいいのです。

ただ、どのくらいの水がベストかということになると、これは個人的好みの問題。

自分でベストの配分を見つけるしかありません。

ウイスキーにピッタリの水はどんな水?

ウイスキーは環境や製造工程、原材料などが複雑に絡み合って、独特の味わいを作り上げています。

その中でも水は、ウイスキーの味わいを決める重要な要素の一つ。

原材料の育成から、麦芽つくり、仕込み、発酵、蒸留、アルコール度数の調整まで、水はウイスキー造りの工程の全てに関わっているのです。

そのため、蒸留所の水選びは極めて重要なものだと言えます。

ですから、ウイスキーを味わうために水を加える時は、ウイスキーの産地について考慮してみるのをおすすめします。

ウイスキーの製造が行われた産地に近い水質のものを加えることで、よりウイスキー本来の味わいが楽しめるからです。

バーボンはどんな水?

アメリカンウイスキーの代表、バーボンはほとんどがケンタッキー州で作られています。

ケンタッキー州一帯の地下は石灰層が広がっています。

ですから、ケンタッキー州の水は石灰濾過を経たもので、カルシウムやミネラルが豊富。

ミネラルが豊富な水は発酵の際酵母が活動しやすく、質の良いウイスキーが出来るのです。

そんなバーボンの味わいを楽しむには、石灰濾過された水がおすすめです。

スコッチやジャパニーズはどんな水?

スコットランドのウイスキーに使用されているのはほとんどが軟水です。

スコッチウイスキーといっても、アイラやハイランド、スペイサイドなどで味わいは全く異なります。

これも水の違いが係わっていると考えられます。

ハイランドはほとんど雨水がそのまま湧き出たもの。

アイラは複雑な岩層が入りまじり、場所によってはピート層を通過しているところもあります。

スペイサイドは砂礫を通過した水です。

砂礫は水を良く通すため、最もピュアな水が手に入ると言われています。

また、日本のウイスキーも軟水で作られています。

名ウイスキーと名高い「山崎」は銘水の里として知られる場所で生まれました。

硬度は94ほどあり、軟水としては高めの硬度を持っています。

ウイスキーのおともにおすすめなのはどんな水?おすすめの水を見てみよう

ウイスキーを楽しむために、是非用意しておきたい水。

できればウイスキー原産地の仕込み水と同じものが入手できればいいのですが、ちょっと難しいですよね。

ウイスキーのお供に適しているのは、軟水~中程度の硬水です。

手に入りやすいおすすめの水を見てみたいと思います。

フィジーウォーター

FIJI WATER(フィジーウォーター) 500ml×24本

日本人にも馴染みの深い、軟水の水です。

しかし軟水といっても、硬度が105ほどあるので、硬度高めの軟水です。

フィジーの雨が火山岩によってゆっくりと濾過され、太古の地下帯水層へと流れ落ちました。

外部から完全に遮断された、被圧地下水層から、自然圧力を利用してボトリング。

水は人の手に触れることなく直接ボトルへと運ばれています。

シリカを多く含み、美容にも良いと言われています。

アイランドチル

Island Chill(アイランドチル) 500ml×24本

天然ミネラルが豊富に含まれたミネラルウォーターです。

硬水と軟水の間、「中硬水」に分類されます。

硬度は117。

軟水になれた日本人でもおいしく頂けます。

ウイスキーの仕込み水のように、ミネラル豊富でバランスの良い水です。

まとめ

ウイスキーがお好きな方なら、チェイサーや水割りに使用する水にもこだわってみてはいかがでしょうか。

サントリーの山崎には、蒸留所の仕込み水で作った「オンザロックウイスキー」なるものもラインナップに並んでいます。

自分で水割りを作る手間がないうえに、山崎の上質な水で割ってありますから、一味違った水割りが楽しめるのではないでしょうか。

ウイスキーと水の組み合わせを研究し、さらなる美味しさを発見するのも楽しいかもしれませんね。

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